Honyaraka Room ~おもいもまたつれづれ~

お星様になったボタンインコ「ぴーすけ」と「ちーちゃん」そしてセキセイインコ「青すけ」へのお便りブログになりそうです。

レトロモダンな一日~甲子園会館にて~

2005年11月27日 | 日々雑感


 11月26日(土)
 西宮市の甲子園口にある甲子園会館(武庫川学院所有)におじゃましました。
 11月23日~12月3日まで「楠松祭(なんしょうさい)」という催しを行っておられます。
 貴重な昭和初期の建物で、コンサートや催しが行われています。
 南側に面した庭園も丁度色づいて、とても美しい秋の風情を出しています。

 当日は、11時からクラヴィコードという古い楽器のコンサートがありました。
 14時から同じく、会館のホールでフォルテピアノのコンサートも行われました。
(これは、時間の都合で聞けなかったのが非常に残念です
 写真は、聴けなかったフォルテピアノの写真です。

 いや~、クラヴィコード。
 聴き甲斐がありましたよ~。とっても素敵。
 
 音が小さくて、鍵盤の楽器なのに弦楽器の演奏を聴いているようでした。
 おまけに非常に音が繊細。
 はじめの一音から音色が不思議なふるえを持っていて、耳に非常に心地よい音でした。
 そうですね~、音は振動で伝わるって言うのが本当によくわかる楽器・・・といえばいいのでしょうか・・・。
 本当に、素敵な機会でした。

 また、こんなコンサートがあれば是非参加したいです。うふふ


 

またまた、模様替え

2005年11月23日 | 日々雑感


 秋の休日の一日。
 勤労感謝の日だというのに、勤労に感謝もせずぐだぐだと過ごしました。
 日々なにがしか働いているので、今日一日はゆっくりしたいとパジャマのママでもう夕暮れを迎えます。

 秋が押し迫ってきて、冬の気配が近づいてくると自分のお部屋の模様替えは大変なのでブログだけでも少し明るい目のお部屋にしました。
 秋なのに柑橘系かと思われるかもしれませんが、honyaは黄色が好きです。
 明るくて、気持ちのちょっと落ち込んでいるときでもなんだかホッとできるのでなにがしか黄色を集めてしまいます。

 これから、クリスマス・お正月といろいろ冬へのイベントがありますね。
 その前に、honyaはインフルエンザの注射を打ちました。
 
 気休めかもしれませんが、風邪にかかりにくくなります。少しでも抵抗力つけようと思って・・・。

 冬の寒い時期を超すと、また、新しい春がやってきます。
 静かなこの時期に自分の一年をちょっと考えようと・・・思ったり・・・するかな?
 とにかく、これから家にいることも多い上に静かになるので思索の時期にはもってこいです。
 それなら、勉強すればいいのにねぇ~とほほ


USJツアー

2005年11月23日 | 日々雑感

 USJのクリスマスツアーに行ってきました。
 昼間は、晴れていてくれたおかげで丁度良い気温でした。
 夜は流石に、放射冷却。海風も吹いて寒がったですが、11月の20日という日程では、これで充分でしょう。
 
 さて、クリスマスツアーは、結構人気でした。
 我が家は質朴な家なのでやっておりませんが、ツアーに参加した殆どの皆さんが年間パスを購入されていました。東京のディズニーランドの年間パスとUSJ両方もってらっしゃって、昨日ディズニー・本日USJという強者ご一家もいらっしゃいました。
 
 USJは流石に映画の会社が作っているので、各所でいろんな映画のセットシーンが見ることができます。
 一度できたばかりの頃に訪れましたが、そのころはハリボテだった場所が立派な観光スポットになったり、レストランやカフェになっているとちょっと感動。
 あのときは猛暑の8月1日に行ったモノですから、もう、二度と来るのはイヤだと心の底で思ったもんでした。時間がたってこういう風に変化していると、また、面白いモノです。
 
