Mili吉田のブログ

Miliのドラマー吉田翔人です。
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Twitter:@shoto_0y

千年女優

2009-10-02 04:21:18 | 日記
先に言っておきます。今回少し長いです!笑

最近のノベルズのライブスケジュールの都合上、通常のバンドでの練習よりインストアの練習にどうしても時間を使ってしまって。
故にいつもよりドラムを叩く機会が減っていて少々欲求不満気味であります。。。
カホン(インストアの時に僕が座りながら叩いてる小学校の図工室のイスみたいなやつ)もいいんだけどね(^^;)
あれは…ドラムと違って基本素手で叩くから手痛いんですよ。多分痛くない程度に力抜いて叩けばいいと思うんだけど。
そこは妙なロック魂なのか何なのか、盛り上がったりテンション上がったりすると力入っちゃうんだよね。笑

実は以前にインストア後のサイン会で握手した方から「手ぇ暖かいですね」とか、このブログのコメントでも「翔人さんの手、暖かかったです」的なお言葉を頂戴しておりまして(^^;)

……それおそらくこれのせいです!上記の理由による症状です!
もともと体温は人より若干高いんだけど、それに上記の内容が加わってさらに加速したものと推測されます。イタシカタナシ。。。イタシカタナシ。。。


そんでもって今日は久しぶりにいつもどーりのバンドでのスタジオでした!
ドラムっていいですね…。
前に真央君がブログで言ってたかもしれないけど、2ndアルバムのレコーディングももう終盤でして。
てかもう90%ぐらい終わってるんだけど、かなりいい感じになりそうなんですよこれが!
詳しいことはどこまで言っていいのかわからないからあんまり言えないけど、とにかく発売が今から楽しみです!
てか完成版を自分達が早く聴きたいのかも。笑
何かを作っていく作業は大好きなんでレコーディング大好きです!


いきなり話は変わりますが、皆さんは何か体にいいことしてますか?
別に歳を感じる年齢ってわけじゃないんだけど、今年は全国ツアーやら局地的過密スケジュールやらで体力づくりをしたり体のケアをしたりが自分の中で重要になった年なんです。
いろいろ始めました。筋トレ、ランニング、柔軟体操、骨盤開かなくする体操、野菜沢山食べるとか。
体に何かあってからでは遅いですからね(^^;)

特に筋トレ!これが昔から大嫌いで。。。てか今までも続けたりしたし、小・中と部活やら何やらで相当スポーツしてたはずなのに、筋肉的なものにあまり縁が無いというかなんというか。
つかないわけじゃないんだけど、つきにくい?みたいで、ドラムなのにメンバー4‌人中ダントツで腕相撲弱いです。特に山ちゃんとやると、文字通り赤子の手を捻るが如くな敗北を喫します。
多分ドラムを叩くときに僕が使っている筋肉と腕相撲の筋肉の種類が違うせいだと信じたいのですが、腕マッチョに憧れアリです。
1.5キロのダンベルを持って筋トレすることおよそ1ヶ月。二の腕の太さが1ミクロンたりとも増してなかった過去の実績は、成人男性の平均を大きく下回り更新されないことでしょう…。
あるとこはそこそこあるのになぁ。。。

まぁ筋肉はいったん置いといて、これからも音楽を続けていくわけだから少しでも元気に長くやりたいなぁとか思ったり。
特にドラマーはアスリートみたいなもんで、故障に悩まされて引退せざるをえなくなった人も多いですし。
肉体的なこと以外でもツアー中にいきなり倒れるとかシャレんならん。。。
ということで。。。

何か健康または体によさそうな事、物、その他知識なんか知ってたら教えてくださーい。とりあえず何でもやってみる派なもんで(^^;)

健康ドラマー目指そうかな?笑

画像はツアーには必ず持っていく「ふくらはぎゴロゴロマシン」
マシンというほど機械的ではなく、ふくらはぎを挟んでゴロゴロします。原始的です。
尚これは正式な商品名ではありません。商品名知りません。安かったです。



今回のタイトル
「千年女優」
監督:今敏
今回は曲ではなく映画です。
2002年公開の日本のアニメ映画。今敏という監督さんは結構メジャーだと思うんだけど知らないかなぁ。僕の好きな監督さんの一人です。
この作品は海外の映画祭でも数々の賞を獲得していて、日本でも第5回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞という受賞歴があります。
因みに、この時に同時受賞となったのが皆さんご存知、宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」です。なのにこれ意外とみんな知らないんだよなぁ。。。

内容は(一応ネタバレしない程度に)元・伝説の大女優、現・おばぁちゃんの主人公が30年ぶりのインタビューを受けながら、生涯をかけて「初恋の人」を追った人生を、出演した映画の数々と絡ませながら振り返るストーリー。
初恋の人は絵描きだった。戦前、官憲に追われて怪我をしていたところを主人公が家の蔵にかくまったのがすべての始まり。
しだいに彼に恋心をいだく主人公だが、当時の軍国主義が二人の間を引き裂き、再会の約束と残された「一番大切なものを開ける鍵」を携えて、主人公は時代に翻弄されながらも初恋の人を生涯をかけて追ってゆく。

この映画のポイントは、ストーリー演出が現在・過去・未来、3つの時空を越えた入れ子構造になってるとこ!ファンタジックです。
主人公の実際の記憶と映画の世界が混じりあって連なる独特の世界観。アニメだから逆にリアルに出来たって感じの輪廻感。
キャッチコピーは『千年かけても 逢いたい人がいます』

実際見てみないとこれだけじゃ良さがわかりにくいよね(^^:)この古風な恋愛観が好きです。
僕はこの映画を見ると毎回涙ぐんでしまいます。アニメ映画・実写映画、両方合わせても僕の中のベスト5に"常に"入ります。
今年だったか去年の終わりだったかに舞台化もされたようで。
あぁー見にいきたかったぁぁああぁあぁぁああぁ!!!