地球最接近日の彗星を撮影しました。
この時の計算上の高度は0.4度(ステナビ利用)

高度が低くて難しいだろうと予想していましたが、随分長い時間見えていました。撮影地も高度930mの場所なのが幸いしていました。
上の写真の3分前の画像です

尾は、画角からはみ出ているようにも見えます。
一番見たかったカールする尾はとらえきれなかったです。
この場所から見える目線の高さを検証しました。
今治市の辺見山までの距離は約89kmです。

昨日は当初、空のかなり下を探していたようで、標高190mで観測していた知人から見えるとの連絡を受けて、少し上部で発見です。標高の高い場所では地平線位置がかなり高くなります。
西の空で初めてとらえた彗星です。写ったのは彗星の核のみです。

露出オートで撮影していましたので、後から見ると1/20秒と星の撮影とは思えないシャッター速度でした。
昨夜の天気はこちら。
別の予報でMP2.5を見ると、ほとんど影響のない空でした。
黄色線が観測地から見た彗星の方角です。

SCWで見るとここ大川山の条件が香川県内では一番の様でした。
屋島山頂で待機していた知人は曇り空で彗星を見ることが叶わなかったとの連絡を受けました。