以前の中敷より小さくて、土踏まずの部分のみを圧迫する中敷を考案しました。
使用すれば、以前の物と同じように大腿静脈血流の最高速度が上がるようです。
個人差もありますので、土踏まずの高さによって中敷の高さも考えなくてはいけません。
大腿静脈血流の最高速度が上がり、血管内皮細胞にずり応力が加わるとtPAやNOが産生されます。以前の実験でfreetPAの増加の可能性がある結果が認められたのですが、この新タイプでも同様だと思われます。
tPA,freetPAが増加することは微小血栓に影響しないのでしょうか。血管の梗塞のある方には使用してもらうことはまずいのでしょうか。足部に傷ができないことを確かめながら?今後また検討したいと思います。
また、昨年の米国医師会雑誌2月号に「ニトログリセリン(NO)軟膏が骨を強くし、骨粗鬆症の治療薬になる可能性もある」ということが掲載されました。 夢ですが、当院製の中敷も効果があればいいと思っております。酸化ストレスも緩和し、骨質も良くなればいいと思っております。
ーーーー活性酸素はNOと非常に高い結合親和性を有しております。
ーーーー高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙、加齢、肥満では、いずれも活性酸素が過剰な状態です。
ーーーー当院の中敷はある権威の方に聞いたところによると “NOの産生があまり強くない” ということでした。
----放射線による遺伝子損傷は活性酸素により生じます。
ーーーー夢ですが、当院製の中敷が多くの方に、病気のある方にも使用していただければ幸いですが?
ーーーー小児型も作りました。(下図参照;上部の1個のみ大人用 他小児用)
ラットを使って、脳前基底部に電気刺激を与えた実験。同じ刺激は、軽い運動やマッサージで足裏や皮膚を刺激することで得られる。
記憶力や判断力をつかさどる大脳皮質や海馬の脳血流が増えた。
(データ:Neuroscience Letter ;112.263-268.1990) 日経ヘルス プレミィエ2008 10月号)
当院製の土踏まず中敷とヒッププロテクターは宮崎県の高齢者支援センターに展示されました。
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