バリ時々晴れ

旅行と日常

バリ島珍道中。またまた長い夜。

2019-10-27 21:31:30 | 旅行
10月17日木曜日その日は来た。


約10ヶ月まえから全てを押さえ、指折り数えて、その日は満を持して来たのである。


変なホテルを朝こっぱやくチェックアウトして、モノレールで羽田空港を目指す。

モノレールの車窓から見える東京タワーにしばしの別れを言う。


いや言ってないけど。


曇り空ではあるが気持ちは晴れ晴れとして、体調はめちゃくちゃ良かった。


スーツケースを押して羽田空港に着く。


おーーこの感じ。

たまらん。

海外旅行が好きである故に空港で待ってるだけでこの優越感。

自分で勝手に思ってるのは自由である。

早めにチェックアウトしたので朝食をモスバーガーで軽く済ませて、何気にスマホを起動。

あなたの乗る飛行機は現在三時間遅延が決定。

と言う今までの高揚した気分を見事にぶち壊すこの文字。

Google先生そりゃないよ。

Google先生が悪い訳ではないがスマホに表示してるのはあんたでしょーが!!

とにかく、チェックインカウンターに確認しに行く。

間違いない。

三時間遅延。

11時45分発が14時45分発もしくはもっと遅れる可能性が。

思考回路停止。

乗り換えの事なんて忘れた。

もうジャカルタで宿泊で良くね?

そんな訳には行かない。

21時の乗り換えの国内線に乗ってジャカルタからデンパサールまで行かなくてはならない。


だが、


その飛行機は一切の遅れがない。


定刻出発だそうで。


つまりどういう事かと言いますと。


乗り継ぎ時間が約40分しかないと言う事。

40分の間にイミグレーション、保安検査、国際線から国内線に乗り継ぎをしなければならないと言う事。

あーーージャカルタ宿泊にしない?


まず不可能である。


行った事がある空港ならともかく、初めて行くターミナル、右も左もわからない。

不安を抱え、搭乗。

後で考えるとたいした揺れじゃないがベトナムの時をフラッシュバックして怖い私。

機内食どころではない。

酔い止めは勿論飲んでるがそれ以上に揺れた時が怖くて機内では眠れず。

何だかんだでジャカルタに到着。

私の予想では何だかんだ言ってガルーダ・インドネシア航空の職員誘導してくれるっしょ?

イミグレーション優先的に通してくれるっしょ?

ものの30分で乗り継ぎ出来るっしょ?

現実は違った。

ジャカルタに誰もいない。

右も左もゲート番号もわからない。

そして、インドネシア語もわからない。

絶望的である。

あー、バリの神様、飛行機が多少揺れてもいいので何とか乗り継ぎの飛行機に間に合わせて下さい。

心の中で何度思った事か。

あーバリの神様、機内食が多少まずくてもいいので乗り継ぎの飛行機に間に合わせて下さい。

バリの神様は微笑んだのかも。









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