実験はなかなか大変なものだと思う。参加していただく方、計測する方、中敷、メトロノーム、ストップウオッチ、靴、手順の確認、また記録用紙などの用意など当院スタッフもなかなか忙しい。いつも診療していない土曜の午後に実験していたが、急患の方が来られた、口コミで当院は土曜の午後に診療していることになっているとのこと。実験中ではあったが、診療さしていただいた。
足のいたみ、ふくらはぎの痛み、膝の痛み、太ももの痛み、股関節のいたみ、場合によっては腰のいたみなどで注射したくない、くすりのみたくない方、中敷（なかじき）で効果があった方がおられます。足根管症候群の方もそうでした。圧で痛みがでる方にいたみを軽くすることを考えています。
足底のいたみなどがある方がこられました。足根管症候群でしたので話し合い、薄い土ふまずなかじき（中敷）をしようすることになりました。歩行時いたみがないと喜んででおられました。足部のいろんないたみに工夫してみるつもりです。
板前さんが立ち仕事で足の底がいたくてがまんできないとのこと。かかとのところだったので、足クッションでよいのではと思ったが、足（下肢）の血流も良くしてほしいとのこと。二分画タイプをあわせ、ためしてもらったら、良いとのことで、使用されました。長時間歩きまわれる方にもよいのでは。血栓を溶かす物質（ｔPA）が増加するかどうかの実験は30分安静、30分歩行で行いたしかめました。朝夕30分ずつの歩行で効果があるのかもしれません。
打撲すると痛みがあったりするのでいやです。どうしようもなく、それが毎日くりかえされるとか、一週間に何回もというのはさけたいものです。指に当院のうおのめクションを使用される方がおられます。もちろん足のうおのめなどにも使用された方がおられます。以前も書きましたが、いろんなところのいろんなを衝撃吸収しようといろいろ工夫しています。