そして、キャバレーのバントに入って2、3日していきなりバントの忘年会がありました。

慣れないお酒や、慣れない人間関係、仕事が出来ない自分と、とても忘年会の気分ではない情けない自分を思い出します。
忘年会が終わってからの帰り道はため息をつくばかりでした。

そして、初めてキャバレーのバントに入ってよちよち歩きの僕は、毎日が迷子の子犬の様な心境でした。


実際にギターを指導してくれる人はいないので、独学で勉強です。
バントマスターが何百曲もギター用の譜面をコピーしてくれたので、セロハンテープで貼る作業の連続でした。
どの譜面を見ても、ちんぷんかんぷんです。

でも環境はプロの世界ですから、普通よりは成長は早いものです。

因みに入ったキャバルーのフルバンドの、リズム体の構成は、僕が入って4リズムになり、
★ドラムス、
★ベース、
★ピアノ、
★ギター、
金管は
★1stトランペット(主にメロディ)
★2ndトランペット(主にハモリ&アドリブ)
★1stトロンボーン(主にメロディ)
木管は
★1stアルトサックス(主にメロディ)
★2ndテナーサックス(主にメロディ)
★3rdアルトサックス(主にハモリ&アドリブ)
★4thテナーサックス(主にハモリ&アドリブ)
の様な構成です。
まあアドリブなどは臨機応変に。
そして僕はもちろんフルバントの方も演奏するのですが、その間に順番に小編成のコンボ(四人位)に分かれて演奏をします。
1日の流れは大まかに
コンボ→
フルバント→
(ショータイム)→
コンボ→
(ショータイム)→
フルバント→
コンボ、
みたいな感じで1日が終わります。
フルバントではほとんどリズムギター(メロディ無し)なのでごまかしは効きますが、小編成のコンボはそうゆう訳にはいきません。
メロディーやアドリブが回ってきます。

メロディを弾けば間違うし、アドリブをすれば、見失うし散々な演奏でした


それでも、ここで頑張らねば、ギター人生は終わりだし、家に譜面を持って帰って必死に練習です。

やはり譜面に慣れるためには反復練習あるのです
勉強、勉強の毎日でした。
ではまた(^_^)