堀之内出版blog

『nyx』、『POSSE』、『労働と思想』、『『資本論』の新しい読み方』等、好評発売中の出版社です

『マルクスとエコロジー』書評のご紹介

2016-11-02 00:16:45 | その他


『マルクスとエコロジー』
の書評が掲載されました。

『季論21』第34号(2016年10月20日発行)

評者は浅川雅己さん(理論経済学、札幌学院大学准教授)です。
従来のマルクスのエコロジー論研究が、本書の各論考によっていかに刷新されているかについて、分析・ご紹介いただいております。

本書と関連する新刊として『nyx』3号(第一特集「マルクス主義からマルクスへ」)が11月10日には書店店頭にて新刊発売となります。
こちらはエコロジー論も含むマルクス研究各分野の最前線の研究について紹介する論考がそろっています。
ぜひご覧ください。

『nyx』3号

A5判/284頁/並製 定価:1,800円+税
 版元ドットコム(各種ウェブ書店へのリンクがあります)
 Amazon(11月1日現在、予約受付中)

第一特集「マルクス主義からマルクスへ」
主幹 マルクス研究会

「労働組合論(仮)」
 木下武男 1944年生まれ。元昭和大学教授。
「資本主義の「金融化」と『資本論』草稿研究」
 小西一雄 1948年生まれ。立教大学名誉教授。
「マルクスのエコロジーノート」
 斎藤幸平 1987年生まれ。カリフォルニア大学サンタバーバラ校客員研究員。
「マルクス研究の新段階としてのMEGA研究(仮)」
 佐々木隆治 1974年生まれ。立教大学経済学部准教授。
「マルクスの唯物論的国家論――「国家導出論争」再考」
 隅田聡一郎 1986年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程。
「初期マルクスにおけるルソー・ヘーゲル問題」
 平子友長 1951年生まれ。一橋大学大学院社会学研究科名誉教授。
「地代論再読の可能性(仮)」
 羽島有紀 1983年生まれ。一橋大学大学院経済学研究科博士課程。
「マルクスのセー法則批判」
 宮田惟史 1983年生まれ。駒澤大学経済学部准教授。
「マルクスにおけるネイション、エスニシティおよび非西洋社会について」
 ケヴィン・B・アンダーソン 1948年生まれ。カリフォルニア大学教授。
 翻訳 隅田聡一郎
「カール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスの自然科学研究におけるチャールズ・ダーウィン」
 アネリーゼ・グリーゼ 1935-2014年。元フンボルト大学教授。MEGA編集者。
 翻訳 明石英人 1970年生まれ。駒澤大学経済学部准教授。
「マルクスとジェンダー」
 ヘザー・ブラウン ウェストフィールド州立大学助教授。
 翻訳 西亮太 1980年生まれ。中央大学法学部助教。

第二特集「なぜベートーヴェンか――音と思想が交叉する音楽家」
主幹 岡田安樹浩

特別企画・野平一郎インタビュー「ベートーヴェンと私(仮)」
 野平一郎 1953年生まれ。作曲家、ピアニスト。東京芸術大学音楽学部教授。

「思索する音楽――ベートーヴェンとドイツ思想」
 池上純一 1950年生まれ。埼玉大学名誉教授。
「逡巡するベートーヴェン――第五交響曲の創作過程における楽章間接続の試み」
 岡田安樹浩 1985年生まれ。国立音楽大学非常勤講師。
「ベートーヴェンのピアノ協奏曲再考――19世紀の出版譜からみる当時の響き」
 越懸澤麻衣 1985年生まれ。昭和音楽大学非常勤講師。
「ベートーヴェン研究の現状 ――ふたつの視座から」
 沼口 隆 1971年生まれ。国立音楽大学准教授。
「アルノルト・シェーリングのベートーヴェン解釈
 三重野清顕 1977年生まれ。お茶の水女子大学非常勤講師。

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