徒然なるままに旅

きままな旅と時々グルメ

イスタンブール 買い物編

2019年01月05日 | トルコ
今日は朝から雨です。
イスタンブールは3日目ですが、毎日雨です。


とりあえず、新市街方面に行ってガラタ塔に上り天候の回復を待ちます。

ガラタ塔は、スルタンアフメット地区からはトラムで4つ目の駅で降りれば塔を見上げながら近づけば到着します。



ガラタ塔



頂上はレストランになっていて、レストランの周りが展望スペースです。
高台にあるので眺めはなかなかです。



ガラタ塔からのアヤソフィア方面の眺望


でも高いだけに風が強く、みぞれ混じりの雨は厳しいです。

レストランに退散してトルココーヒーをいただきます。




フィルターを使わずに豆を直接煮出してカップにぶち込むのですが、しっかり豆が沈殿しているので邪魔になりません。

豆の炒り方の違いもありますが、エスプレッソ程濃くはないですが、ストロングです。
お茶請けの甘いお菓子があいます。



雨がやみそうにないので地下鉄でショッピングモールに買い物に行きました。
さすがに、この時代ですからトルコにもバザールだけでなく近代的なショッピングモールがあり、日本と同じように家電からホームセンターまでなんでも買えます。

ショッピングといってもキョフテのスパイスとか調味料くらいでしたけどね。

まだ、雨がやまないですが、新市街のメインストリートでお買い物をします。

雨宿りがでらノスタルジートラムに乗ります。





う〜ん。ノスタルジー。
世田谷線よりノスタルジー。
ケーブルカーみたいですが、距離も短く、しかもこれ1台のみの往復運行です。
スピードは出ません。早歩きくらいです。
一応、電車なので線路もあれば架線もありますが、新市街のメインストリートを走るため人混みをかきわけながら(実際は線路を走るので線路上の人が避けるのを待ちながら)、ゆっくりと進みます。




う〜む。観光用ですな。



さて、雨なので観光は諦めて魚屋とシーフードをメインにしたレストランがある一帯でランチにします。


魚市場の魚屋


イスタンブールはアルマラ海に面しているので魚は新鮮でした。

ショッピングモールでも新鮮な魚が売られてます。





今日は、舌平目が美味そうでした。





市場のよさげなレストランで酒盛りです。

前菜はアンチョビ。





新鮮でぷりぷりです。



メインはフライソール(舌平目の唐揚げ)



舌平目は、靴底に似てるからソールと呼ばれます。

これも新鮮でぷりっとした白身がワインにあいます。

もう一品は、白身のアヒージョのようなものでしたが、魚がよいので美味しくいただきました。



さて、イスタンブールでやり残したもの。

一つは、ハマム。

もう一つは、水タバコ。


ハマムは予約しないとダメでしたので明日にまわします。

もう一つの水タバコ。





中近東は3度目なので今までも機会はありましたが、タバコだけに遠慮してましたが、しばらく中東に来ないと思うのでトライしてみました。

仕組みはわかりませんが、頂上で炭を焚き様々なフレーバーの付いたタバコを燻し、それを水のフィルターを通して吸います。




タバコ程のタバコ感はなく、ニコチン入りの果物風味の煙を吸っている感じです。

今日のフレーバーは、メロンです。

そこまでしてタバコ吸わいでもと思いますが、中東でのコミュニケーションツールですが、ちょっとでよかったのに、この水タバコ、1時間以上も出続けるんです…。


イスタンブール スルタンアフメット周辺

2019年01月04日 | トルコ
今日は、イスタンブールのスルタンアフメット地区を中心に観光します。


まずは、アヤソフィア(博物館)
現存する聖堂は西暦537年にユスティニアヌス帝が建造した大聖堂らしいですが、その後にイスラム教寺院に変えられたとのことです。



アヤソフィア 外観




アヤソフィア 内観




アヤソフィア 二階から撮影




まあ、とにかく大きな聖堂です。
宗教は違えど古くから民が祈りを捧げる場所でした。




お次は、アヤソフィアの目の前にある地下宮殿です。
ここは、昔、このスルタンアフメット地区の生活用水をためる場所として造られたもので地下の大空間に水が貯められるようにされています。






