ゆかりが好きです。
小さい頃食べたおばあちゃんのゆかりの味のゆかりを見つけられなくて、自分でつくろうと思いました。
おばあちゃんは生きていてくれていますが、もうずいぶん高齢で、数年前から台所仕事もできなくなりました。帰省するたびできるだけ家や病院など、その時いる場所まで会いに行っていますが、疲れないように短い時間で顔を見たり話をしたり、手を握ったりして帰ってきます。
「ゆかりのつくりかた教えて」ってそんな感じでもなく、記憶をたよりにいつも作っているわけです。
いろいろ失敗したのですが、おそらくゆかりというものは、塩でアク抜きした赤シソを梅酢につけて、軽くしぼったものを天日でカリカリに干してから、すり鉢ですりつぶしたもの・・・という結論に達しました!
材料は、もみしそです。作り方はコチラ↓
http://blog.goo.ne.jp/hudo-mau/d/20120718
【つくりかた】
①もみしそを梅酢からあげて、軽く水気を絞り(あまりきつく絞ると味がなくなると思いますので手加減してください)、ザルに葉を広げながらのせて、カリカリになるまで天日に干す。
ザルにのりきらなかったので葉をあまり広げなかったらすりつぶしにくかったです。できるだけ葉は広げた方がいいと思います。
②干しあがったもみしそを少しずつすり鉢に入れて、すりこぎでゴリゴリすりつぶして完成です。
葉を完全に広げていないところが潰しにくいので、最後にその部分だけを集めてミルミキサーにかけました。
すりばちを使わず、最初から全部ミルミキサーでやっても大丈夫です、ただ、パウダーっぽいゆかりになります。
密閉容器に入れて、冷蔵庫で保管しています。冷暗所でもOK。塩気が足りないと思ったら、美味しい塩を混ぜてみてください。おにぎりはもちろん和えものに使ってもいいですね。わたしはほんのり甘い蒸しぱんに入れるのも好きです。