韓国プロ野球日記

2006年から韓国プロ野球でコーチとして働くことになりました。韓国プロ野球での出来事や現地の生活などについて。

8月16日の試合結果

2007-08-17 12:12:16 | 試合結果
こんにちは

日本では夏の甲子園大会が真っ盛りですね。
サムソンライオンズは、16日は試合がない日が4日間も続いた後の「休み明け」の試合となりました。

それでは16日に行われた、首位SKとの試合結果を。
サムソンの先発は#44メゾン。
一方のSKは元広島カープのロマノ。

立ち上がり、お互いにランナーは出しますが、得点には結びつきません。
先制は3回SK。
2本の安打と2つの四死球で1点を先取します。
さらにSKは5回、2本のヒットとファーボールで1点を失い。
サムソンは0-2とされます。

ロマノは6回を3安打無失点に抑え、7回からSKは継投。
SKは7回満塁で、サムソンのマウンド#45ゴ・オジュンが2塁にけん制。
この球が帰塁したランナーに当たる間に3塁ランナーがホームイン。
さらに名手ショート#7パク・ジンマンのエラーでさらに1点を奪われます。
サムソンは結局4安打しかできず、0-4と完敗しました。

昨日はハンファが勝ち、サムソンは同ゲームでハンファに並ばれ、勝率で4位となりました。

今日からLGとソウルは蚕室で3連戦となります。
今日はここまで

8月14&15日の試合結果

2007-08-16 13:38:08 | 試合結果
こんにちは
しばらくブログの更新をおやすみしていました。
実は滞在中の仁川のホテルで、自前のパソコンをホテルに敷設されているLANケーブルに接続したのですが、パソコンのセキュリティーソフトか何かでブロックされているために、接続ができませんでした。
今日は自分のパソコンで日本語を打って、ホテルのフロント前のパソコンにメモリを使って移しながら、このブログを更新しています。

実は14日の首位SKとの試合は、雨天中止。
翌15日の試合は、サムソンは先発#29ブラウンで始まりました。
ところが1回表、サムソンが2アウトながら満塁と攻めたところで、降雨中断。
雨は20分ほどでやんだのですが、その後グラウンド整備を20分した後に試合再開。
この回は無得点に終わります。

そして迎えた1回裏ワンアウトでSKの攻撃中、またもや降雨中断。
そのまま試合は雨天中止となりました。
これでなんとサムソンは先週日曜日から数えて4日間連続、試合をまともに行っていません。
めずらしいですね。
日本では毎日猛暑が続いていますが、ちょうどその北側の韓国では気圧の谷ができているようです。

今日は今のところ外は晴れていますので、仁川でのSK戦は行われると思います。
それではまた

選手紹介#47

2007-08-13 12:02:13 | 選手・スタッフ紹介
こんにちは

昨日12日は、雨天のためサムソンvsヒョンデの試合は中止となりました。
昨日ドゥサンが敗れたため、3位サムソンは2位ドゥサンと0.5ゲームとなりました。

今日は久々の選手紹介。
たびたびブログにも名前の出てきている、#47ゴ・ヒョック投手(写真の選手)です。
彼は24歳高卒6年目のサムソンの勝ちパターンで出てくる中継ぎ投手です。

彼は一昨年ひじの手術を行い、昨年06年に復活してきました。
2006年までの5シーズン(実質4シーズン)の奪三振が111個、しかし今シーズンだけでここまで93個となっています。またシーズン防御率も昨年が4.50で今まで出最高でしたが、今年はここまで2.47となっています。それをみても彼が今年いかに今シーズン活躍しているかが分かります。


彼の持ち味は、何より、187cmという恵まれた体から繰り出される150km/hを超える、速球にあります。
昨年06年アジアカップでも、日本ハムの選手を苦しめていました。
彼の課題は、投球の精度(コントロール)でしょう。
まだまだ荒削りですが、将来が楽しみなピッチャーであることは間違いありません。
体格で恵まれた投手と言う周囲の認識を超えて、1段と言わず、2段ほどステップアップしてほしいと思います。

今日はこれから仁川に移動。
明日14日から”また”首位SKとの3連戦となります。
今日はここまで。

8月11日の試合結果&サマーリーグ優勝!

