てのしごと~ながくて風土~

2023年もよろしくお願いいたします✨

小豆の栽培と収穫、そして選別。

2014年09月25日 | 


小豆の収穫を終え、玄関先で乾かしています。

昨年は初めてたくさんの量を栽培して、育てるのも収穫するのもその後の処理も見様見真似でいっぱいいっぱいだったので、今年は栽培はしないぞ!と思っていたのだけど、やっぱりあの美味しかったぜんざいやおはぎを1回ずつでもいいから食べたいなあと思って、ほんの3~4メートルくらいの畝で栽培しました。

昨年はマルチなしで、元肥なし、追い肥をして土寄せを何度かやって育てましたが、ものすごい日差しの下で土寄せをやるのはかなり過酷でしたw

そして小豆のサヤも1本1本順番に熟して(茶色くなる)いくので、どうやって収穫していいかもわからずに、1本1本、熟したものから収穫したのだけど、ヘンな中腰で長時間しゃがむのでもう腰が爆発しそうなくらい重労働でした。

大変だったのは土寄せ(追い肥)と、1本1本の収穫だったなあと振り返って、今年はそのあたりの負担を減らすために、畝にマルチをしっかり張り、追い肥や土寄せもしたくなかったので、マルチに苗を定植するときに、お手製ボカシを根っこの下に撒いてから苗を植えました。

だから、基本その後は太陽と風と雨任せでした。

そして、こんなにたくさんのサヤが付きました!



そして収穫。

昨年は1本1本サヤを切って収穫しましたが、1房に5~6本くらいサヤが付いていて、それを房ごと刈り取って、ザルに広げて乾かしつつ追熟すれば、すぐに茶色く完熟することがわかったので、茶色いサヤが混じり始めた房や、もうすぐ茶色くなりそうなまだ緑の房まで刈り取ることにしたので、大きく分けて2~3回、ザックリ房を刈り取るくらいの感じで収穫するようにしました。

すごく楽!昨年のあの手間はなんだったんだろう!?

でも、一人で考えてヒイヒイ働いてわかったことが貴重でした。

小豆は苗をつくるのはすごく簡単だし、植え付け(移植)も簡単だから、少量なら栽培していてとても楽しいものだと思う。

そしてほったらかしにしても、かわいらしい黄色いお花が付いて、その花が終わるとニュニュニュと緑のサヤが伸びてきます。



花が終わってサヤの熟成が進むとこんな感じに。



それをザルで乾かして、畑がちょっと暇になってくる寒くなる頃に暇を見つけてサヤから豆を出します。



これは昨年の写真です。

ここからも大変なんだけど、今年は細いサヤとかはもう食べられそうもないことが分かったので、完全にイケルサヤから豆を取り、無駄な選別の作業の負担を減らしたいなあ!と思っています。

豆の選別、みなさんはされたことがありますか?

わたしは最初、1回できれいに分けれるだろうくらいに、甘く考えていたんですよね。

それが全然w

慎重に分けたつもりでも、1度目が終わって、2度目でもまだまだたくさん食べられない小豆が見つかって、3回目にもまだ見つかって。

4回目にはもうほとんどきれいなんだけど、たま~に虫食いが見つかる感じ。

でも、4回目くらいになると、もうこれ以上あったら水に浸けたときに浮いてくるものがあったらそん時に取り除くわ~くらいになってきてきれいな保存瓶などを持ってきて、そこに保存して冷蔵庫にしまっておしまいにします。

小豆や穀物は、虫の心配もあるのでできるだけ冷蔵保存がよさそうな気がします。

・・・小豆を育てるようになってよくわかったんですが、ちょうど小豆が収穫できる頃に彼岸花が咲き、お彼岸を迎えます。

お彼岸と言えば、おはぎですよね。

あと、昔の人はお彼岸のおはぎや、お正月の赤飯?なんだかそういう晴れの日のために小豆をとっておいたそうですよ。

わたしもやっぱりおはぎ、赤飯(小豆のおこわ)、ぜんざいをそれぞれ一度ずつは作れたらいいなって思ってつくりました。

さて暑さ寒さも彼岸までのお彼岸が過ぎました。

このころから急に畑の虫(野菜を食べる)も減少して、虫がひどくつく大根や白菜などの種まきや苗の育成も多少容易になります。

ただ、年によって温度が低すぎる場合もあって、その時は発芽に悩まされるので、毎年毎年お彼岸前後に様子を見つつ種まきをじっくりやります。

畑にいなくてもお彼岸前後の陽の光や風の変化を感じますが、畑ではもう畑の色がすっかり変わる感じに思えます。

でもまだ一生懸命作業していると汗をたくさんかきますが・・・!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。