平部整形外科医院

健康な生活のために。緩衝体を用いた製品紹介。

足クッションの効果~脊柱管狭窄症、変形性脊椎症~

2011-01-10 14:21:58 | インポート

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足クッションと中敷を使用し、普通の人にて姿勢の変化をみた。

足クッションは、前足部、土踏まず部、踵部に固定した。

中敷は土踏まずと踵部に装着した。

足クッション、中敷使用にて姿勢が変化するようである。

 

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この人は脊柱管狭窄症の人で、腰痛と著明な右下肢痛を訴えていた。

腰椎の前彎(ぜんわん)が軽減する踵の部位に両側足クッションを装着したところ、症状が軽快しております。

足クッションを使った総大腿静脈血流実験では、2名で踵に使用して血流が増加しているので、今後そのことを脊柱管狭窄症の方に対しても調べてみたいと思ってます。

(脊柱管狭窄症の方は腰椎の静脈の流れが問題だと言われています。多くの人は腰椎の前彎を軽減した方がいいといわれております。腰痛が軽減したり、下肢の痛みやつっぱり感などが軽減する可能性があります。)

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この人は変形性脊椎症の方です。30分ぐらいの立位持続がきついと言っておられました。

自分の靴を持ってきて頂き、姿勢を検討しました。

そうして、土踏まず部(両側)に足クッションを使用してもらったところ、きつさが6割ぐらい減っています。

喜んでおられます。

足クッションを使用して姿勢を検討するときは、必ず自分が使用される靴をもってきてもらい、検査するのが大事だと思われます。

中敷を使用して左総大腿静脈の血流が増加しないか実験しましたが、適切に使用すれば、血流が増加しました。

その時に上肢で採血し、急性期脳梗塞に使用されるt-PAの血中濃度を検討したところ、free-tPAが増加する可能性がありました。

もう少し実験する予定です。


当院紹介

2011-01-10 13:17:00 | 健康・病気
開業以来20以上の学会研究会にて主に自分の研究について発表し論文にした
のもあり、一つは宮崎県医師会医学賞受賞しました。
 
 また、2年にわたり(年に1回ずつ)東京のエルクコーポレーション、神戸の古野
気が当に来られた際に、企業の研究に貢献し、機器の開発に寄与したと考
えられる論文もあります。
 
日本整形外科学会専門医    日本リウマチ学会専門医  日本医師会認定産業医

日本骨粗鬆症学会員      特許取得(緩衝体)

  

診療内容

●整形外科一般

 

●リウマチ

 

●リハビリテーション   

●骨粗鬆症

   

  (胸椎 、腰椎レントゲン、踵骨の超音波骨量測定2回(レントゲン不使用)            

   

●下肢の痛み・血流・こむらがえり(中敷合わせ歩行) 

   

●転倒・骨折予防(手伸ばし試験、UP&GO、開眼片足立ち)

   

●枕・床ずれ・うおのめ外来( レントゲン、枕合わせ)

診療時間

   平日8:30~18:00(12:30~14:00は休憩)

            ※木曜日、土曜日の午後、祝・祭日は休診させて頂きます。