バリ時々晴れ

旅行と日常

バリ島珍道中 長い夜。

2019-10-27 10:18:33 | 旅行
水曜日の仕事を終えて、新幹線に乗った。


何十年ぶりの新幹線。


心は踊る。


10月16日水曜日の話である。


何とか頑張って浜松町に着き、変なホテルにチェックイン。


フロントはロボット。


トータルリーコールの世界である。


そのうちタクシーもロボットになるんじゃね?


フィリィップKディックの世界観が少しずつ近付いてる。


ブレードランナーの世界観。



いや話が反れてる。


コンビニに買い物に行く途中で見た東京タワーはやはりキレイだった。


とは言え、


最終目的地はバリ島である。


興奮して脳内アドレナリンが出まくって眠れない。


そして朝が来た。


一睡も出来ず。


飛行機で眠れなかったらまじどうしようか。


不安は的中なるか?

Princeと言う人

2019-10-01 19:29:55 | 日記
一番最初に聞いたのは多分KISSだったかな。


なんて癖の強い。


何かわかんないけど癖になる。


ラジオで聞いてすっかりハマっていた。


その頃は学生だったのでCDも買えず、ラジオでひたすら好きな曲が流れるのを待つ日々。


プリンスを沢山聞きたいと思っていた。


そして月日が過ぎて、


社会人になり、CDも買える様になり、ファーストアルバムから何枚か買って聞いてた。


何だこの人!


音楽のジャンルなんて関係なく、何でもあり。


凄い人だと思ったのと同時に、聞いていて飽きなかった。


Lovesexyかな?


全ての曲が一曲になっていて飛ばせない様になってて、最初から最後まで律儀に聞いていたものです。


さすがプリンス曲なんか飛ばさず全部聞けと。


そして月日が更に過ぎて、


ふとしたきっかけでプリンス好きが集まり、夜な夜なチャットをしてた。


全く会うことはない、いわゆるネットだけの仲間である。


お互いのハンドルネームで呼び合う、それは土曜日の夜に行われる。


今度のリスチャ何のアルバムにしますか?


リスチャとはリスニングチャットの事。一枚のアルバムをせーの!で同じ時間にかけてあーだこーだ言うチャットである。


Lovesexyにしますか?


いいですねーー。


とこんな具合である。


そしてそのチャット仲間より教えて貰ったのが、この画像のOne nite aloneと言うアルバムである。


これは、プリンスのファンクラブの人たちだけに配られた未発表曲だけのCDである。


これを頂いた。


ごめんなさい、プリンス。


ファンクラブでもないのに聞いてしまって。


でもこのCD四曲しか入ってないけど全部好きな曲。


きちんと商品化されてないので荒削りなところがあるがそこがまたレア感を感じていいのである。


その時の仲間たちにお礼を言いたい。


本当にありがとう。


また何か機会があったらグループLINEでリスチャしましょう。


プリンスと仲間たちの話である。

二年前に行ったベトナム。エピローグ。

2019-09-27 20:25:12 | 旅行
私にとって、ベトナムのイメージは学生の時に見たプラトーンと言う映画のみである。


番外編で出て来たベトナムの松重豊ことベトナムのガイドさんに、


ベトナムのイメージってありますか?


これって言っていいのかな?プラトーン?


ベトナム松重豊は苦笑い。


すみません、ぶっちゃけ、プラトーン何度も見たけど、ベトナム戦争は私が生まれた頃ぐらいだし、ちゃんと良くわかりません。

あれはハノイ側が中国と組んで、ホーチミンがアメリカと組んで戦ったのがベトナム戦争。


中国?


はい。結局どちらが勝ったかわかりますか?


ハノイ中国チーム?


そうです。だから今のベトナムの首都はハノイって訳です。


サイゴン、ホーチミンは?


ハノイが首都になる前のホーチミンの昔の呼び方がサイゴンなんです。


なるほど。


ベトナムの国旗ってどこかの国の国旗に似てませんか?


あーーー、中国?


そうです。中国ハノイチームの名残ですね。


ベトナム松重豊はそう教えてくれた。統一協会の前で、戦車の前で、教えてくれた。


ベトナム戦争でたくさんの人が亡くなりました。


それは知ってます。


プラトーンでしょ?


