有田のツヴィンガー宮殿

　久しぶりにお天気もいいし。
　つれあいはどこかへでかけたいと考えていた。
　先週の土曜日は、福岡の植物園を目指して出かけたのが、麺類のハシゴで終わってしまったので、この土曜日は、いざリベンジ！
　と思いきや、
　「植物園での多肉植物の展示は終わってしもたし……。」とさみしげに言うつれあい。
　おやまぁ。

　そこで、陶器で有名な有田の、ポーセリンパークまで行くことにしたのでした。
　


　ドイツはドレスデンにあるツヴィンガー宮殿をまんま模した建物が、山間の道から見えた時は、ぎょっとさせられる。

　この施設も、ハウステンボスと同時期に建てられたそう。
　バブルのピークの頃ですかね。
　建物の中は有田焼の博物館になっていて、東インド会社によって取引されていた陶磁器や、マイセンの愛らしい陶磁器人形、人の背丈ほどもある伊万里の大花瓶などが展示されている。
　これぐらい大きな空間がないと、大きくて華やかな伊万里焼は飾りがいがないと思う。
　宮殿だからこそ、デコラティブな焼き物が映えるんだなぁ……と妙に納得してしまうのであった。


　ETCカードを提示すれば、入場料が無料になるのもおもしろい。


　帰りがけには武雄温泉に入浴。
　この建物は国指定重要文化財だそうです。
　
　白壁と朱塗りの柱は平安神宮みたいやな～って、思いました。
　東京駅の駅舎と同時期の建築物らしいですよ。