徒然なるままに旅

きままな旅と時々グルメ

パムッカレ → イズミル

2019年01月02日 | トルコ
今日は早朝にパムッカレを見学してイズミルに向かいます。

パムッカレ村は小さく、どのホテルからもパムッカレはすぐです。

さて、パムッカレに行くには、パムッカレ村の近くにある入り口とパムッカレ南入口がありますが、冬はどちらを選ぶかで大違いです。

もちろん、夏にはパムッカレ村からすぐの入口がオススメであるのは間違いありませんが、冬は
修行になります。

なんたって、村からすぐの入口は石灰岩を上るので裸足になる必要があります。
石灰岩をつたってくる水は冷たいのであります。
上るにつれ水は暖かくなるのですが、途中で足の感覚がなくなるほどでありました。






足の冷たさのため、こんな絶景も気にすることなく上るのであります。


さらに上れば






お湯になります。


そして、耐えること10分、頂上では温泉になるのです。







ちなみに、南入口から入れば、いきなり上の温泉場に入ることができますが、個人的には冬でも村の入口から入った方がパムッカレ感があるのでおススメします。



パムッカレ温泉もありますが、さすがに冬は誰も入ってません。






入りたかったのですが、ホテルを11時にチェックアウトしなければいけないので、泣く泣く諦めました。

コインロッカーもあるので冬でも頑張れば入れます。






パムッカレは、石灰岩と温泉が有名ですが、おススメはヒエラポリスの劇場です。

劇場は、小高い丘の上にありますが、入口を入った瞬間、保存のよさ、造りの素晴らしさに思わず、ウォッ!と驚きの声をあげてしまいました。

ちなみに、後から来た小さな女の子も僕と同じように劇場に入った瞬間、ワォッ!と感嘆の声を上げていました。

















素晴らしい程の保存状態と石のみによって2000年以上前に造られたことに感動します。

しかも、2000年以上前に演劇があったことに驚きです。









さて、今日はパムッカレからイズミルに移動です。

パムッカレからは、デニズリのバスターミナルに移動し、イズミル行きのバスに乗り換えます。


パムッカレの中心にはカラユハットからデニズリに行くミニバスに乗れますがパムッカレ村内であればどこでも手を上げれば乗せてもらえるようです。

パムッカレ村からデニズリまで4リラ、20分程でした。


デニズリのバスターミナルは、結構な大きさで、銀行のATMや食事ができる場所もあります。






バス会社もいくつもあり、どれに乗るか迷うほどです。





僕は、一番手前のキャミルコチに呼びかけられ1分後に発車するというバスに乗せてもらいました。

イズミルまで32リラ、三列シートのバスでした。

イズミルまでは、途中の町のバスターミナルに停車して乗降するのでトイレに行く時間くらいはあります。

イズミルのバスターミナルでは、バス会社ごとに近郊までの無料送迎のセルビスがあります。

地球の歩き方では共同運行とされてますが、バス会社ごとにセルビスが運行されており、他社のセルビスは使えません。




キャミルコチ社のセルビス



イズミルのバスマネ駅までは20分程で到着しました。
セルビスは、バスマネ駅の北西のラウンド交差点に到着しました。





バスマネ駅




イズミルの時計台



イズミルに到着して、ようやくシムカードを買えました。通話込みのセットしかなく125リラなので少し高いです。


バスマネ駅周辺はビジネスホテルや食堂が多く、フェウズ・バシャ通りの南側は下町といった様子でロカンタやケバブ屋も多く食事には困りません。




















今日は、ホテル近くのロカンタで牛スジ煮込みとキョフテを食べました。

食堂の激戦区だけあって美味しかったです。












カッパドキア → パムッカレ

2018年12月31日 | トルコ
今日はカッパドキアからパムッカレに移動します。

バスか飛行機で悩みましたが、夜行バスで10時間移動は辛いので飛行機にしました。

イスタンブールのアタチュルク空港が新空港に移転するからなのか、昼の予約便が欠航になり、10時10分の便に振り替えされました。

結局、10時10分にカイセリ発、イスタンブール、4時間の乗り継ぎの後、16時20分発のデニズリ行きですので、あまり変わりませんが(笑)


アタチュルク空港は、12月31日から新空港移行とのことでしたが、延期されたようでイスタンブール行きはアタチュルク空港に着陸、デニズリ行きもアタチュルク空港から出発です。


いや〜、便数の割に何もない空港ですね。
国内線乗り継ぎ4時間は、地獄です。
プライオリティパスは持ってますが何しろ国内線乗り継ぎです。

お店も少ないので飲むしかありません。






乗り継ぎ4時間なので追加







パムッカレ到着時は、多分、地球が、周ってると思います。


ところで、イスタンブールのアタチュルク空港の移転は、いつになるのでしょうか。
情報がなく、ネット情報もあまりないので帰国が不安です。
ちなみに、空港内に案内もありません…。



イスタンブール空港からの便は、搭乗後、機材故障により飛行機を変更、1時間遅れで出発しました。
新空港のこともあり、トルコ航空もバタバタしてるのでしょうか。








デニズリ空港も小さな空港ですが、国際線から乗り継ぎだと国際線到着口に行かないといけないようです。


デニズリ空港からパムッカレに向かうには空港出口で待機してるデニズリ行きの大型バスに乗ります。

他にもセルビスが停まってますが、一番大きいパスに乗れば間違いありますん。
パムッカレには途中で乗り換える必要がありますが、車掌さんがいますので乗車時にパムッカレと言って荷物を預けると降りる場所で荷物も下ろしてもらえます。