2007-08-12 00:19:38 | 試合結果
こんにちは

日本も猛暑のようですね。
ここ大邸も連日うだる暑さ・・・。
しかし東京や名古屋あたりと違うのは、夜の気温が下がりかたが、ましな点でしょうか。
それでもサムソンの選手は「暑い、暑い」を連発していますが・・・。


それでは昨日11日の試合結果から。
サムソンの先発は#35イム・チャンヨン(임창용)。
最近2回の先発は前半に”やられ”ました。
今日こそリベンジしてほしいところです。
一方のヒョンデは、サムソンキラーの左腕#55ジョン・ウォンサム(장원삼)。

ヒョンデは初回サムソン先発チャンヨンを攻め、1点を先取します。
その後、チャンヨンは立ち直り、7回2アウトまで1失点と好投。

しかしサムソンはヒョンデ先発のジョン・ウォンサムをまったく打てません。
7回途中まで、2安打(無得点)に抑えられます。
サムソンはその7回もワンアウト満塁と攻めますが、後続のピッチャーも打てず得点が奪えません。

迎えた8回裏、サムソンはこの回先頭の#2イ・ジョンシクがファーボールで歩くと、9番の#63キム・チャンヒがきっちり送ります。
2アウト後、2番の#14シン・ミョンチョルがタイリーで1-1の同点。
3番の#10ヤン・ジュニョックがデットボールで1・2塁。
そして今日もチャンスで回ってきた目下絶好調の4番#32シム・ジョンスがここで高いレフトフライ・・・と思いきや風に乗りレフトスタンドへ。
なんと3ランホームランで4-1と逆転。

最後は守護神#21オ・スンファンが押さえ、サムソンは2連勝しました。
これでサムソンは今年から始まった、サマーリーグ初代チャンピオンとなりました。
サマーリーグについての詳細は・・・http://blog.goo.ne.jp/iamsohappy001/e/8ed2b06e21ebbc9d30421a3405a5fc39


明日もサムソンはヒョンデと17時から大邸野球場でプレーボールです。

8月10日の試合結果

2007-08-11 11:48:11 | 試合結果
こんにちは

日本は暑いと聞きます。
ここ大邸も連日30度を越える暑さです。

それでは簡単に昨日のヒョンデ戦の試合結果を。
サムソンの先発は#44メゾン。
しかしメゾン球が走っていません。
ストレートで136~7km/hぐらいでした。
2回につかまり2点を先制されます。
サムソンの攻撃は4回に押し出しとワイルドピッチでの2点を含め4点を挙げ4-2と逆転します。

サムソンは先発メゾンを3回から代え、#45ゴ・オジュン→#1ユン・ソンファン→#28アン・ジマン→#47ゴ・ヒョックと継投します。

お互い追加点を1点ずつ加え、9回はサムソンの守護神#21オ・スンファンがソロホームランを浴びますが、5-4でサムソンは逆転勝ちを納めました。

   1 2 3 4 5 6 7 8 9  R H E
현대 0 2 0 0 0 0 1 0 1  4 12 0
삼성 0 0 0 0 0 4 1 0 X  5 6 0
上がヒョンデ、したがサムソンです。


今日もヒョンデと17時から大邸野球場でプレーボールです。
それでは

8月9日の試合結果

2007-08-10 12:14:18 | 試合結果
こんにちは

日本では帰省ラッシュが始まったとか・・・。
ここ韓国で、まるで関係なく(笑)試合をこなしています。
サムソンライオンズは、今日から地元大邸に戻って、大の苦手”ヒョンデ”との3連戦となります。

その前に、昨日の試合結果。
サムソンの先発は#17ジョン・ビョンホ。
しかし初回、3本のヒットと#14シン・ミョンチョルのエラーで2点を失います。

さらに3回にも1点を失います。
4回は記録上3塁打になっていますが、#24カン・ボンギュのまずい守備から打ち込まれ4点を失います。

サムソンは4回に1点、6回に1点、8回に2点と7-4追い上げます。
しかし8回裏#13イム・ドンギュがつかまりホームランを含む5安打で、4点を失い万事休す。
結局4-11でサムソンは敗れました。


この結果、サムソンは同ゲームながらハンファに勝率で逆転され、4位に後退しました。
今日から、苦手ヒョンデとの3連戦。
大事に1戦1戦戦います。
それでは

8月7日の試合結果&サマーリーグ途中経過

2007-08-09 03:23:25 | 試合結果
こんにちは

今年も夏の甲子園が始まりましたね。
ここ韓国でも夏にも大きな大会があります。
韓国では何回も大きな大会があります。
(日本のように大きく分けて2回しか大会がないということでないということです)
と言うのも、韓国には55~56校しか、野球チームを持っている高校がないからです。韓国の選手によく私が高校時に全国大会に出たかと聞かれます。

していないと答え、「日本には4000校以上のチームが参加しその中の、約50校ほどしかコウシエンの大会に出場できない」と話すと、みんな納得します(笑)。



さて本題、ロッテとの3連戦初日の一昨日6日のは、雨天中止でした。
昨日7日も午前中雨がぱらつき、試合が危ぶまれましたが、なんとか試合開始にこぎつけました。
サムソンの先発は勝ち頭の#29ブラウン。
ブラウンは変化球のコントロールが今ひとつで、5回を10安打されますが、3点で抑えます。

