Aikido Budo Japan YouTube  楽心館 Rakushinkanで剣柔一体

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居合術 iaijutsu 姿勢と呼吸

2009-05-19 | IAIJUTSU 無限神刀流居合術 動画
 写真は道場の太鼓。和太鼓にもいろいろな音がある。神社や仏教の宗教的な場・武道の道場では、ドーン!と超低音の太鼓か、超高音の金が使われる。この「超」であることが、このような場では大切になる。だから高い音域か低い音域のかの、両極端になることに必然性がある。
 なぜなら神社や仏教の宗教的な場・武道の道場は超日常的な場であって、日常的な音域の音では、その場に相応しくないからです。超日常的な音がして、超常の御告げ的な威厳を感じ、大脳のスイッチが変換されるのです。チベット仏教から日本の仏教まで、声明(しょうみょう)は一貫して超低音で特殊な発音をして、時に超高音の鐘を叩くのも同じ理由です。
 さて話題はさらにその先です。ドーン!と超低音、さらにその先に何があるでしょう。あるのは無音。空白の間。ここの意味です。
 西洋音楽ではこの無音を、楽譜では休符として示します。音がないのは「休み」として解釈します。ところが東洋ではこの無音は、無音ではありません。それは最大の緊張であり、余白の美です。ここに芸術と思想が表現されます。そしてこれは、我々が武道で表現し、伝えようとしているものでもあります。
 居合には、礼法・抜きつけ・納刀があります。この意味の深さを分からない者は、いくら注意しても、動作が速くなります。「もっとゆっくり、もっとゆっくり」そう言うのですが、聞いていません。最も無防備になっているこの時に、その者の姿勢と呼吸が顕わになっている、ここに「超」最高の緊張があるはずです。
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