「虎に翼」、放送25週目「女の知恵は後へまわる?」。
寅子「あの日話した穂高イズムはどこにいったんですか?」
桂場「そんなものを掲げていてはこの場所にはいられん。」
物語の終わりに向かって、色々なことが並列に進んでいく。
言いたいことの詰め込みすぎ場面が少し多いように感じるけれど。
よねさん、主人公のような活躍をみせる存在に。
優未、これまで重要人物のような扱いだったはずが、ここにきて空気のような存在に。
朋一、裁判官に希望を抱いて失望して、あっというまに空気のような存在に。
のどか、都合のいいキャラに定着して、メインストーリーに関わってこない存在に。
美佐江に似た少女が登場、美雪。美佐江の娘。
「私の中に辛うじて残る「特別な私」が消えぬうちに消えるしかない」
美佐江は東京に出ても「特別」にこだわりつづけた人生だった、という話なのか。
必死だったはずの美佐江の東京生活もドラマの中で少し見たかったなという気持ち。
寅子「すべて正しくなきゃ声をあげてはいけないの?」「声を受けてどうするかは私の問題よ。」
涼子「弁護士になれなかったんじゃない。ならなかった。この先弁護士になるもならないも私の手の中にある。」
美位子「この場所が、居心地がいいってことです。」
よね「人を見て安堵したり、自分の身に起きたことと比較したりするのはやめろ。」
「何か抱えているやつはどっかしら生きるために無理をしている。」
寅子「どの私も私。つまり全部含めてずっと私なのか。」
今週はなんといっても、寅子と涼子とよねさんがくつろいでいるシーン。
涼子「これはおしょうゆ煎餅かしら?」
寅子「なんですって?」
よね「(笑)」
そして、水曜日放送の「虎に翼×米津玄師スペシャル」。
女子部メンバーによる座談会、ずっと見ていたかったし、
2番の歌詞が載った主題歌「さよーならまたいつか!」のOPタイトルバック・フルサイズバージョン、すごく良かった。
米津玄師 - さよーならまたいつか!「虎に翼」OPタイトルバック・フル Kenshi Yonezu - Sayonara, Mata Itsuka !