地震の後、仕事がめちゃくちゃ忙しくなってきました。
前にもブログに書いたけど、地域によっては壊滅的な被害が墓地に
出ているためである。
はっきり言ってヒマな石屋はいません。やめた人や引退した人まで
駆り出されてる状況です。
墓石以外でも屋根などの建築関係も同じことでしょう。
しかし確実に復旧もしているのです。
そして茨城県などより被害の大きかった東北三県からも徐々に
仕事の依頼が入ってきてます。
「字彫屋」という商売をしている以上文字を彫ってお金を稼いでるわけ
ですが、今回ばかりは切なくなりました。
墓誌に刻んだ平成二十三年三月十一日の文字。家族4人津波だと思われます。
仕事なんで割り切ってやりたいと思いますが、私の仕事が被災者復興の中の
ほんの少しの役に立つのなら、心をこめて彫っていきたいと思います。