 ところで、バックツーザフューチャーとスパイダーマンの連チャンライド。
 今回のクリスマスツアーは、前回経験していないイベントということで選定されたのですが・・・車酔い体質には・・・メチャメチャきつかったです。
 何がきついって、どちらも大揺れ。
 honyaはその上に「ジェットコースター大嫌い」なので・・・(実は首にヘルニアがあるのでそれも気になるのですが)できるなら乗りたくなかったのですが・・・「折角だから」という気持ちでトライしました。
 結果?
 結果は・・・惨敗ですよ・・・惨敗。
 人間「分相応」って言葉がありますが、私の三半規管はとっても「甘ちゃん」なのでバックツーザフューチャーについて行けませんでした。
 おまけに、あの背中から来る独特の振動。
「大丈夫?」
「・・・大丈夫(な訳ないだろ!←言葉が出ない)」
 聴かれて見栄を張ってしまったのが悪かった。次のスパイダーマン迄の移動距離が短いこと
 荒事になれていない三半規管は、揺れを漂ったまま次のライドへ~。
 耐えられませんでした・・・というか終わりまで良く耐えた?
 ぎりぎり、本当に粗相をしてしまうのではないかという限界まで耐えて降りたとたんに写真も見ずにトイレへ直行!
 しかし、載ってる最中はひ弱な三半規管のおかげでとてつもなく冷静にアトラクションを鑑賞していました。
 きっと、すっごく怖い青い顔で写ってたんだろうな・・・写真・・・。
 誰もその写真を見ていません。
 久しぶりの車酔いに・・・その影響は3日たった今でも続いています。

 しかし、イルミネーションのショウはとても楽しかったですよ。
 写真はつたない腕のhonyaが、リコーの小さいカメラを必死で操作してとれた一枚。夜は難しいです。
 プレゼンテーターに阪神の金本選手が来てくれてツリーに点灯してくれたシーンです。息子と連れ合いは、私とお祖母ちゃんそっちのけで喜んでいました。
 さむ~い中のショウでしたが、それなりに楽しめました。
 冬の花火もあれだけ派手にやってくれると、楽しいかも。

 これからクリスマスのシーズンになるんですが、あれをず~っとやるのかと考えるととても寒い気が・・・。しかし、イベントに盛り上がっている人々の熱気はそれを遙かに凌駕していましたね。
 喫茶もレストランも充実していたので、まずは及第点。

 とても、楽しい一日でした。




画面を太陽から月に

2005年11月17日 | 日々雑感


 秋も押し迫ってまいりました。
 晩秋という言葉が似合う気温になってきましたね~。
 紅葉の足はちょっと停滞気味ですが、ニュースで初冠雪とか聴くと・・・一足飛びに冬?てなもんです。
 この日曜日には、家族でUSJに行きます。
 honyaの家族は、honyaをのけてテーマパークが好きです。
 honayは、人の多いところがダメなので・・・できうる限り、人の少ない時期にできるだけ短時間でテーマパークに行きたいのですが・・・つれあいが・・・いい年の癖にテーマパーク好き。(本人は、気がついていないと思います。)
 人が多いと、雑多な思考が錯綜するので凄く気を遣います。
 あの人混みの中でもできるだけ人と関わらないようにしている自分が、滑稽です。
 若いときは、結構大丈夫だったのですが(当社比)年を取るとダメですね~。
 大きい声に「ビクッ」となり、連れ回されてぐたぐたになり、挙げ句の果ては鎮痛解熱剤のお世話になるという体たらく。
 所詮、田舎者なので人の多い場所には滅法弱いのでした。

 とにかく、ファイトだ!

 家族サービスをするのだ!