パムッカレの分岐までは25リラ、1時間程です。分岐に着くと車掌さんが降りるよう教えてくれました。

パムッカレに行くのは僕一人だけのようで、降車地点では、パムッカレ行きのセルビスではなく、普通のセダンのお兄さんが既に待機してくれていました。

料金は10リラでした。
一人だけだったからか、ホテルまで直接送ってもらえました。

パムッカレ到着は夜の8時となりました。

カッパドキア グルメ

2018年12月31日 | トルコ
カッパドキアで何度か食事をして気付いたこと

1 地元の方も行くレストランでは酒がない。

2 前菜を除いて必ずご飯がセット


これ、結構へこみます。

ギョレメは全く観光地ですが庶民的なレストランに酒がありません。
ギョレメの丘の上の明らかに外国人向けのレストランにはありますが、丘の下にある庶民的なレストランには地元で造られたワインすらありません。

まあ、街中をコーランが流れてますから仕方ありません。


トルコでは、こんな風に釜やグリルで肉や魚を焼くのが定番です。



レストランの調理場



さぞ酒に合うはずなのですが、呑兵衛に悲しいお知らせです。なんと、トルコには単品での注文という概念がないらしく、前菜とサラダ以外にはご飯がセットになります。
しかも、座ればパンがサービスされますから、一品頼むだけでラーメンライス状態です。

トルコ3日目にしてようやくビールにありつけましたが、ビールのあてにナスの焼いたもの(カルヌヤルク)とラムのカバブを注文したところ、
こんなことに…。



カルヌヤルク



ラムカバブ


店員さんも苦笑い。
メニューにはライスセットと記載はありませんよ、もちろん。

これ、まずパンが出ます。
ほんで、ライス with イモ

ライスにはコーンも入っており、知ってる限りの炭水化物が満載(笑)
形は違うが、ご丁寧に米にフライドポテトとマッシュポテトって、どんだけ〜!


あの、レタスはともかくビールのつまみにしたいんですけど…。
しかも一人なんだからライス2個もいらんでしょ!


ちなみに、今日の昼も同じように…。




カルヌヤルク with ライス





牛肉のチーズ焼き with ライス

左上に少し見えるのが牛肉のチーズ焼きのライス。


パンも出るんですよ。

ねぇ、牛肉のチーズ焼きだけで野菜食わないのトルコの方!肉を注文すれば野菜頼むでしょ普通。
しかもお一人様にライス2個って!
パンの気持ち考えたことある?


カッパドキア ギョレメ

2018年12月31日 | トルコ
少し天気も回復したので、午後はギョレメ市内を散歩しました。

ギョレメからウチヒサル方向に少し坂を上るとギョレメパノラマというビューポイントがあります。

ここも何度か通って気になっていたのですが、とんがりコーンのような三角錐の奇岩が並んでいます。

なんとなくムーミン谷ってこんな感じかなと思ってしまいました(たぶん、スナフキンの家に引っ張られてるだけですけど…)。







う〜ん。お伽の世界。






ギョレメの中心街は、小高い丘に奇岩を利用したホテルやレストランが建ち並んでおり、丘側が人気です。

丘の頂上までは、急な坂道を上らなければなりませんが、絶景が待っています。











丘の裏側には奇岩群があります。











カッパドキアでは、ギョレメ、しかも丘の上に泊まることをオススメします。

冬もいいですが、やはり緑と奇岩のコントラストのある夏がベストシーズンだと思います。

カッパドキア ウチヒサル城

2018年12月30日 | トルコ
カッパドキアにきた初日からあれはバビルの塔かと見まごうたウチヒサル城。

ツアーで何度かウチヒサルを通り、そしてビューポイントから眺めましたが、やはり異様な存在なので行ってみました。

今日は気球のおかわりをしたのですが、生憎の雪によりキャンセルとなりましたので、早出です。

滞在先のギョレメにはバス停(オトガル)から、ネブシェヒル行きのバスが30分に一本の間隔て出ており、ウチヒサルは途中下車します。




小型や中型のバスですが、車掌も乗車しており料金の回収にきます。


料金はウチヒサルまで3リラ、ネブシェヒルまで3.5リラです。




3リラ(63円位)なので、儲ける気はないと思います。

地元の方の利用も多いようです。


バスは、ウチヒサル市内には入りませんので幹線道路から10分程坂を上ります。

目標がでかいので道を間違えることはないと思います。



ウチヒサル城


お馴染みの岩盤をくりぬいただけのものですが、丘の上にあってとにかくでかいです。

丘の上にありますから城下が見渡せます。







ウチヒサル城は、城を囲むように階段が取り付けられており、頂上まで上れます(8.5リラ)。
今日は、生憎の天気ですが、ウチヒサル城の頂上からの眺めは最高です。







今日は、小雪と霧が出てますがやはり高い所に上ると偉くなった気がします(笑)

さて、せっかくですからウチヒサルにあるワイナリーを訪ねました。地球の歩き方の地図では全く分かりませんが、グーグルマップってフライトモードでも何故か自分の位置が分かるようなのでグーグルマップを使用してコジャパーに行きました。
ウチヒサル城から1kmほどの渓谷沿いにありました。







店内では、いくつものワインを試飲させてもらえました。

価格は40リラの飲み口の軽いもの、50リラで少し飲みご対応のあるものなど、赤、白、ロゼと全部で10種類程ありました。


2015年にドイツのコンクールで受賞したワインはフルボディのしっかりとした飲み口でお値段は100リラでした(最初は3,000円、当時のレートで150リラ相当と言われました)。


隣はブドウ畑です。








陽気なおじさん二人があたたかく迎えてくれました。