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今回の記事は『ストロベリーナイト』(誉田哲也、光文社文庫)です。
姫川玲子の活躍を描いた警察小説の第1弾。
テンポ良く進んでいくハイテンションな展開は文句なく面白く、ちょっと切ない犯人像になんとも言えない気持ちになってしまいます。
■内容紹介
溜め池近くの植え込みから、ビニールシートに包まれた男の惨殺したいが発見された!
警視庁捜査一課の警部補・姫川玲子《ひめかわ・れいこ》は、これが単独の殺人事件で終わらないことに気づく。
捜査で浮上した謎の言葉「ストロベリーナイト」が意味するものは?
クセ者揃いの刑事たちとともに悪戦苦闘の末、辿り着いたのは、あまりにも衝撃的な事実だった。
人気シリーズ、待望の文庫化始動!
■感想
普段あまり警察小説というジャンルは実はそんなに読んだことがない。
(ミステリーはよく読むので警察が出てくる話はたくさん読んでいるのですが、警察官が主人公という物語はそれほど読んでない)
以前1回だけ読んだ警察小説があまり肌に合わなかったので、以来どこかで敬遠していたからなのかもしれない。
けれどこの小説の著者は誉田哲也さんである。
とても好きな作家のひとりです。
なので自然に手に取り読み始めた本です。
帯には「こんな警察小説を待っていた! このスピード感、このハイテンション! こいつは面白すぎる!」
と書かれていたのですが、その言葉に偽りはなく、本当に面白かった。
個人の小説の好みには、ジャンルと言うよりは、その作家との相性が大きく影響しているのだということを改めて実感した1冊です。
『ストロベリーナイト』はテンポ良く展開されていく物語が文句なく面白く、最初から最後まで一気に読めます。
物語はもっぱら主人公の姫川玲子視点で描かれていますが、彼女以外にもガンテツ、エフなど要所要所で視点が変わり、都度雰囲気も変わり飽きが全くきませんでした。
人物の魅力の出し方も上手くて、主人公の玲子はもちろん、ガンテツもよかった。
そしてやはり犯人となるエフの意外な正体とその切ない人物像に心揺すぶられてしまった。
『ストロベリーナイト』は昨年(2010年)に単発ドラマとして実写化されたみたいです。
僕は残念ながら見逃してしまったのですが、この小説を一体どのように実写化したのかけっこう気になってしまう。
エフとかどうやって描いていたのだろう。
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姫川玲子の活躍を描いた警察小説の第1弾。
テンポ良く進んでいくハイテンションな展開は文句なく面白く、ちょっと切ない犯人像になんとも言えない気持ちになってしまいます。
■内容紹介
溜め池近くの植え込みから、ビニールシートに包まれた男の惨殺したいが発見された!
警視庁捜査一課の警部補・姫川玲子《ひめかわ・れいこ》は、これが単独の殺人事件で終わらないことに気づく。
捜査で浮上した謎の言葉「ストロベリーナイト」が意味するものは?
クセ者揃いの刑事たちとともに悪戦苦闘の末、辿り着いたのは、あまりにも衝撃的な事実だった。
人気シリーズ、待望の文庫化始動!
■感想
普段あまり警察小説というジャンルは実はそんなに読んだことがない。
(ミステリーはよく読むので警察が出てくる話はたくさん読んでいるのですが、警察官が主人公という物語はそれほど読んでない)
以前1回だけ読んだ警察小説があまり肌に合わなかったので、以来どこかで敬遠していたからなのかもしれない。
けれどこの小説の著者は誉田哲也さんである。
とても好きな作家のひとりです。
なので自然に手に取り読み始めた本です。
帯には「こんな警察小説を待っていた! このスピード感、このハイテンション! こいつは面白すぎる!」
と書かれていたのですが、その言葉に偽りはなく、本当に面白かった。
個人の小説の好みには、ジャンルと言うよりは、その作家との相性が大きく影響しているのだということを改めて実感した1冊です。
『ストロベリーナイト』はテンポ良く展開されていく物語が文句なく面白く、最初から最後まで一気に読めます。
物語はもっぱら主人公の姫川玲子視点で描かれていますが、彼女以外にもガンテツ、エフなど要所要所で視点が変わり、都度雰囲気も変わり飽きが全くきませんでした。
人物の魅力の出し方も上手くて、主人公の玲子はもちろん、ガンテツもよかった。
そしてやはり犯人となるエフの意外な正体とその切ない人物像に心揺すぶられてしまった。
『ストロベリーナイト』は昨年(2010年)に単発ドラマとして実写化されたみたいです。
僕は残念ながら見逃してしまったのですが、この小説を一体どのように実写化したのかけっこう気になってしまう。
エフとかどうやって描いていたのだろう。
書名 | :ストロベリーナイト |
著者 | :誉田哲也 |
ジャンル | :小説(ミステリー/警察/切ない) |
メモ | :姫川玲子シリーズ第1弾 |
おすすめ度 | :★★★★ |
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