もう一つの 昭和・私の記憶

『 昭和・私の記憶 』 の、続編
吾生涯を物語る

どっちも ドッチ・ルール守らんかい

2021年05月07日 | ガハハ・・・1996~2006

偶に
バス釣りの若者と トラブル
その原因は どちらか一方の マナーの悪さにある

                                                                              城北ワンド7番池のバサー・・菅原城北大橋の真下
「 コラッ 邪魔や アッチャ いっとれ !! 」
・・と 親分
上(カミ) のドンヅキ 河を挟んで 大声で怒鳴っている
見ると 相手は バス竿を持った中学生
水辺に小魚でも見つけたのであらう
選りに選って 葦原側から竿を伸ばした親分の ウキ の前に立った
大の大人の親分
最初は 穏かな口調で諭していたのである
ところが 然し
中学生 ちっとも言うことを聞こうとしない
親分 とうとう 堪忍袋の緒が切れた
「 ノケー ゆうとんじゃ  なめとんかー 」
「 いてもうたろかー  オッこらー 」
中学生も負けてはいない
「 ヘッ  なんやオッサン 」
「 オッサンの河 ちがうやろ  みんなのもんやろ 」
これに親分 ブチ切れた
「 ナニオー  何ヌカシトンネン あほんだら 」
「 勝負したら  こっちへ来い 」
・・と もう カンカン ユデダコ になっている
「 エエとしこいて 」
「 アホか オッサン 」
・・と 捨て台詞を吐いた中学生
親分の ウキ に めがけ
大きな石を 投げて 走り去ったのである

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もう
どっち も ドッチ
横で眺める分には 面白い話しである
然し 笑いごとで済ます訳にもゆくまい
ヘラブナ釣りの釣り人と バス釣りの若者との トラブル
城北ワンドの いたるところで けっこうある物語なのである
各々の領域のオーバーラップ
これは もう  仕方なきこと
ご互いの思い遣りでもって カバーしあうしかないのである
けれども そこは大人の吾々
大人である ヘラブナ釣りの釣り人が
ほんのチョットだけ配慮すれば
トラブルこともなかろうに
・・と
私は そう想うのである

然し その大人達
これが まあ
厄介な 連中なのだ

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縄張り意識
城北ワンド群に於いて 何処の池にもある 独自のルール
6番  サンカク  14番  ドカン・・と 小屋のあるところ程 殊更うるさい
「 誰しも釣り したいやろ 」
「 他の釣り場みたいに 此処で釣りしたらあかんとは 云うとらへんのんや 」
「 (釣り場の台が) 空いとるんや 使こうたらええ 」
(但し)
「  此処には 此処のルールちゅうもんが あるんや 」
「 愉しゅう 釣り したいやろ 」
「 そやったら ルール守らんかい 」
「 それだけの事や 」
・・と
然し 是は常連が自分等の為に勝手に決めた事
「 皆で 愉しゅう釣りをする為 」
・・は、尤もらしいが
唯我独尊
それは
己が為の身勝手・手前味噌 な 屁理屈に過ぎないのである
彼等は
ビジターを殊更嫌う
「 よそもんは来るな 」・・と
この 他者を排除する 縄張り意識
これはもう  『 人間の性(サガ) 』 と いうべきもの
ある意味 仕方無きものやも知れない
人が 存在する限り  無くなるものではない・・のだから  困ったものである
これじゃあ

同じ 釣り (ヘラブナ釣り) をする 者との トラブル だけでは 済まない
若者と トラブルのも 当然のこと
もう
どっち も ドッチ
・・なのである

次回 花よりダンゴ に 続く
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