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鶴岡地区医師会だより

三原一郎目線で鶴岡地区医師会の活動を配信しています。

No.601 (ほたる多職種研修会 平成27年度第3回)

2016-02-23 17:01:17 | 日記


2月15日、本年度最後となるほたる多職種研修会を行いました。
今回は、こころの医療センターからお二人の認定看護師に講師をお願いし、精神科領域での認定看護師の活動の現状を学びました。
私的には、アンガーコントロール、タクティールケアの話に興味を惹かれました。

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平成27年度第3回ほたる多職種研修会 
テーマ「認定看護師の活動を知ろう!」
日時:平成27年、2月15日(月)16:45~20:30
場所:鶴岡市生命先端研究産業支援センターレクチャーホール
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講演

こころの医療センターにおける認定看護師の活動について

●児童・思春期精神看護
 精神科認定看護師(児童思春期精神看護)澁谷 るみ



精神科認定看護師の紹介

現在こころの医療センターには、認定看護師:7名

・行動最小限看護
・うつ病看護
・精神科訪問看護
・精神科薬物療法看護
・司法精神看護
・児童・思春期精神看護
・精神科身体合併症看護

児童・思春期精神看護領域での活動

病棟:生活場、成長する場

入院対象
 発達障害
 神経病
 神経症

 精神療法・カウンセリング
 薬物療法
 作業療法(レクレーション)

アンガーマネジメント

 AnCot:アンガーコントロールトレーニング:プログラムに沿って、認知行動療法を行っている


●認知症認定看護師  渡部 真紀





スーパー救急病棟に勤務

認知症看護認定看護師
 2006年から、現在651名、 山形県:3名

身体拘束の廃止に取り組んだ

認知症対応の事例:
  「痛み止め」の表示で、点滴を抜かなくなった、
  「紙に書いて渡したら受容してくれた」

家族指導
 まずは、普段の介護をねぎらう
 指導はできるだけ早い段階で
 退院時、日常生活の要点をまとめたパンフレットを作成渡している


タクティールケア
 触れることで、オシキトシンが分泌され、「穏やかさ」、「安心感」が生まれる。

認知症を知ることが大事、
認知症は、病気をみるのではなく、その人を診ることが大切


No.602 (第1回超高齢社会Biz~Med/Careマッチングフォーラム)

2016-02-23 16:35:02 | 日記


医療と介護をテーマに、医療・介護関係者と市民とが共に学び対話する集会が、2月20日、にこ・ふるで開催されました。
仕掛け人は、ストローハット社の瀬尾さんと公益文科大学の鎌田先生。
庄内一円から50名程が参加しました。
目的は、医療・介護を軸に、市民と一緒に、超高齢社会ならではの、ビジネスを含めたまちづくりを考えていこうというもの。




私は、話題提供として、「鶴岡の医療・介護の現状と課題」と題して、5分間のショートスピーチをしてきましたが、仕事(診察)の関係もあり、途中退座しましたので、肝腎の対話の時間を共有できませんでしたが、有意義な会になったようです。

今後、このような交流を繰り返しながら、自分の地域を自分のこととして行動できる人がひとりでも育ってくれることを願いました。