今回の旅行は①江差線乗車②青函トンネル見学③函館本線乗りつぶしがあり、ついでに函館観光なんぞをするという流れ。今回は行き帰りともども飛行機にしました。時期的に安いから・・・
朝4時30分所沢駅発のリムジンバスで羽田へ。これが高速走行中も60km程度で走っており、予定より15分遅れで第2ターミナル着。ここでなんと羽田行きバスと成田行きバスを間違えて乗ったという夫婦が現れて、運転手がものすごく焦っていた。ってか、どっちも乗る前に確認すればいいのに・・・。
函館までホントあっという間に着。予定より早い駅行きのバスにも乗り込め、結構余裕を持って函館に着く。駅舎が新しくなってからは初めて降りた函館駅前はとってもきれい。駅弁屋もきれいで、2業者が同一スペースで販売していた。
まずは江差線に向かう。木古内から津軽海峡線を左に分かつが、その脇に松前線の遺構も見える。かつては北海道の中心地だった松前もいまや車でなければ行くことは出来ない。江差線はここから山を分け入って松前半島を横切っていく。
山中は大きく本州の山中と変わるところがなく、北海道をあまり感じなかった。湯ノ岱でスタフ交換を行うが、これにマニアが群がって、様子すら分からず。ここからは天野川に沿って進んでいく。途中の宮越駅の先に「天の川駅」がある。これは地元有志が勝手に作った駅で、別に泊まる訳ではない。
江差に近づくと左手の山の上に数機、風力発電機が見える。ここは泊の原発から30km程度の距離だったかと思う。上の国駅からは海上に奥尻島が望める。着いた江差駅は列車から降りたマニアが廃線記念乗車券を我先にと購入していた。こうなる前に出来たことはなかったかなあ、とぼんやり思う。
周辺は米も良く取れるようで、藁を落花生畑のように積んでいた。広大な土地を見ていないのが北海道っぽさを感じない要因かも。帰りは特急も利用し、早めにホテルに戻り函館山の夜景を見る準備をする。
ホテルは赤レンガ倉庫近くにあり、その気になればロープウェイ乗り場へ徒歩で行くことも可能だが、今回は時間が合ったのでバスで向かう。上りロープウェイはかなりの混雑だったが、夜が経つごとに更に人が増えて行き、夜景が美しいという日没時には黒山の人だかり。
夜は函館周辺(と根室周辺)のみで店舗を展開する「ハセガワストア」で焼き鳥弁当を購入。焼き鳥と言っても肉は豚肉のネギマ串で、ご飯の上に厚みのある海苔が引いてある。注文を受けてから店舗で焼くからか味も良。近所にあったら通っているだろうなあ。