◇ 樹木の伐採・枝木の処理
このところで、あっと言う間に、自然郷の別荘地区が樹木でボーボーになってしまいました。
樹木で鬱蒼としていると、なによりも風通しが悪く、ジメジメ!ムシムシ!カビカビ!
山野草も勝手に生えてくれない! 花が咲かない! 野鳥や野生動物もあまり来てくれない!
今夏は、思い切った伐採をしないと・・・・・・・。
でも、思い切った伐採をしたいのはヤマヤマなのだが、伐採料金が・・・・(高い!?)。
(1)樹木の伐採料金
伐採時を限定せず 「ついでの折に伐採してもらう」 ようにすると、意外と安い料金で済む場合があります。
これは、管理事務所に依頼しても、それ以外の業者に依頼しても同様です。
樹木の伐採料金については、昨年のオーナー会便りで配信しましたが、
「こんなに安くやってもらった!」事例は、いずれも伐採業者側に「ついでの折」があったからでした。
「ついでの折」が無い時は、格安業者といえどもあまり安くは出来ません。
そんなわけで、管理事務所でも樹木の伐採料金は、一律には提示しておりません。
その時の伐採業者側の都合によりけりなので、個別に相談されるのがよいと思います。
(2)枝木の運び出し処理、軽トラ1杯 3,000円!(税抜)
これは、昨年度限定の特別キャンペーンでした。
しかし、今年も継続するとのことです。
昨年5月29日付のブログ記事でも紹介しましたが、このサービスは大変好評でした。
※「伐採した枝木をゴミ収集BOX横に放置する」という自分勝手な「ルール違反」を、相変わらず時々、見受けます。
当海の口自然郷の別荘オーナー達は、「良識ある別荘オーナー達」です。
それだけに、こうした一部の人の行為は甚だ残念なことです。
私たちの自浄活動で「ルール違反」を監視、やめさせましょう!
(「ルール違反」を発見したら、まず管理事務所に一報を! そして、万一、身の危険を感じたら、躊躇せず110番してください。)
自然郷の山野草(9)
オトギリソウ(弟切草)
タンニンが含まれる薬草。全草を乾燥させたものを「小連翹(しょうれんぎょう)」といいます。
なぜ「弟切草」と呼ぶのか?
「弟斬り草」と書いたら、わかりやすいと思います。
その昔、平安時代後期、花山院(984年花山天皇即位、986年譲位・出家して法皇となる。1008年崩御、年41歳)の御代での出来事です。
先祖代々、鷹匠を家業とする2人の兄弟がおりました。
その家には鷹の傷を治す「秘伝の妙薬」が伝承されていました。
そして、この妙薬の秘法は、家人以外には決して口外してはならないとされてきました。
しかし、或る日、弟が酒に酔って、ついその秘法を他人(㊟)に漏らしてしまいました。
これを知った兄(晴頼)は、たいそう怒り、弟を刀で斬り殺してしまいました。
この先祖代々伝わる妙薬の原料は「薬師草」と呼ばれた薬草です。
この草の「葉っぱ」には、小さな黒い斑点が点々とあり、これが斬殺された弟の血しぶきのようだというので、これ以来、この薬草を「オトギリソウ(弟切草)」と呼ぶようになった、という話です。
(㊟)「他人」とは、「実は競争相手の鷹匠だった」という説があります。
また、「その競争相手の鷹匠の娘と弟が恋仲だった」という説もあります。
それで、兄(晴頼)は、怒り衝天したらしい。
↓葉っぱの表面をよく見てください。血しぶきのような黒い点々が見えます。
写りが悪いですけど、↑この葉っぱの表面をよく見てください。
↑↓これはシナノオトギリです。
シナノオトギリ(信濃弟切)
別名:ミヤマオトギリ(深山弟切)
長野県など中部地方の亜高山帯~高山帯に生え、背丈は10~30センチ位の小さなオトギリソウです。
花期は7月~8月頃です。
↓こちらはオトギリソウです。
オトギリソウ(弟切草)
背丈が20~60センチ位で、シナノオトギリより大きいです。
花期は7月~8月頃。
↓こちらはコケオトギリです。
コケオトギリ(苔弟切)
自然郷では背丈が1~2センチ位で、とても小さく、苔のようです。それで「コケオトギリ」。
花期は8月~9月頃。
いずれのオトギリソウもシカは食べないようです。薬草なので成分がキツイからでしょうか?
