韓国プロ野球日記

2006年から韓国プロ野球でコーチとして働くことになりました。韓国プロ野球での出来事や現地の生活などについて。

8月23日の試合結果

2007-08-24 10:36:28 | 試合結果
こんにちは

昨日も書きましたが、今年の夏の甲子園決勝戦で、押し出しのファーボールとなった判定について、広陵の監督が遺憾のコメントを寄せていました。
アマチュア野球は、判定に不服を言わないというのが、暗黙のルールですが、甲子園で優勝することに人生をかけている人たちにとって、「誤審」だったでは済まされないことってありますよね。

実は昨日大邸で行われた、ロッテ戦、サムソンは4点をリードされた4回裏、1点を取ってツーアウトながらランナー1・2塁。
ここで6番#20チン・ガッピョンのあたりは、三遊間深いところへ、ショートが取って2塁に投げますが、さすがに三遊間一番深い位置からのスローイングで、間に合いません・・・と思ったら、2塁審判アウトの判定!

ベンチから見ているとランナーの足が最低でも0.5秒は速かったですね。
野球では0.5秒と言うのはかなり長い時間になります。
ランナーの足が0.5秒は早ければ、平均的な内野ゴロは大体半分ぐらいアウトのタイミングがセーフになります。
つまり誰が見ても、明らかな誤審だったわけです。
しかし驚いたことに、サードコーチャーは3塁塁審に抗議していましたが、サムソンのベンチからは誰も抗議に行かなかったことです。

試合の展開から考えると、ピッチャーはアウトひとつを取るのに、アップアップだったので、まさに誤審によって流れを変えられました。
アメリカ人の選手が言っていましたが、「俺も長い間野球をやっているが、韓国の審判はひどすぎる。しかも今日の誤審ほどのものは見たことがない。」といっていました。
私も同感です、まったくのセーフでしたから・・・。
プロでお金をもらっている審判があのレベルでは、韓国の野球の発展そのものに、大きな足かせとなる事は間違いないです。
韓国の審判の問題はまたにして、昨日の試合の結果をお伝えします。



サムソンの先発は、#44メゾン。
1回は無難な立ち上がりでしたが、2回につかまります。
5安打と犠牲フライで4点を先制されます。
実はこの5安打記録上はヒットですが、ひとつはライト#33パク・ハンイのまずい守備、2つ目は#14シン・ミョンチョルのまずい守備での2安打です。
メゾンはついていませんでしたね。

サムソンは4回に1点返しますが、9回サムソンのマウンドは、代わった#1ユン・ソンファンが自らのエラーと、名手#7パク・ジンマンのエラーで2点を追加されジ・エンド。
結局1-6でサムソンは負けました。

尚、2位ドゥサン、4位ハンファが負けたので、3位サムソンの順位は変わりません。
今日からKIAとの3連戦を大邸で迎えます。
今日はここまで。