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今回の記事は『イーグル・アイ』(2008年、監督:D・J・カルーソー)です。
面識のない二人が謎の女性から脅迫めいた指示を受け、行動させられる破目に。この女性は二人の全てをリアルタイムで監視している!?
シャイア・ラブーフ主演作。今回のシャイア君は頼りないイメージがない!!
■内容紹介 ※goo映画より
「私の言うとおりにしなさい さもないと死ぬことになる」
それは突然かかってきた1本の電話。
その瞬間から、コピーショップの店員ジェリーと、法律事務所で事務係として働くシングルマザーのレイチェルの平凡な生活は一変する。
謎の女性からの電話により引き合わされた二人はまったく面識のない男女。
彼女は秒単位で二人に指示を出してくる。
FBIに追われる自体に追い込まれ、愛する者を奪うと脅迫された二人は理由も分からぬまま指示に従うよりなかった。
そんな二人の行動はリアルタイムで彼女に把握されていた。
全てを知る彼女の目的と正体とは……?
全ては見られている。
■感想
この映画、予告編の段階では『ウォンテッド』とイメージが被っていたのですが、まったく別物の映画でした。
作風がまるで違う。
ウォンテッドはかなり型破りな新世代アクション・ムービーだったのに対し、この『イーグル・アイ』は王道を行くような正統な映画だった。
イーグル・アイはアクションの目玉のひとつとして激しい激しいカー・チェイスがあります。
これは奇抜ではなく純粋に激しいアクションシーンです。
また、国家の陰謀を匂わせつつ、向かっていくストーリーの先は、いかにも愛国心溢れるアメリカらしいテイストでした。
展開はかなりサスペンス色が強く、面白く見れました。アクションシーンも純粋に見入ってしまいます。
主人公はシングルマザーと青年という少し不思議な組み合わせ。
ラブラブにはならないけれど、少しずつ深まっていく二人の絆のドラマは見ていて気持ち良かったです。
この二人、最後にはどうなってしまうのか? それは見てのお楽しみです。
今回の主役のひとりを演じるのは、シャイア・ラブーフ。
最近、何かと目にするシャイア君、意外といろんな映画にひっぱりだこなのかも。
僕の中ではシャイア・ラブーフはどこか頼りないイメージがありました。
『トランスフォーマー』から始まり、『インディ・ジョーンズ4』までしっかり張り付いていたイメージでした。
それが今回、シャイア君、頼りなくないぞ!
たくましくもなかったけれど、頼りなくもなかった!
おお、一皮むけたのかも。
そんなシャイア君をぜひ見てやってください!
最後に総評を。
『イーグル・アイ』は、ふつうに面白かった映画です。
あくまでも、「ふつうに」であり、「すごく」はつきません。
この映画に対し、不満を抱く人はきっといないでしょう。
万人受けはしそう。
けれど大満足とまで感じた人も少ない気がする。
確実に平均点の上はいっているのだけれど、何かが物足りない。
そんな映画でした。
まあ、映画館で観て損はない映画です。
映画データ | |
---|---|
題名 | イーグル・アイ |
製作年/製作国 | 2008年/アメリカ |
ジャンル | アクション/ドラマ/サスペンス |
監督 | D・J・カルーソー |
出演者 | シャイア・ラブーフ ミシェル・モナハン ロザリオ・ドーソン マイケル・チクリス アンソニー・マッキー ビリー・ボブ・ソーントン イーサン・エンブリー アンソニー・アジジ キャメロン・ボイス、他 |
メモ・特記 | 製作総指揮にスティーヴン・スピルバーグ |
おすすめ度 | ★★★☆ |
■Link
+⇒公式HP(Japanese)
+⇒イーグル・アイ - goo 映画
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それほど厳しく書いたつもりはないんですが、確かに最後の総評を読むとそんなイメージを受けそうな内容になってますね。これはちょっと反省しないとな…。
『イーグル・アイ』ですが、つまらない映画では決してありません。観て損はないので機会があったら是非に。
宣伝を観る限りでは
面白そうだけど
「特別」ではないのですね
うーんどうしようかな観るのやめようかな・・・
ich-kaさんの評価はいつも適格ですしね
しっかしシャイアくん凄い活躍ですね
公私ともにと言っておきましょう