明日はわが身

冤罪という名の人為的な犯罪に巻き込まれることは対岸の火事ではない。明日はわが身である。

少し考察 2

2007年12月26日 | スリップ痕考察

仮にスリップ痕が捏造なら何もこんな面倒な経路にする必然性が無いのではないか?

今までは裁判官の判断を検証していたが、ここでは弁護側の主張である「スリップ痕の捏造」について考える。

バスの進路は曲がったら曲がったままで止めればいいじゃないかと思う。


しかしそれは不可能だった。


なぜならこの写真等がある。
流石に事故後の目撃者は大勢だし角度や位置関係までは修正不能だろう。

 

つまり、仮にスリップ痕が捏造だとしても、最終停止位置のバスの進行角度は絶対条件だった。

仮に捏造だとすれば、その位置の前輪からスリップ痕を描かなければならない。

仮に捏造だとすれば、スリップ痕の前に現場ではお馴染みの空想距離が必要だ。

仮に捏造だとすれば、運動法則を正確に理解しているものがメンバーに居なければ、経験則からの側面衝突スリップ痕を思い浮かべたかもしれない。しかもその衝突時の衝撃は物凄いものであったと一目で推測されるものだった可能性がある。

仮に捏造だとすれば、だれか偉い人が、同重量同士の車両事故のスリップ痕を思い浮かべ、指示したのかもしれない。

仮に捏造だとすれば、進路が衝突によってずれたのたから衝突地点と最終停止位置ではずれが生じていなければならないと想像するだろう。当然見取り図にはそのずれを書き込む。最終停止位置のバスを左10度で書き込めればよかったが、現場写真と描いたスリップ痕は動かせない。


この実況見分見取り図を渡され解析を依頼された研究者はどう思ったか想像してみる。
研究者はもちろん私のような馬鹿ではない。運動法則などよくよく解っているはずだ。

もしかしたら、一目「ありえない」と心の中で思ったかもしれない。
衝突で進路が変えられることはありえない。
仮にそれがそうだったとしてコンマ何秒か後に逆ハン切って進路を戻すなんて不可能だ。急ブレーキより早く操作しなければならない。
超常現象がおきて上の二つが出来たとして、乗客が頭をぶつけたり座席から放り出されることがなかった説明がつかなくなる。

本来、警察の見取り図および実況見分書の通りに正確にバスの経路を書き込めば、直進→針路変更左10度→進路戻(直進) である。この場合の針路変更はハンドル操作によるものではないが、回転モーメントによるものだからハンドル操作同等となり、その力が消えればその時点の前方方向に進むのではないだろうか・。自信は無いが。


いや、直進→ハンドル操作によらない左10度滑り込み→停止 も選択肢としてはあるか?これなら外側存在スリップ痕の説明も付かなくは無い。カーブになったこととそんな外力が何処から来たのかの説明は難しいが。。。。

彼はどちらも選択しなかった。


オール直進。面一モデルの採用だ。


もちろんこれはスリップ痕に到る車輪の軌跡を遡れば、素人目にもオカシイ図面だ。
ボディとタイヤは一体だ。まるでタイヤだけが迷走したかのような図面は本来書きたくはなかったろう。

 

バスの軌跡はデフォルメ(改謬、のほうがいいか)して、衝突時のバイクの位置も特定していない、そんな解析図で、場合によっては人様を牢獄に1年4ヶ月ぶち込むことになることに思いを馳せたのだろうか?

 

 

尚、この記事は、学の無い管理人が頭を絞って捻り出したもので、一般的には「妄想に基ずく憶測」による部分が多くあることを明記しておきます。

 

 

 

 

 


 


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