一方のサムソンの攻撃は、初回このところホームラン量産の4番#32シム・ジョンスが3ランホームランで先制。
さらにジョンスは4回にもソロホームランを叩き込み4-3とゲームをリードします。

サムソンはさらに6回、ベテラン#5キム・ハンスがタイムリーを放ち5-3と突き放します。
サムソンはマウンドを#47ゴ・ヒョック→#28アン・ジマン→#21オ・スンファンとつなぎ、ゲームセット。
サムソンは5-3で勝利しました。



ところで韓国のプロ野球では現在”サマーリーグ”が行われています。
これは今年からの試みで、サマーリーグとは7月15日から8月14日までの期間中、最も高い勝率を上げたチームに、賞金2億ウォン(日本円で2400万円)のが贈られます。
また期間中のMVPも選出し、賞金500万ウォン(約60万円)が贈られます。

実は現在サムソンがトップで12勝5敗で、2位のKIA(!)に2.5ゲーム差をつけています。
MVPも現在期間中ホームラン6本(1位)と打点20(1位)をあげているサムソンの4番#32シム・ジョンスが有利な展開となっています。

サムソンはベテラン(=金をもらいなれている)選手が多いかならのか、サマーリーグでは健闘しています。
何とか初代チャンピオン+MVPもサムソンから出したいですね。

それではまた。

8月5日の試合結果

2007-08-07 13:06:37 | 試合結果
こんにちは

昨日からロッテ・ジャイアンツの本拠地釜山にきています。
今朝ホテルのレストランで朝食を取っていたのですが、小学生の日本人の子供たちのグループが入ってきました。
みんなおそろいの短パンをはいて、朝食を取っていました。
どうやらサッカーのチームとして、韓国に来ているようでした。

それなりのクラスのホテルなので、普段日本から小学生の団体は見たことがないので、何か大きな試合でもあるのでしょうか。
Jリーグの下部チームのようには見えなかったので、そう言った少年サッカーチームでもお金があるのでしょうか、すごいですね。



それでは5日に行われたSKとの3連戦目の結果。
サムソンの先発は久々#13イム・ドンギュ。
しかしドンギュまったくいけません。
1回から連打を浴び、4失点のスタートとなりました。

サムソンは2回に#14シン・ミョンチョル、#51キム・デイックの連続タイムリーで4-2と差を詰めます。
さらに4回に打者9人でせめて、4点を取り、6-4と逆転します。

しかしSKは続く5回表に、先頭をファーボールで出すと、サムソンはドンギュをあきらめマウンドは代わった#11チョ・ヒョングンが連続ファーボール。さらに代わった#45ゴ・オジュンが3ランホームランを浴び、さらに1点を失い逆転されます。

サムソンはその後再三のチャンス(ノーアウト満塁、ノーアウト1・3塁)がありましたが、得点できず結局6-8でSKに敗れました。
サムソンの連勝は4で止まりました。
この試合なんとSKは8人のピッチャーをつぎ込みました。
独走の1位SKも、連敗中で必死でした。
しかしサムソン、明らかな拙攻でしたね・・・。

今日から釜山でロッテ3連戦となります。
今日はここまで。
※写真は大邸の球状内の選手ロッカールームです。


祝ブログ200号(そして連勝中!!!!)

2007-08-05 01:35:05 | パーソナル
このブログもおかげさまで、200回目となりました。
皆様にいつも温かく見守っていただいています。
主に日本の方に韓国プロ野球や、メジャーリーグや日本のプロ野球の時のこぼれ話を紹介しようと思ってはじめました。
宣伝もせずに書きはじめたのですが、意外にに多くの方の目に留まっているようで、大変恐縮しています。
”暖かい”ご指導を今後ともよろしくお願いいたします。


日本は台風直撃した地域もあるようですが、他の地域は熱いのでしょうか?
こちら韓国・大邸は連日34度を超える暑さ。。。
正直ナイトゲームに備える練習を開始する時刻が14時ぐらいなので、毎日選手もスタッフも始まるまでに気合を必要としています(笑)。


そして本題、3連勝で迎えた4日の首位SKとの3連戦の2戦目の結果です。
サムソンの先発は、#35イム・チャンヨン。
そうですおととい中継ぎで4イニングを投げたチャンヨンです。
一方のSKは元広島カープのロマノです。

やはりいけません。
サムソンの先発#35イム・チャンヨンは選球に苦しみ、初回にヒット3本を浴び2点を先制されます。
しかしSKロマノも、1回裏安打とファーボールのランナーを置いて、このところ好調な#7パク・ジンマンが2点タイムリー2塁だを放ち2-2の同点とします。

