Mili吉田のブログ

Miliのドラマー吉田翔人です。
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リクエスト便乗企画 《超短期型ドキュメント ~体育大会~ 上》

2009-10-23 15:48:51 | 日記
最近はこのぐらいの時期に体育大会を行う学校が増えましたね。
てかほぼ全部の学校がそうかな。。。
画像は「工場萌え」に賛同してくれる方が意外に多かったので調子にのってもういっちょお気に入り工場。。。

先日、「吉田さんの体育大会の思い出を・・・」ってなリクエストコメントがあったんで、今回はそんなリクエストに便乗してみようかと思います。笑
体育大会と言っても、いつの体育大会とかいろいろあるんですが、僕の人生の中でも一番印象深い中3の時の体育大会の話です。
ちょいと長くなりそうなんで覚悟してください。笑  完全ドキュメント仕立てでお送りします。

確かその頃はまだ真夏に体育大会が開催されていた時代。。。


日々のニュースの気温報告と、しきりに叫ばれるようになった地球温暖化という言葉のせいか、表示温度よりも幾分か暑く感じられた中3の夏。
この猛暑のせいで、地球は平常時よりもひと回りくらい熱膨張で肥大化してるに違いないとめちゃくちゃな仮説を立てていた私こと吉田翔人は、ある一つの懸案事項を抱えておりました。

どの年代になっても人は面倒な事を回避するように創造主からプログラムされているのか、年度始めに決める学級委員や、イベント事にはつきものの実行委員、果てはそれらの委員長なんかは、ほどよく一般的に精神堕落時期を迎えていたしていた僕のような普遍生徒群からは、敬遠の対象以外の何ものでもないわけで。
そのような大役を自分がやり遂げれるはずがないと、自分に言い聞かせて我を正当化して、優等生君(ちゃん)が引き受けてくれるのをただただじっと待つのみ。。。。

体育大会の時も例外ではありません。僕の中学校は縦割りというシステムで仕切られていました。これはA組ならA組の1年、2年、3年が「Aグループ」という枠組みの中で大会を戦い抜くといった具合のシステムです。(こーゆー学校あるかな??)因みに僕はA組。
そして3年生になると、それぞれグループの全体を仕切る「グループ長」「競技長」「応援団長」「書記・会計長」なる役職にそれぞれ1人ずつ就かなければならなく、まさにその人事を教室で決めていたある日の午後。

他の「長」はおおかた決まっていたんですが、競技長だけは誰もやりたがらなくて・・・。それもそのはず。基本的に体育大会なんだから、競技で結果を出さなければ立場が無いポストなんですね。
そんな責任感満載御礼な役職の人事が滞り、1時間ほど経過した頃。このエンドレスな場の空気を早く終わらせて部活に行きたかった僕は、「んじゃ僕やりまーす」と言ってしまったんです。。。
愚か者ですねぇ当時の僕・・・。 そんなこんなでめでたく競技長に就任した僕は、体育大会本番までにA組の1年、2年、3年合わせて約120人の競技人事に追われるはめになりました。

最初はめんどくさがっていましたが、やるとなったら一転。絶対に、絶っっっっっっっ対に負けたくないという持ち前の負けず嫌い根性で、なんとしても優勝してやると意気込んでました。

競技の種類は沢山ありましたが、優勝の為にはやっぱり終盤の選抜リレーとか、全体競技の綱引きとかの得点の高いものをしっかりおさえないといけないわけで。
とにかくそこに「勝てる人材」を、亜熱帯集中豪雨のようにまとめて注ぎ込んでやろうではないかと。その為にはまず自軍の戦力の把握が先決。
競技長にだけ配布されるAグループ約120人分の体力測定の結果用紙を抱えて図書室に一人篭る日々。。。
しかしそこで僕は、パンドラの箱でも開けてしまったような気分を味わうことになります。

体力測定は「Aランク」とか「Cランク」とかでその人の総合体力評価が決まっていくのですが、開けてビックリ!! まさかの「Eランク」の嵐!! 3度見ぐらいしました。
先生の話では平均で1クラス4人くらいはAランクがいるという事だったので、3学年分で12人くらいいるはずなんですが、何度見直しても合わせて6人しかいないではあーりませんか!
この時、人生で初めて自分の中の何かが音をたてて崩れていくのを感じました。

いやしかし! パンドラが急いで蓋を閉めて希望だけが残ったように、まだ考えようによってはどうにでもなると気を取り直しつつ人事を練ること一ヶ月余り・・・。
何度も頭の中でシュミレーションしてみて、「これしかない!」という人事をついに見つけた私こと吉田翔人は、波乱の体育大会本番を迎えました。

因みに僕は自らの競技を「走り幅跳び」と「選抜リレー」にしました。
走り幅跳びは小学校から数えても先輩にすら負けた事の無い大得意な競技で、走るのも短距離専門でしたが、学年でも1、2を争うぐらい自信アリな競技でした。(てか長距離だとゴールにたどり着けない可能性があるほどのノミの持久力・・・)

正直いって勝てるかはホントに五分。予想外な黒星が続けばビリグループ大本命な我らAグループ。
しかし晴天の霹靂といいますか、神の御加護というか。 なんと前半戦を終えた時点で我らAグループがトップにいるではありませんか!
自分でもこんなにシュミレーション通りに事を運べるとは思いもよらず、サンサンと降り注ぐ灼熱太陽地獄の中、上機嫌でお弁当を食べていました。

午後の部の開始を告げる放送を聴きつつ、午後一発目の目玉競技、「男子100M走」の応援の為トラック近くに陣取ったり陣取られたり。。。
どうでもいいけど 「男子100M」って、単語の最後に 「走」 をつけないと超デカイ男子のことみたいですね。
そんなこんなで男子100M。笑
・・・しかしここで予想外の事態が!!

この競技には十分勝てるだけの生徒を配置したはずなのに、「他のグループのパソコン部のヤツがやたら速い!」 という完全に学校単位で予想外な展開により、我らAグループは1位から陥落。
さらに大会後半なだけにグループ全体の士気も削がれるといった大惨事に・・・。一気に窮地に追い込まれた我らA組。。。
常識的に考えてパソコン部が速いってそんな・・・。

どーなるA組!! 負けるなA組!!



・・・・・・長いっすね(^^;)  初の試みですが次回に続くー。笑
次回はこの話の「下」と・・・あと何にしようかな?? 考え中です。
質問くれた方。ある程度溜まったら放出するんで少々お持ちを・・・。
もちろん答えられる質問だけね!笑  家教えてくださいとか言われてもダメだかんね!笑  ピンポンダッシュ困るから!笑