ダムは無駄？

先日、ウチの郵便受けに某・県会議員の活動報告が入ってました。
県議になる前は市議会議員をやってまして、俺より若いのに頑張ってるなぁ。　とは思います。

さて、そのチラシに目を通し最終面を見ますと
『水資源確保の為、設楽ダムの早期建設を！』
と書いてありました。

確かに渇水対策で貯水施設は重要だとは思います。　
特に東三河は工業に加え農業も盛んな土地柄故、渇水には殊更神経を尖らせなければなりません。
（勿論、生活用水もですが）
しかしながら『設楽ダム』については建設の是非よりも問題になってる点がある事を県議なら知らない筈は無いと思うのですが……
何せ某・市議等が以前から声高に訴えてる問題ですからねぇ。

それは
『設楽ダム』建設予定地の地盤が軟弱であるらしいと言う事
です。

危険が予測される場所に敢えてダムを建設するのか？　全くもって理解出来ません。
そもそも『佐久間ダム導水路』と言う、いざとなったら水を融通出来る設備があるのに更なる貯水池を巨額の税金で建設する理由が解らない。
第一、下流域にも貯水池や調整池があるのだから……


あと個人的に思うのが、この『豊川流域』に於いて
川が干上がる程の渇水を人生で一度も見た事が無い
『宇連ダム』が干上がった時（確かオイラが小学校低学年の冬）にも豊川自体は干上がってなかったからね。
（素人発想もあると思うが、『川の水』って当然ながらダムに貯まった水以外からも発生してるから簡単に河川が干上がる所までは行かないとは思う。　って事は解ってるが）

そして「公共事業を！！」とか「土建屋に仕事を！！」って言うなら
『建主改従』より『改主建従』
老朽化したインフラの更新にチカラを注ぐべきでは？　と個人的には思います。





あと、複数の貯水施設を確保してても行政の怠慢で、その所持する貯水施設が全て渇水する事態になったりして（笑）