時をかける・・・

            
    ただひたすらにひたむきに

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3000mの夏休み

2015-09-26 15:43:38 | 山登り

  3000mの山に登りたい。

  山には興味のなかった君がそうつぶやいた。僕はそんな君をよりによって槍ケ岳へ連れて行くことにした。

  果たして3000mの頂に僕たちは立つことが出来るのだろうか。

  雨の降る中、黙々と歩いた。滑りやすい雪渓をひたすら歩いた。やがて雨はやみ、気がつけば槍の穂先が眼前に迫ってきた。

  なんとも言えぬ高度感。空に昇っていくような気がした。怖かった。それでも僕たちは登った。そして、君は笑顔で頂上を極めた。

  よく歩いたね。何ひとつ不平不満を漏らすことなく君は歩き通した。

  僕は素直に褒めてあげた。

  もっともっと幼い頃からこうして褒めてあげればよかったのにね。

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君と歩んだ道

2015-09-18 00:04:01 | 山登り

  僕たちは随分長い道のりを歩いてきた

  苦しみも喜びも素直には表せなくて

  いつも言葉少なにぎこちなく

  黙々と歩く先にはこんなにも青い空が近づいているのに

  僕たちは違う空を見ている

  振りかえれば幼い君が

  無邪気に微笑み

  白い夏のように輝いている

  もう一度あの日のように君と戯れ

  君を抱き上げ頬ずりしたい

  いつしか冷たい秋風が吹いて

  君は僕から離れていく・・・

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夏の終わり

2015-08-23 17:29:08 | 心模様

    うだるような暑さ、ジリジリと肌を焦がす日差し、眩しい海面の輝き

    夏は確かに今もここにある

    けれど、僕はどこか終わりの憂いを感じている

    君と過ごした幾つもの夏は幻のように見えなくなって

    この夏が終われば、もう君と歩くこともない・・・

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恍惚の海辺

2015-08-15 19:04:58 | 自転車

朝の風が少しだけひんやりしている。

最近、鼻炎がひどく鼻水を垂らしながら海沿いを南へ走る。

穏やかな海だ。

今日の目標は100km。白崎で休憩中の二人のローディーに出会う。軽くあいさつだけしてさらに南をめざす。

この写真を撮っていると先ほどのローディーのひとりがハイスピードでやってくる。

僕は本能的に背中を追いかける。このローディーには僕の追走は想定内のことであったらしく手信号を送りながらハイペースで鬼引きする。

久しぶりに刺激的な走り。

とても速い!登りでは少し離されるが下りで追いつくというパターンを何度か繰り返す。苦しい。何とか喰らい付いて煙樹ヶ浜でゴール。引っ張ってもらってありがとう。

せっかくの機会なので少し話をする。彼は自転車を始めて2年という。33才、まだまだ速くなりそう。かなり経ってからもう一人の仲間も追いつく。

二人と別れたあと、来た道を少し戻って写真を撮る。

さらに戻ると妙な自転車が・・・

アトリエの看板だ。

その方向に進むとアトリエの敷地から海に降りていく道がある。

急な坂をクリートを滑らせながら降りて休憩。

ジャージを脱いでほとんど裸で海を眺める。ああ~気持ちいい!僕はいったい何をしているのだろう。

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緑の中に消えてゆく

2015-08-01 15:41:24 | 心模様

あの日、緑のシャワーの中で

10年後の僕たちを描くことはできただろうか

小さな窓から、僕たちが育てた花を眺めながら

僕たちの未来の夢を語ることができただろうか

あの日、僕に向けていた君の瞳は何を見つめていたのだろう

今、あの小さな窓から君は何を見ているのだろう

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