あだち充

自分が『あだち作品』を知ったのは


アニメ『みゆき』からでした。
（当時は『若松派』でしたが、今では『鹿島派』かな？　子供の自分には『鹿島みゆき』の良さが解らなかった）

それから『あだち作品』を色々と漫画・アニメ共に見たのですが、その中で結構好きなのが


『スローステップ』です。
これは『陽あたり良好』と同様に「少女マンガ（『ちゃお』連載）」だったのですが、単行本を全巻揃え（古本屋に売った事を今では後悔）OVAも見ました（豪華声優陣がアフレコしてます）。
エンディングは漫画では、あだち作品らしく「一応」あいまいにしてますがOVAではハッキリと描かれてるのが差異点ですね。


長編作品の端々で、ストーリーの展開の中での『間』を良い感じに表現されてる場面があるのが良いと個人的に思います。
台詞に現れない心理描写や時間の流れなど……ネタ自体を含めて、自分がSSを書くに当たって参考にした部分は結構あったりします。
（それが生かされてるかどうかは別問題ですが）



人間関係の描写等、よくアイデアが出て来ると思いますよ。　いやホント。
作画が変化してるのは時代の流れもあるのでしょうが――


アニメ化にあたっては、使用されてる歌にも良い曲が多い気がします。
『想い出がいっぱい』は時代を超えて歌い継がれてますし、他の曲も印象に残る曲が多いです。
これらも『あだち作品』の一端を担ってると個人的には思ったりしてます（なんてね）。


流石に全作品を読破した訳ではありませんが、余裕が出来たら未読作品にも触れてみたいものです。