ユーラシアの風~2010年・自転車による単独ユーラシア大陸横断記

2010年・自転車による単独ユーラシア大陸横断記

ここらで一発、現代ウイグル語講座

2010年08月19日 | 中国(4)烏市→喀什
こんにちは…ヤフシムーシズ
ありがとう…ラハメット
さようなら…ホシュ
いくら?…カンチェプル
それ高いよ…バッキ・キンメッゲ
(写真など)許可を取る…ボラムドゥ?
私は日本人です…メン・ヤップンヤリッキ!

特に意味はないが、こんにちはの「ヤフシムーシズ」が「やくしましす」に聞こえる。
仲良し同士だと、短くヤフシムだけを発音しているが、
「屋久島ー。」「ぅえぃ、屋久島!」
このやりとりは笑えてしまう。

なんでもこの屋久島、「good」の意味が含まれているようで、自転車で天津から走ってきたことがバレるとみなさん「ヤクシ、ヤクシ!」と言って喜ぶ。

ちなみに、こちらの人々(男性)は挨拶のときには右手で握手する習慣がある。
うっかり左手を出すのはNG!要注意。

さて、彼らウイグル人も、少し日本語を知っている。
その内容は…
「ハイ!」「ハーイ!」
「モシモシ」
「コッチキナサイ」
「ワタシハ」
「ワタシデ」
「ヨーシ、ヨシ」
「バカー!」

…食堂で、
私「日本人です」
主人「ヨーシヨシ、バカー!」「ガハハハ!」
と言われたとき、なんて応戦すりゃいいか真剣に悩んだ。

犯人は、やはりテレビだった。



朝、別の食堂で飯を食ってたら、テレビの前の客が
「こっち来い!」としきりに合図する。
ちょうどコントが始まった。
旧日本軍服姿のウイグル人お笑い芸人が、さっきのカタカナ日本語をあの順番で読み上げる。支離滅裂。そして中国人(漢族)に扮した、こちらもウイグル人芸人に蹴りを入れてボコボコにしている。それを爆笑しながら見るウイグル人観客。

…彼らはそんなわけで日本人にとても優しい。



○ウイグル人の女の子。
 「もう、暑くてやってられないわね…」


ホシュ・エミセ!(では、さようなら!)
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