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今年は7月も意外にパンを焼いています…ハイジの白パン、農家のレシピ。

2020年07月09日 | 素朴なおやつ、素朴なパン

令和2年7月豪雨、九州に続いて長野や岐阜も大変な被害に見舞われています。

まだ降り続く雨がとても心配で、報道の映像を見るといたたまれない気持ちになります。どうかこれ以上の被害が広がらないことを願います…。







蒸し暑いとはいえ、昨年のように5月から真夏日が続くようなことはなく、梅雨の影響での天候不良やコロナ禍もありお出かけというよりは家にいることが多い7月。

7月というのにしっぽりひっそりパンを焼くことが、例年にない感じで多くなっています。

夏場のパンづくりは発酵が早く楽ちんな部分もありますよね。

先月、雨の休日に焼いた全粒粉のイングリッシュマフィンは、しっかりいつもどおり60分2次発酵をとったら過発酵気味になり、ああ、今は夏なんだな~って思いました。


張り切って20個焼いたんですが、4回に分けて焼いたので(1回5個ずつ)、焼いている間にもどんどん発酵してしまったので、冷蔵庫に入れておくなりすればよかった!とひさびさの夏場のパンづくりでいろいろ段取りを忘れてしまっていることに気づかされました。


いつもだったら、表面を押さえているオーブンの天板を、生地が持ち上げてくるくらい膨らんでくるんですが、過発酵してしまい、その力はなく、横にだらっと広がってしまいました。

味も、ちょっといつもと違い、かすか~~~に酸味が感じられる💦

でも、家で食べる分なので、サンドイッチにして美味しくいただきました✋


この日も全粒粉を使って焼きました!ベーグルなので、2次発酵取らずにケトリングして焼きました。ムッチリモッチリ!


そして今回は、ひさびさの白パン!

丸い白パンもよく焼きますが、ひさびさに白パン定番のおしりの形に!

1個70gの生地で15個焼きました。1回5個ずつ焼くんですが、最後の1回分はわざと軽く焼き色つけました♡こういう感じも結構好きなので。

低温で焼いたパンの独特の美味しさってありますよね~😊


左がちょっと焼き色を付けた方で、右側が白く焼いたパンです。

下のパンに穴が開いていますが、焼けてるかチェックしたときの跡です💦

うちのオーブンは結構よく焼けるので160度10分で左のように焼けて、160度で7~8分焼き、最後の2~3分を150度で焼くと、右側のパンのように白く焼きあがります。

デロンギのコンベクションオーブンですが、本当に温度があがるのが早くてしっかり焼けます。

よくレビューにありますが、確かに焼きムラができやすいということがあるので、クセをつかむのは大事かなと思います。

ちなみに、我が家のは右奥が焼き目付きやすく、途中でオーブンの天板を左右反対にするなどして焼きムラを防いでいます。


おしりの線(ふふ)で2つに区切って、それぞれ真ん中に切り目を入れて具材をはさみ、サンドイッチにしました💕




…そしてそして!

ひさびさに新しいナイフをお迎えしたんですよ…むふふ…。

前々からサンドイッチやフルーツサンドをつくるときに切れ味のいいパンナイフが欲しいと思っていたんです。

いろいろ良さそうなものがあったんですが、できればナミナミのまっすぐなやつ(語彙力なくてすみません)・・・というイメージがあって、なかなか選べず…。

最近やっと本腰入れて探し始めたところ、我が家のお鍋やヤカン、カトラリー類でさんざん使っている柳宗理のパンナイフがかなり理想に近いかなということに気がつきました。柳宗理のパンナイフがあるなんて全然知らなかった…。

節穴でした…。

わたしが柳宗理の道具たちと出会ったのは25歳くらいの時でした。

一目で好きになって、ヤカン、片手鍋、スプーンなどをそろえました。

結婚したときに、柳宗理のミルクパン、パスタ鍋とコランダー、鉄のフライパン、大きな片手鍋、ヒメフォークやグレープフルーツのスプーンなどを追加して、現在まで毎日のように使っています。

柳宗理のお道具たちは、今やド定番ですが、本当にどのお道具も全部使いやすいデザインでとても丈夫。

見た目も心地よく、こんなに永く使っていても全然飽きがこずにやっぱりこの鍋で炊くと美味しくできるな~なんて秀逸さを感じながら使えます。

パンナイフがあるなんて、うれしい驚きでした。


すぐにポチ☝

これ、本当に切れ味よくて、切ったときパンくずがほとんどでないので、ストレスフリーです~🙌

でも残念なのはこういう波型の刃先なので、研ぎ直しができないということ💦

…できるだけ切れ味を保てるように、大切に使っていきたいと思います。





あ、最後に白パンのレシピ、備忘録として記録させていただきます✋



【材料】15個分(粉類は国産を使っているので、水分含有率が高いと思います)

・強力粉450g

・薄力粉150g

・粗糖…50g

・塩…9g

・スキムミルク…15g

・白神こだま酵母…10g

・水420㏄(うち30ccは酵母を浸す用のぬるま湯にする)





【作り方】

①酵母は40度くらいの湯30ccに浸しておく。

②ニーダーやHBに水を入れ、材料をすべて入れ、最後によく溶いた酵母を入れ、捏ね~1次発酵させる。

※普段は20分ほどニーダーで捏ねてから40分の1次発酵をとりますが、夏場なので1次発酵を20分程度にしています。

③生地を台に出して、15分割(1個70g程度)に丸め、20分ほどベンチタイムをとる。

④生地のガスを抜きながら丸めなおしてオーブンシートの上に乗せ、お箸や細い棒などで真ん中をギュッと押し付ける(パンの底に行くくらい思い切って!)。

⑤そのまま20分~30分2次発酵させる(普段は1時間程度2次発酵をとっています)。

⑥生地が2倍程度にふくらんだら、表面に茶こしなどで粉をふり160度に予熱したオーブンで8分焼き、150度に温度を落としてさらに2分焼成する。

ハイジの白パン、焼きあがり~~~~🍞


…コロナの自粛期間中、量販店でも酵母やイースト、ベーキングパウダーが品切れしていましたよね!

愛用させてもらっている白神こだま酵母もネットで値段が高騰して、1.5倍くらいの値段(普段は2000円程度だけど3000円以上)になっていましたよね~。

まだもともとあったものを冷凍保存して使えていますし、一応名古屋生活クラブでも個包装のタイプのものも1箱注文させてもらったので、それもあるので我が家は当分大丈夫そうですが、パンを焼く方ってとっても多いんだな~♡なんて思っていました。

これからは涼しいお菓子の方がこどもたちが喜びそうですが、朝食などにたまにパンがあるとそれはそれで子どもたちが喜ぶので、時間見つけてまた焼きたいと思います。

次回も白パン焼きたいな~。

あの、低温で焼いた感じの生地に、卵サラダとかハムとかキュウリが合って、なんとも美味しいんですよね🎶


また食べたい👍

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