知人にお願いして、長焦点の望遠鏡での縮小コリメートのテストをさせていただきました。
μ300(fl=3000mm)に、縮小率の違う2種類を準備しました。
①カメラはCeres-C,アイピース25mm,カメラレンズ2.5mm(1/2型),縮小率0.1
②カメラはASI585,アイピース32mm,カメラレンズ8mm(2/3型),縮小率0.25
結果からすると、①はレンズとアイピースの距離を詰められず、天体が導入されているのかどうか不明でしたので、すぐにに②の方に変更しました。
まずはソフトsharpCapの画像

当初露出2秒で大丈夫だろうと考えてダーク撮影していたのですが、フィルターQBPを挿入していたので、露出不足でした。計算上では合成F2.5なので甘かった。
画面上での表現に手間取ったので、ソフトをASILiveに変更

実際にはもう少し見えていたのですが、画像保存するとこんなものかなあ。
次に明るい天体を、ということで球状星団へGO。
この時点でフィルターを外しました。最初露出を1秒でしていたのですが、中央部分が飽和して、星が分解しませんので0.2秒露光です。ビニングも1に戻し撮影。

十分な結果です。
導入等の問題もあるので、CMOSカメラのサイズと筒の関係からいうとフルサイズカメラの画角だと1000mm以下が使い易いのかと思っています。
最終的にC8を使用したいので、アイピース40mm カメラ,レンズ6mmで縮小率0.15で、フルサイズカメラ換算1020mmでF1.5あたりにできればと考えています。
もう少しテストが必要そうです。
(追記)
binning効果
ASILiveでの写り具合。

1枚の露出時間が長い方か良いですね。2ビニングすると単位面積当たり4倍の光量かと思っていましたが、ASILiveでは違うようでね。