ちょこっと改めそこそこトラバース
今回は高野山は奥の院までの参詣道が舞台
九度山・慈尊院を出発して根本大塔までの180町石とそこから奥の院御廟までの36町石を全て網羅し
さらにその後高野山に数本ある参詣道の1つ
京大阪道を通り九度山まで一切の交通機関を使わず一筆書きに踏破しようという前人多踏の挑戦だ
挑むのは育児疲れが目立つアマランナー 街オヤ2号
練習不足が気になるが果たして無事踏破できるのだろうか
朝9時半 九度山町慈尊院前
ここで街オヤに新たな出会いが待っていた
知り合いがUTMFに出場しているので僕も頑張ろうと思って…という明らかにエキスパートなトレイルランナーさん
コースタイム6時間近い180町石道を最高2時間半で走りきるとのこと
しばし歓談し先にスタートしてもらうこととした
慈尊院上の丹生官省符神社名物 巨大干支絵馬と記念に一枚
雲一つない絶好のトレラン日和
新緑が山肌に映える
この日はいつになく町石道は混雑
街オヤ「ここでこんなに人がいるのは初めて見ますね~」
12時半前 12km経過 矢立前到着
ここも車から大勢のハイカーからでごった返している
このままでは高野町内はいったいどうなってしまってるのか
街オヤの脳裏に不安がよぎる…
稲村にいたマンモス杉が町石道にも登場だ
鮮やかな新緑に疲れた体と心を癒されながら
もうすでに矢立で終わっていた脚を引きずりながら
一歩一歩確実に前へ進んでいく街オヤ
13時半 大門到着
コースタイム約6時間のところ 3時間半での到着だ
ここも車の往来が多くチャリダーもひっきりなしにやってくる
早々に根本大塔へと向かった
まずは180町石制覇
根本大塔で胎蔵界は終わり
そこから御大師様のおわす御廟までが金剛界であるとのこと
その1町石を確認
御廟へと向かうがその前に素敵な景色が街オヤを待っていた
春の金剛峯寺を彩る石楠花たち
例年より開花が1週間ほど早いとのこと
周囲には大勢の観光客がいたがこの花たちに目を留めるのはほんの数人
街オヤは贅沢にこの素敵な景色を独り占めしたのだった
少し痛む脚を引きずりながら奥の院を進む街オヤ
夕暮れ近いが参拝客の足は一向に途絶えることなく
みろく石にも長蛇の列
14時50分 御廟到着
すでに日が傾き始めていたため参拝を速やかに済ませて
街オヤは一路京大阪道の起点である女人堂を目指す
不動坂を降り極楽橋駅を横目に見ながらさらに舗装路を下っていく
街オヤ「うわ、これ線路の上に橋がかかってますねぇ」
などと楽しんでいたのも束の間
この後およそ8km以上の舗装路激下りが街オヤの足を完全に破壊していく
午後17時半過ぎ 道の駅くどやまに帰還
およそ8時間に及ぶ山旅であった
街オヤ「いやあぁ、今日は山の中も高野町も人が多すぎでした」「帰りは全くいませんでしたけどね」
街オヤの旅は続く…のか??
距離はどれだけでしょうか?
あぁ懐かしいフレーズですね~
今年は俺の春夏秋冬したいものです(笑)
総移動距離は39.7km(山旅ロガー調べ)でした
実際走ったのは半分以下ですが(笑)
なかなかの強度、がんばってますね~。
なんなら撮影同行しようか?(笑)