位置@ファンタジー馬鹿 @ichitawakeさて、大分遅くなったけれどようやくグレンダイザーの話をしようと言う気になって来た。第25話「大空に輝く愛の花」は「グレンダイザー３大悲劇」と称される大悲劇のうちのひとつ。３大悲劇は脚本：馬嶋満、作画監督：荒木信吾、演出：勝間田具治という共通項を持つ作品群でもある。
おおまかなあらすじはこんな感じ→
twitter.com/ichitawake/sta…
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この２５話は原作があり、冒険王で連載された桜多吾作版グレンダイザー「かなしみのデューク・フリード」がそれ。これを演出の勝間田が高く評価し、アニメ化が決まったという。原作の重要な部分をそぎ落とすことなく見事に脚本化を果たした馬嶋の筆力もこの作品を語る上では欠かせない。
もう数回放送されているのでネタバレを書くと、実は第一話でデュークが倒した円盤獣ギルギルには理性を消されたナイーダの弟でデュークの幼馴染・シリウスの脳が使われていたのだ。愛する者を守るために手に取った武器が、愛する者を傷つけていた、という内容は、戦争とは何か？を強く考えさせる。
そしてその事実と「フリード星を捨てた裏切り者」とナイーダから罵られたデュークは精神錯乱の状態に陥ってしまう。これは恐らくだけれど、日本のロボットアニメで最初に描かれた「PTSD」の話ではないだろうか？グレンダイザーの頃でここまで踏み込んだモノは無かったと思う。
ガンダムでも、アムロがランバ・ラルとの初対決前にこれを発症したような描写があるけれど（それより４年早かった）、桜多を始め、それらに携わった関係者達の残した「戦争への懐疑」は今も胸に刺さるし、むしろ今だからこそ胸に迫る。
マジンガーZやグレートが戦争の「爽快感」というか、戦争が持たされる「正しさ」を強調したのに対し、グレンダイザーは「圧迫感」というか、本当に持っている「過ち」を描写している作品と言えると思う。そしてその渦中に、先の２作品に関わった兜甲児がいるという構図もなかなか興味深い。
ちなみに、この２２話のデュークのセリフは、２５話で自分に振りかかっているわけだが、これは脚本の馬嶋の仕込だろうな→twitter.com/Dukefreedbot/s…
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@gaitifujiyama2 世の中広いから俺より詳しいの幾らでもいるしねえ。まあ個人が呟く分にはアレだからｗ
kazukazu88 @kazukazu881
ふわうさ一銭五厘 @mannin