足クッションと中敷を使用し、普通の人にて姿勢の変化をみた。
足クッションは、前足部、土踏まず部、踵部に固定した。
中敷は土踏まずと踵部に装着した。
足クッション、中敷使用にて姿勢が変化するようである。
この人は脊柱管狭窄症の人で、腰痛と著明な右下肢痛を訴えていた。
腰椎の前彎(ぜんわん)が軽減する踵の部位に両側足クッションを装着したところ、症状が軽快しております。
足クッションを使った総大腿静脈血流実験では、2名で踵に使用して血流が増加しているので、今後そのことを脊柱管狭窄症の方に対しても調べてみたいと思ってます。
(脊柱管狭窄症の方は腰椎の静脈の流れが問題だと言われています。多くの人は腰椎の前彎を軽減した方がいいといわれております。腰痛が軽減したり、下肢の痛みやつっぱり感などが軽減する可能性があります。)
この人は変形性脊椎症の方です。30分ぐらいの立位持続がきついと言っておられました。
自分の靴を持ってきて頂き、姿勢を検討しました。
そうして、土踏まず部(両側)に足クッションを使用してもらったところ、きつさが6割ぐらい減っています。
喜んでおられます。
足クッションを使用して姿勢を検討するときは、必ず自分が使用される靴をもってきてもらい、検査するのが大事だと思われます。
中敷を使用して左総大腿静脈の血流が増加しないか実験しましたが、適切に使用すれば、血流が増加しました。
その時に上肢で採血し、急性期脳梗塞に使用されるt-PAの血中濃度を検討したところ、free-tPAが増加する可能性がありました。
もう少し実験する予定です。
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