バリ時々晴れ

旅行と日常

私の中にあるもの。

2019-09-22 19:32:52 | 映画感想
18歳ぐらいの時にこの映画に出会ってしまった。


a Spike Lee joint

Do the right thing.


タイトルを直訳すると正しい事をしなさい的な意味である。


この映画は当時かなりセンセーショナルな旋風を巻き起こし、ただただかっこいい!黒人ラップかっこいい!ぐらいの薄っぺらい感じだったと思う。


ちょうどその頃はうんざりするぐらいヒップホップブームだったし。


fight da power!


とパブリックエネミーがシャウトすれば一緒に拳をあげてシャウトするみたいな。そんな勢い。


主人公はピザ屋の店員。


お気楽なヒップホップが流れてるそんな映画ではないのだ。


そこはさすがスパイクリー、ただの映画では終わらせず。


まじかよ。


そんな終わり方だ。


この映画に限らずスパイクリーと言う人の映画の一つのベースとなっているのは人種差別。


私がその頃、韓国の友人と旅行して感じた物である。


日本にいて日本で生活していると人種差別ダメッ!なんか言っても言ってるだけに等しい。


そう言う現実でこの映画を見ると色々感慨深い。


黒人、白人、アジア系、イタリア系、フランス系、アラブ系、全ての人たちの全ての問題である。


結局最後はみんな仲良くやろーぜ的な事なのかも知れないけど。


ムナクソ悪いったらないのだ。


しかし、それは皮肉な事に世界のどこかで起きている現実。


ヒップホップだけじゃない。


この映画を今見て欲しいのである。


私の中には常にこの映画が入っていて、日本にいても外国の方に普通に助けてあげたいと思っている。


そう常に正しい事をしなさい。


allway do da right thing!


なのである。