明日はわが身

冤罪という名の人為的な犯罪に巻き込まれることは対岸の火事ではない。明日はわが身である。

少し考察 1

2007年12月25日 | スリップ痕考察

最終停止位置の写真を見ると、スリップ痕がバスの外側に来ている。


これはこの簡単な実証実験が示すように通常走行では不可能だ。

 

では通常走行以外なら可能か?
例えば重量が同じような乗用車同士の側面衝突であれば可能ではないだろうか。

ハンドル操作によらず、横からの衝突で路面を滑る場合だ。(交通事故を処理している警官はそのような事例を多く見ていると思う。)
このときにカーブを描くことが出来るかの疑問はあるのだが。。。


この事故の場合はどうだろうか?

10,000kgのバスの右前角に300kgのバイクが突っ込んで出来るのは、携帯電話の先を指で押すのと同じで回転力を与えるので精一杯ではないだろうか?

では、バスを回転させずに横に移動させるにはどうか?携帯で実験してみると、先では不能。重心のある中心部を押せばできる。が、回転させるより抵抗が大きく、相当の力が必要であることが実感できる。3kgの赤ん坊が100kgのデブの腰の辺りを押す感じまでは体感できないが。

従って、見る者に瞬間平行移動を想起させるような警察の実況見分見取り図は不適切であり、バスの直進→針路変更左10度→進路戻(直進)を書き込むべきだ。(もちろん、そもそもバイクにバスを回転させる力が残っていたのかの疑問は残っている。指で押した携帯の側面は装甲車のボディだ。バスのそれは衝撃吸収の絹ごし豆腐。指はズボッと入り込むだけだ。)

ところで、仮にスリップ痕が捏造なら何もこんな面倒な経路にする必然性が無いのではないか。。。。


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