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ERPは高くつくのか

2008-11-08 13:48:34 | ニュースに一言
ERPプロジェクト、4割強は予算オーバー

企業に情報システムは欠かせない。電子デバイスを開発する、CDやDVDについて一番の在庫量と提案力を持ち販売する、電気通信事業を営み人々にコミュニケーションを提供する、などのその会社のビジネスの中心を支えるために、情報システムが使われるのは当たり前のことになってきた。

情報システムを構築する場合、どうしてもソフトウェアの力を借りねばならない。しかし、ソフトウェアを準備するのに、言うなれば、オーダーメードと既製品の2種類しか選べなかった。オーダーメード開発と、パッケージソフトウェアの購入である。

ERPのセミオーダーの様なものだ。ある業種向けのERPというものがあり、できるだけそのERPの機能のとおりに仕事のやり方を変えるということで、ERP自体の改造をほとんどしないというところがキーポイントだ。もちろんそれは、改造(カスタマイズなどと言う)は思いのほか金と時間がかかるからである。あまりやりすぎるとオーダーメードと変わらなくなる。

では、セミオーダーの情報システムを導入した企業の状況は実際どうなのか。

実体的にはうまくいっていないようだ。

「帯に短し、襷に長し」

昔の人の言葉を思い出す。

ERPのプロジェクトを成功させたいのであれば、過去を捨てERPにどっぷりつかり、自分自身の会社の仕事を変えていくという強い意志が必要だということを最後に付け加えておく。

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