でも、全く食べないということでもないようです。
※オトギリソウを干してお茶にして飲むと、血糖値の上昇を抑制するという研究成果が報告されています。
(『おとぎり草茶のヒト食後血糖上昇抑制作用と抗酸化能』 社団法人日本家政学会誌 Vol.60 No.7 P673~680)
※「小連翹(しょうれんぎょう)」は、ウツに効くといわれますが、実際はあまり効かないらしい。
クモキリソウ(蜘蛛切草、蜘蛛散草、雲霧草)
↓おっ!こんなところにクモキリソウが!
↓おっ!ここにも! よく見ると至るところに!
ラン科。 木かげに咲く↑とても小さい草です。背丈15センチくらいです。
小さくて、木陰にひっそりと生えているので、あまり人に気が付かれません。
命名の由来については、①:蜘蛛に似ているからという説、②:雲が湧くような山に生えているからという説がありますが、花を見ると↓蜘蛛に似ています。
シカは食べません。 小さくて木陰にひっそりと生えているのでシカも気が付かない?
ヤマホタルブクロ(山蛍袋)
キキョウ科。 自然郷で見られるのはヤマホタルブクロです。
ホタルブクロよりも、①:高所に生え、②:「咢(がく)片」(花ビラの根元)がもっこりしています。
時々シカに食べられているようですが、積極的には食べられていません。
イブキジャコウソウ(伊吹麝香草)
滋賀県伊吹山に多く自生し、麝香のような強い香りがするので、このように命名されました。
別名:ヒャクリコウ(百里香)ともいいます。遠くまで匂うと思われるほど香りが強いからでしょう。
花期は6月~7月。↓絨毯状に横に広がり群生する、とても小さな草です。
←「蕾」これから開花するところ。
※薬草。 発汗作用があり、風邪に効くとされています。 地上に出ている葉や茎を刈り取って、日陰干しして乾燥させたものに、熱湯を注いで服用します。
↑イブキジャコウソウは、花びらがピンク系。
↓こちらは、シロバナ イブキジャコウソウ(白花伊吹麝香草)です。
イブキジャコウソウの白花種で、希少種です。
いずれのイブキジャコウソウも、シカは食べません。
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【 自然郷特派員より 】
自然郷オーナーの皆さま お元気でお過ごしでしょうか?
今回は少々 趣を変えて”自然の魅力”以外の「自然郷の魅力」を自然郷特派員が別角度から
独断と偏見で、あれこれ上げてみたいと思います。
もし異論や新情報、特ダネ等あればコメント欄に投稿して頂ければ追加します。
オーナーの皆さんも自然郷の魅力を多数 発信してください。
それでは別角度から見た「自然郷の魅力」とは、
1.真夏でも大変涼しく湿度も低く快適!(平均的には23℃位で当然エアコンなど不要)
2.自然郷・南牧村周辺では渋滞がない!(とくに別荘地には関係車両以外入って来ない)
3.静かな別荘ライフを満喫できる!(ロッジ宿泊者以外、観光客がいないので落ち着ける)
4.電気は中部電力なので60Hzでよい!(50Hzより消費電力が少なく、電気料金も安い)
5.虫はいるが「蚊」がいない!(蚊に刺されてかゆい思いをしない、香取線香など不要)
6.鹿・狸・テンなどは生息しているが「熊」がいない!(暗夜でも安心して外を歩ける)
7.夜空の満天の星が凄い!(空気が澄んでおり、星がきれいなどとは言い表せない)
8.水道の水が冷たくて美味しい!(自然郷で飲むコーヒーは最高でしょう)
9.高原ロッジの管理が行き届いてよい!(今年の大雪では大奮闘されたそうだ・・・)
10.野辺山駅前は閑散としてざわついてないのがよい!(自然郷と直接関係ないが・・・)
などなど独断と偏見です。他にも良い所が沢山あると思いますので、コメント欄にて投稿を
お願いします。
※ 「コメント」欄の見方は、ブログ記事本文の「末尾にスクロール」 して、右下に4つ小さくあるアイコンのうち一番左端のアイコン(「コメント」)をクリックします。
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私は、自然郷では、何もせず、ぐーたらに、テレビ三昧です。
こうした静かな生活ができるのも、「自然郷の魅力」ではないでしょうか?
「自然郷での」過ごし方で、多いのは、
圧倒的に1位が「山野草(育てたり、愛でたり)」、
2位は「写真」「絵を描く」「音楽(演奏したり、聴く)」「造園、大工仕事」が同順位ぐらい、
次いで、「野鳥」「登山」「トレッキング」「ゴルフ」「ウインタースポーツ」「陶芸」「茶道」「料理」等々が同順位横並びです。
「テレビ三昧」は、意外と「隠れ1位」かもしれません。
反面、「読書」は意外と少ないです。
自然郷は「亜高山帯」に位置するので、低酸素・低気圧です。
それなので、「身体を使う」活動には適していますが、勉強や学問などの「頭を使う」活動にはあまり適していません。
それゆえ「読書」は意外と少ないのかもしれません。
「テレビ三昧」は、「身体も頭も使わない」ので、最も自然郷生活に適しているのでしょう。
自然郷に来て、すぐに飽きてしまう方は「テレビ三昧」がいいと思います。
また、自然郷に来る以上は「行動的な趣味」に走らないと、もったいない?