はい。


あれはアメリカがかっこよく描かれてます。アメリカ映画だから。


ですよね。



私の下らない映画だけの知識がベトナム人の心を踏みにじったのか?
いやそうではない。


真実を知って下さい。


そう言う事である。


その国に行かないとわからない事は沢山あるのだ。
今回のベトナムは私の知識がなかっただけだが。その国のカルチャー、その国のしきたり、その国の人たち、行ってみないとわからない。

映画や本だけではわからないのだ。


だから私はまた旅に出るのである。


そしてその旅はずっと続くであろう。


終わりがないのだから。

二年前に行ったベトナム。番外編。

2019-09-24 19:42:36 | 日記
私とガイドさんの話を書きます。


H.I.S.でもれなくガイドさん付きで観光が出来るとの事で初日に申し込んでた。


本編で書いてたH.I.S.ホーチミン支店に行くと、


まぁ、冷たいお茶でも飲んで待ってて下さい。

そうカタコトの日本語で言われてベトナムで流行っているグリーンレモンティーのペットボトルを貰った。


甘いけど初めて飲むレモンの入った緑茶はちょっと癖になった。


お待たせ致しました。


完璧な日本語に驚いて振り向くと、


松重豊?


にそっくりな私より背の小さいガイドさんがいた。


は、はい。


ホーチミン、初めてくるなぁ、意外と暑い。でもえぇじゃないか。


などと孤独のグルメ風ナレーションが私の頭の中で再生される。


まずは、大聖堂に行きますね。


はい。


ここから近いので歩いて行きます。


はい。


ベトナムの松重豊はバイクを怖がって通れない私を見た。


いつホーチミンに来たんですか?


昨日の夜中です。


怖い?


はい。


こんなの怖がってたらどこにも行けないですよ。


はい。


特訓。


はい?


ベトナムの松重豊はバイクがびゅんびゅん走ってる横断歩道を渡れるまでに特訓してくれた。


なかなか鬼教官である。


そのうちアウトレイジるんじゃないかとヒヤヒヤしてた。


合格!それと絶対にスマホは出さないで下さいね。


はい。


鬼教官ベトナム松重豊は笑顔になると次はフォーを食べに行きますと言った。


来た!ベトナムの孤独のグルメが見れる!


ワクワクして車に乗り込んだ。


ほど近い場所にフォー24はあった。


チキンとビーフどっちがいいですか?


ガイドさんと一緒でいいです。


私は食べません。


え?


ここで待ってますね。


がっかり、なんか適当にチキンフォーを頼んで貰った。


一人で待ってるとベトナムの松重豊が来た。


このバジルを入れると美味しいですよ。


はい。


パクチーは入れない方がいい。


嫌いですか?


私はベトナム人だけどパクチーは苦手。美味しくない。


ふうん。


言われた通り入れて食べた。パクチーは残した。


チキンフォーはあっさりしててペロリと食べた。


フォー24を出てベンタイン市場に向かった。


ベトナムの松重豊は市場では何も買わない方がいいし、食べない方がいい。と言った。


なぜ?


ぼったくられるし、お腹痛くなる。


はー。


お店も沢山試食して欲しいものだけ買えばいいよ。


はい。


正直、こんなガイドさんはあまりいないのではないか。


面白い人だった。


まだいるのかな?




私の中にあるもの。

2019-09-22 19:32:52 | 映画感想
18歳ぐらいの時にこの映画に出会ってしまった。


a Spike Lee joint

Do the right thing.


タイトルを直訳すると正しい事をしなさい的な意味である。


この映画は当時かなりセンセーショナルな旋風を巻き起こし、ただただかっこいい!黒人ラップかっこいい!ぐらいの薄っぺらい感じだったと思う。


ちょうどその頃はうんざりするぐらいヒップホップブームだったし。


fight da power!


とパブリックエネミーがシャウトすれば一緒に拳をあげてシャウトするみたいな。そんな勢い。


主人公はピザ屋の店員。


お気楽なヒップホップが流れてるそんな映画ではないのだ。


そこはさすがスパイクリー、ただの映画では終わらせず。


まじかよ。


そんな終わり方だ。


この映画に限らずスパイクリーと言う人の映画の一つのベースとなっているのは人種差別。


私がその頃、韓国の友人と旅行して感じた物である。


日本にいて日本で生活していると人種差別ダメッ!なんか言っても言ってるだけに等しい。


そう言う現実でこの映画を見ると色々感慨深い。


黒人、白人、アジア系、イタリア系、フランス系、アラブ系、全ての人たちの全ての問題である。


結局最後はみんな仲良くやろーぜ的な事なのかも知れないけど。


ムナクソ悪いったらないのだ。


しかし、それは皮肉な事に世界のどこかで起きている現実。


ヒップホップだけじゃない。


この映画を今見て欲しいのである。


私の中には常にこの映画が入っていて、日本にいても外国の方に普通に助けてあげたいと思っている。


そう常に正しい事をしなさい。


allway do da right thing!


なのである。