サムソンは3回から、いつも先発の#17ジョン・ビョンホがマウンドに上がります。
お互いその後前半は追加点を奪えず5回裏、サムソンはまたもやランナー2人を置いて、5番#7パク・ジンマンがタイムリーヒット。
続く6番#64チェ・デインが連続のタイムリーヒット、これで4-2とリードします。

6回に1点を返されますが、サムソンは7回#14シン・ミョンチョルが2点タイムリーを放ち6-3と突き放します。
サムソンはその後、マウンドを#1ユン・ソンファン→#47ゴ・ヒョック→#21オ・スンファンとつなぎ、結局6-3で4連勝を飾りました。

SKは逆に3連敗。
この日2位のドゥサンは5連勝したので、1位SKと2位ドゥサンの差は3.5ゲーム差、さらに3位サムソンは5.5ゲーム差となっています。


尚、この試合のダイジェストはビデオオンディマンドでご覧いただけます。
http://www.koreabaseball.com/tv/player.asp?vod=893&pid=1&channel=HighLight


今日5日も17時から大邸野球場でSKとの3連戦の最終戦が行われます。
※写真は試合前にロッカーで、”頼まれ物の”サインをこなす、人気選手#21オ・スンファン(삼성 라이온즈/오승환)投手です。

今日はここまで

8月2・3日の試合結果

2007-08-04 02:45:05 | 試合結果
こんばんは

日本のプロ野球でもプレーオフ争いが激しくなってきていますね。
セントラルリーグはついに阪神タイガースが3位(プレーオフ圏内)に入ってきました。
パシフィックリーグは西武が追いつくかと思いきや、結局3ゲームはなされましたね。失礼ですが楽天とオリックスの5位争いも面白いですね。
オリックスとしては、もともと切り捨てた人たちを中心に立ち上がって、3年以内に逆転されたのでは、内心相当厳しいですよね。

ここ韓国でも連日プレーオフをかけての激しい戦いとなっています。
しかし本当に厳しいのはこれからですよね~。


それでは先に一昨日(2日)の対LGとの試合結果を。
サムソンの先発は#28アン・ジマン。
しかしアン・ジマンはストライクゾーンの狭い審判に苦しみます。
先制は2回LGは3本の安打とファーボールで2点を先制します。

なんとサムソンは先発アンジマンをあきらめ、3回からいつもは先発の#35イム・チャンヨンがリリーフ。
サムソンは3回、4回と1点ずつとり、2-2の同点。
その後お互い加点し、7回まで4-5とLGリードで、8回裏に入ります。

8回裏、先日韓国のジュニア・オールスターでMVPを取った#64チェ・デイン(채태인)のホームランで同点に追いつくと、#6キム・ジェゴルの2塁打で7-5と逆転します。
最後は守護神#21オ・スンファンが押さえ、サムソンは連夜の逆転勝ちを収めました。



そして昨日(3日)、首位を独走するSKをテグに迎えての3連戦の初戦。
サムソンの先発は#44メゾン、一方のSKはチェ・ビョンリュン。
立ち上がり、メゾンは無難に押さえますが、1回の裏が始まる前に大粒の雨が降り始めます。
ここで試合は中断、そして約30分後に試合再開となりました。

先制はSK2回3本のヒットで1点を挙げます。
しかしその裏すぐに、久々#20チン・ガッピョンがソロホームラン。
これで1-1の同点。

この後お互いに点が取れません。
そしてSKは7回は2塁打のランナーを送って、犠牲フライで2-1とリードします。
サムソンはSK先発のチェ・ビョンリュンはソロホームラン以外ほぼ完璧な内容で、抑えられていました。
チェ・ビョンリュン7回途中マウンド降ります。
しかしサムソンは、SKの継投を捕まえ2-2と同点に追いつきます。

そして9回裏、サムソンはワンアウトから4番の#32シム・ジョンスがファーボールで歩くと#9カン・ミョンングが盗塁で2塁を陥れると、SKは5番パク・チンマンを敬遠し1・2塁となります。

ここでこの日6番にはいっている#14シン・ミョンチョルのサードゴロをSKのチェ・ジョン최정がなぜか間に合わない2塁へ送球。
しかもこれが悪送球で2塁ランナーの#9カン・ミョングが3塁を回ってそのままさよならのホームイン。
サムソンは3日連続の逆転勝ちを収めました。

この日の勝ち投手は久々、韓国のホールド記録保持者の#45ゴ・オジュン(3勝目)。
しかし勝ったからよいものの、SK投手陣にはサムソン打線は抑えられていましたね。

これでサムソンは単独3位。
首位SKまではまだまだ6.5ゲームあります。
ちなみに2位ドゥサンも最近好調で、SKと4.5ゲーム、サムソンと2ゲーム差となっています。

今日は17時から大邸でSKとの試合がプレーボールとなります。
今日はここまで。