ただの水瓶のはずですが、王様が派手にこしらえたので現代では、宮殿扱いに昇級しました。



地下宮殿内のメデューサ



次はトプカプ宮殿です。
3つは近いので徒歩でまわれます。



ハレムの王室



それにしても、トルコはメジャーな施設の入場料がバカ高いです。

アヤソフィア 60リラ
地下宮殿 20リラ
トプカプ宮殿 95リラ(ハレム含む)
(当時 1リラ20円)

トルコの物価は観光客実感で日本の半分くらいですから、日本でいえば清水寺、銀閣寺、二条城で1万円とられる感じです。
他国であるような外国人価格はありませんのでトルコ人は大変です。



お寺にも飽きたので、エミノニュで有名な鯖サンドでランチです。



サバ船


何故か、船の上でサバを焼いてます。






しかも、同じようなサバ船が3艘あります。
誰かがやり始めて当たったので真似したんですかね。
どの店もひっきりなしにお客さんが来てます。





サバ船の周りにはピクルス屋があり、ジュース販売の人、ティッシュ販売の人が売りにきます。

新しい客が来るとすぐに売りつけに来るので一瞬でランチセットが出来あがりです。






サバサンドの鯖は、小さい鯖の割に脂がのっていますが、臭みはなくレモン汁をかければパンとの相性も悪くはありません。
結構脂があるのでピクルスの酸味が欠かせません。

サバサンド 12リラ
コーラ 4リラ
ピクルス 3リラ

う〜む。ランチが20リラですから、やはりメジャー施設はボッタクリ感が満載です。

たなみに、ぼったくりナンバーワンのトプカプ宮殿ですが、入場券販売窓口前では、ダフ屋が5リラ増しの100リラで堂々と営業されてます(笑)
2〜3分並ばなくて済むというのですが、意外に売れてました。



ダフ屋


サバ船は、ガラタ橋のたもとにありますが、この辺りからは多くの渡し船が出ています。

とりあえず、渡し船ならすぐに帰ってこれるはずと行き先もよく調べずカドキョイ行きという船に乗ってみました。



イエニ・ジャーミ




ガラタ橋とガラタ塔




スルタンアフメットジャーミとアヤソフィア


ただ海から写真を撮りたかっただけですが、やはり船は着岸後すぐに折り返したので、なんと船から降りずに片道料金で戻ってきました(笑)
ボスホラス海峡からアルマラ海の往復40分ほどのクルーズでした。


さて、夕方以降は観光施設が閉まりますのでグランバザールでお買い物です。
スルタンアフメット地区は、路面電車のトラムバイが大変便利で、1〜2分で次々と来るので移動が楽です。



トラムバイ




グランドバザール



グランドバザール内


今日は雨でしたがアーケード商店街なので雨に濡れることなく暖房もきいてますので大きなショッピングモールのようです。





宝石店やスパイス屋が多いです。
トルコの人はフレンドリーで商売上手。アラビア式で値札のない店が多く、お店の人と交渉ですが気づいたらどんどん買わされてます(笑)

両替屋もたくさんありますが、やはりバザール奥の方がレートがいいです。
スルタンアフメット地区の路面店からするとグランドバザール入り口で1万円で4〜500円、
グランドバザール奥の店で800円くらい違いました。
もちろん店によりますが日本円もかなりの高レートで両替できます。


お買い物後は、セマー(トルコ伝統舞踊)が観れるというスルタンアフメットジャーミ裏のメシャーレという店に行きました。
お酒がないのが寂しいですが地元の酒場のような屋台風な造りのお店です。


料理も種類は多くはなくケバブ中心ですので生演奏とセマーが売りの店のようです。



ケバブの盛り合わせ


店内ではバンドの生演奏があり、いよいよセマーの登場です。









セマー…。
なんてことはない、ただ音楽に合わせて反時計回りに長めのスカートをなびかせながら爺いがぐるぐる回るだけ…。

でも、このじい様、ぐるぐる回り続けます。ずっと同じスピードで音楽に合わせ5分以上回り続けるのです。
普通ならバット持って10周回ればくらくらになるはずですが、100周くらい回ります。
そのまま借り物競争に行けます(笑)
ある意味すごい…。
5分回って、5分程そのまま立って、また5分くらい回りました。大きな見せ場はありませんが、ぐるぐるバット200周してまっすぐ立っているのはさすがです。