そして、「行動的な趣味」に疲れたら、あとはボーっと「テレビ三昧」になる方々も多いのでは?
事後になりましたが、よろしくご了承ください。
視聴したい放送番組の「キーワード」を登録しておくと、
それに関係した番組の放送予定を、「メール」にて、あらかじめ知らせてくれます。
(皆さん、すでにご存じかもしれませんが。)
「キーワード」には、例えば、「八ヶ岳」とか、「小海線」とか、「野辺山」とか、「南牧村」とか、「千住真理子」とか、「ハープ」とか、等々。
※自然郷を「地デジ難民」にした張本人、すなわち、男山電波塔からのテレビ電波送信を一方的に停止した主犯は「NHK」だったので、地デジ問題で総務省等々といろいろと交渉してきたオーナー会の一員としては、NHK受信料を支払うことについて、とても抵抗感を持っています。
(法で定められていることなので、しょうがなく支払ってはいますが・・・。)
「テレビ三昧」の人が多いのに、自然郷はテレビ視聴環境が
良くない!ですな。
ケーブルテレビだけでなく、アンテナによる直接受信もあって然るべきと存じます。
そう遠くない将来、インターネットによるテレビ同時放送も計画されているというのに、自然郷はネット環境も良くない!ですな。
半分「ネット難民」の状態ですね。
あれもこれも、個々のオーナーによる自前対策をするしかないのでしょうか?
「静かな環境」は、自然郷にとって大切で必須ですが、インフラ整備だけは都会並みに完備していないと、資産価値(不動産価格)は下落する一方になってしまいます。
「盛者必衰の理を現わす」「栄枯盛衰世の習い」とはいわれますが、だからといって、荒れ果てたヒト気の無い自然郷になってほしくありません。
(オーナー会ブログは、ネガティブ・キャンペーンはしない方針です。つい愚痴ってしまいました。スミマセン! このところの暑さで疲れているのかなぁ?)
「キーワード」に「ハープ」と書きましたが、
これは楽器の「ハープ(harp)」のことです。
薬草の「ハーブ(herb)」のことではありません。
最近、「脱法ドラッグ」「脱法ハーブ」が社会問題化しているので、気になりました。(いちおう念のため)
その際、自然郷に来るときは開通してなかった圏央道を漸く利用することが出来きました。
私の本拠地は神奈川県の湘南です。従って中央道の八王子JCTから圏央道にのり海老名ICで降りましたが、
圏央道から中央道への八王子JCTと圏央道から東名への海老名JCTの手前で大渋滞でした。
一過性のことかも知れませんが、土日は勿論ですが今度のお盆のころはもっと凄い渋滞になることと思われます。
圏央道から中央道を利用される方は、充分ご注意・覚悟して下さい。
それから中央道から圏央道への接続箇所のR(半径)が非常にきつい(小さい)です。
こんなにきついJCTは初めての経験です。
開通したばかりですが、曲がりきれずに側壁を削った跡が既に多数です! 充分減速して通り抜けて下さい。
なめて充分減速せずに突っ込むと痛い目に逢いますよ! お気を付け下さ~いネ。
その他、圏央道に関してお気づきの事があればコメントして下さい。宜しくお願いします。
その後は、少し落ち着いてきました。
しかし、道路情報で「海老名JCTが渋滞」という表示が目立ちます。
圏央道と中央道との接続よりも、圏央道と東名との接続の方が大変なんですな!
都内から中央道利用の場合、都内から関越道に迂回する手段があり、時々臨機応変に利用しています。
また、東名から東富士道路経由、中央道大月JCTに接続するルートも、時々臨機応変に利用しています。
7月18日(金)から7月21日(月)の連休と、8月夏休みの旧盆中は、どのルートも、とてつもなく渋滞するでしょう。
7月13日(日)午後の中央道上り(東京方面行き)は、小仏トンネルから大月JCTの間は、ほとんど車が動いていないくらいの大渋滞でした。
私は、ひねくれ者なので、万障繰り合わせて、いつも大渋滞の逆方向を行くようにしています。
ドライブ好きで車好きで永年カーキチの私でも、大渋滞はゴメンですたい!