チロルと穂高の介護日誌

チロルは愛犬のラブラドールの名前、穂高は一番好きな場所です。母の介護日誌から父のに変わり、自分の術後経過ブルグです。

やるせない気持ち・・・・新聞報道にて

2008年10月29日 22時15分44秒 | 医療の現場考察

脳出血を起こした東京都内の妊婦が、かかりつけの産婦人科医院に搬送された。担当の医師は、脳内に何らかの異常が発生していると判断し、最初に都立墨東病院に受け入れを要請したが断られ、墨東病院を含めて8病院に打診したものの、すべて断られた。結果的に、最初の墨東病院が当直外の医師を呼び出して受け入れたが、出産後に死亡した。

今回のケースだけでなく、受け入れを断る理由のなかに、「満床」があるが、これを医療関係者の間でも、疑問視する動きがある。10月28日に放送されたTBSの、「みのもんたの朝ズバッ!」のなかで、名古屋第一赤十字病院が、「満床でも受け入れる。治療後に安定したら、他の病院に搬送する」という方針を決めたことが取り上げられた。この動きが全国に広がれば、悲しい出来事は減少するだろう。

一方、死亡した妊婦の夫が厚生労働省で記者会見をしていたが、まさに気丈な夫という感じだ。記者会見のなかで、当直だった墨東病院の医師に対して「病院をやめないで欲しい」と要望した。そして、「亡くなった妻に赤ちゃんを抱かせてくれた。墨東病院には感謝しています」と現在の心境を明らかにした


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