メシャーレの帰りは、スルタンアフメットジャーミがお出迎えしてくれます。





やはり、モスクは遠くから眺めるものだと思います。

イズミルでシーフード

2019年01月03日 | トルコ
エーゲ海に面したイズミル。
やはり、海といえば魚です。
イズミルのメインストリート、ガーズィ大通りから北のフェリー埠頭辺りにはシーフード料理を提供するレストランが多くあります。
どの店も少し高級そうですが、せっかくですからガイドブックに載っているデニズという店に行きました。

ここは、通常メニューもありますがショーケースに本日の肴たち、いえ、魚がまるで魚屋の如く整列し、お客が選ぶことができます。
しかも、量り売りでウェイターが重さと料金を確認して、調理方法を決めます。





僕は、中央に一匹だけいる赤いハタのような魚と右上の大海老をチョイスしました。

赤いハタのような魚はスティームと注文したのですが、何故かスープになって出てきました(涙)
海老はウェイターおススメのグリルにしました。





海老は、まあ海老ねという程で、赤いハタのような魚は皮が剥がれ白身になっていましたが、クセがなく、固からず、旨からずでした。

ショーケースを開けたときに少し魚臭かったので、日本ほど丁寧な魚の扱いがされてないと思いますが、悪くはないですが、魚はやはり日本近海の魚が一番だと再認識しました。

このお店は前菜類が豊富ですので呑兵衛にはご機嫌なお店です。





食後の酔い覚ましは、埠頭でエーゲ海の風に癒されます。







エフェソス

2019年01月02日 | トルコ
今日は、エフェソス遺跡に行きます。
エフェソス遺跡には、近くのセルチュクという街まで行き、そこからミニバスか徒歩になります。

セルチュクまではオトガルからバスか、バスマネ駅から列車で行く方法があります。

まだトルコに来てから列車に乗ってないので一度は列車でと思い列車にしました。
でも列車の出発時刻などは全く分からないので、 早くでればなんとかなると思い、朝8時にホテルを出発しました。

バスマネ駅は、イズミルの中央駅ですが小さな駅で、なんと改札もありません。さすがに切符は窓口で販売してますが、買わなくても列車の中で車掌から買えます。



切符販売所


列車は、朝夕の時間帯は少し多めですが、1時間に1本くらいしかないので乗り間違える心配はなさそうです。




セルチュクまでは7.5リラでした。
トルコの列車は遅れることが多いとのことですが、列車は時刻表どおりに入線し、出発しました。




車内もきれいです。





セルチュクには定刻に到着しました。
セルチュクのオトガルからエフェソスまでは30分に1本くらいミニバスが出ています。料金は3.5リラです。







エフェソスの入場料は60リラでした。
4つくらいの博物館などに入れる共通チケットは110リラでした。


エフェソスは、かなり当時の姿が残されているといわれますが、劇場と図書館くらいで後は廃墟です。
そこから当時の姿を垣間見るのは難しいです。




劇場



図書館






ちなみに、セルチュクはイズバンの工事が終了していますが、まだ運行していないようです。





プラットホームも完成し、時刻表までありますが、列車がきませんでした(涙)






イズミルまではバスも少ないようで帰りの列車を待つ間、駅前の軽食屋でココレッチ(もつ焼きのサンドイッチ、モツを細かく刻んでバケットでサンド)、モツのクセが癖になります。

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イズミル駅 時刻表

2019年01月02日 | トルコ
今日はイズミルからセルチュクに向かいます。

トルコ国鉄の時刻表がなかなかないので掲載しておきます。


イズミルからデニズリ行き、ソケ行きなどでセルチュクに行けます。
1日8本ですが、朝夕に偏るので昼間はあまりありません。


イズミル空港までは、時刻表によるとどの列車も停まるようです。












料金は7.5リラでした。


料金表