二鶴工芸のきままなブログ

京都で呉服に金箔を装飾する金彩工芸の職人です。
仕事のうんちくや商品説明等きままな事を更新していきます。

本日からです!!

2019年01月09日 | 日記

二鶴工芸です。
昨日、展示会の搬入でした。
本日から開催します。
私の作品は新作の金彩加工の帯で、今は亡き師匠の作風をオマージュし、今現在の私の感覚でアレンジしたものです。
寂びを意識したもので、非常に展示会映えしない作品です。
(※画像は見やすいように明るく加工しています)
「箔の特長である光沢をあえて消す」
金彩は装飾の加工でプラスの加工ですが、プラスの加工をしながらマイナスにしていく。
実に矛盾な表現。
箔という素材を使い、様々な表現方法が可能であることをご高覧くだされば幸いです。
ちなみに紫式部の和歌は弟の嫁に書いてもらった書を製版して加工しました。
また触れてもよい加工ハギレも数枚出品していますので、手に取ってくださればと思います。
私は13(日)・14(月)在廊予定です。



京もの認定工芸士会「響」 第一回工芸展

京都府が称号を授与している京もの認定工芸士
その有志で結成された京もの認定工芸士会「響(ひびき)」
「響」発足後、第一回目の展示会を開催
様々な分野の職人・作家の逸品作品と素材や道具類など一般のお客様にも触れていただける作品も展示

会期:2019 1月9日(水)~16日(水)
時間:AM10:00~PM16:30(最終日16:00まで)
会場:京都伝統産業ふれあい館内 イベントルーム(京都市勧業館みやこめっせB1F) 
    〒606-8343 京都市左京区岡崎成勝寺町9番地の1 京都市勧業館みやこめっせB1F TEL / 075-762-2670
入場:無料

京もの認定工芸士会「響」Facebook:https://www.facebook.com/kyomonohibiki