 ・・・と、どこぞのお父さんの様な台詞を吐くhonyaは、お母さんなのでした。
 こういう場所では、我が家は父親と母親のテンションが普通のご家庭とは180度変化するのでした。でも、今回はおばあちゃんが一緒だから一緒にゆっくり楽しもうっと
 
 ちなみに、honyaはジェットコースターもダメなのです。
 なのに今回のUSJクリスマスツアーは、ジェットコースター盛りだくさん・・・心の中では「死ねいうんかい!」とつっこみを入れないでもないのですが、首のヘルニアが気にかかる。
 でも、家族が楽しんでくれるのが一番。
 世のお父さんは、がんばってるな~という事を実感できる一日になること間違いナシの秋のお休みでございましょう。
 楽しみ、楽しみ・・・日曜日は、晴れて下さいね


 

瞬間湯沸かし器の話

2005年11月13日 | 日々雑感
のち

 今日は、日曜日。
 今日も一日がんばろうと、思うのですが・・・土曜日の夜にちょっとした出来事があり、気持ちは少々ブルーです。
 長く引きずるモンでもないし早く忘れたいのですが、私の人間性でしょうか、B型気質でしょうか、一度こじれると少々根に持つ。
 このもやもやした気持ちをはらすために、一日穏やかでいようと思う、日曜日でした。
 しかし、人間、心の平穏な日々が一番ですね。
 あたらずさわらず・・・、穏やかに達観した日々を過ごしたい物です。
 最近、年で”怒る”とか”おこる”とかいう感情を出すのは、ひどく疲れます。
 おまけに、自己嫌悪までやってくるから始末が悪いです。
「人を憎まば、穴二つ」ということで、負の感情は自分まで蝕んじゃいますからできるだけ早く綺麗さっぱり忘れたいものです。
 人のおつきあいは難しいです。
 こういうトラブルがあると、私の今までの人生って「本当にいい人に巡り会えてきたんだな~」とつくづく感じました。
 何というか、精神的にお子ちゃまの私を関わってくれた方々はゆったりと鷹揚に受け入れてくださってたんだなと感じて改めて感謝です。そして、そう言う方々に出会えている幸福を、そういう方々とは違う種類の方々と出会ったときに本当に実感できます。
 幸福に馴れるってこんな感じなのかな?
 そう、思えたちょっとしたトラブルでした。
 反面教師、反面教師。自分にも悪いところがあるんだから、こういう事がおきるんです。
 いずれ、自分を取り巻いてくださっている方々のように鷹揚な人物になりたいと心から願うのですが、いかんせん「瞬間湯沸かし器」的気質の私。中々、思うようにはいきません。
 しかし、私の「瞬間湯沸かし器」も最近はガタがきています。
 若い頃には沸かしていた湯も、だいぶん穏やかになりました。しかし、沸くときは沸くんですね~、あ~久しぶりにお湯を「沸かし」ました。
 あはは~。(反省しよう)
 だいぶん、気持ちが切り替わってきました。
 丸一日かかりましたが、もう、そろそろ納めてもいいかにゃ?
 お湯も、そろそろ冷める頃でしょう。
 でないと、別の方へ波及しても困ります。
 ああ~、久しぶりに「お湯を沸かし」て、ガタの来た湯沸かし器は疲れましたので暫く休眠したくおもいます。(できるのでしょうか?)
 ・・・人間、穏やかにだけでは生きていけない物なのですね。人生って難しい。
 波風があって人生なのですが、できれば、凪の日が一日でも長く続くように願いたい今日この頃でした。
 

餃子作り

2005年11月06日 | 日々雑感


 今日は天気も悪く、一日のんびりお家の中で過ごすことにしました。
 連れ合いはこの悪天候の中、結婚式で昼過ぎに出かけ、家の中には息子と二人。

 ふふふ、私たちにはとある計画があったのです。
 二人で餃子作り。
 しかし、よっく考えると「餃子」なんて10年以上作ってないぞ・・・。
 という事に気づいたのですが、息子の手前レシピ見るのもイヤダし(変なトコで意地っ張り)豚の挽肉・ニラ・白菜・生姜・・・までは良かったのですが、
「野菜を取らなくっちゃだわ!」
 と、思い立ちタマネギを半個みじん切りにして入れてしまいました。
 いやはや、食感のある餃子になりました事よ・・・ほほほ・・・。

 息子には、「手作りだからなんでもいーよねー。家のオリジナルでなきゃぁ」なんぞと嘯き具を作ってから 
「アリ?タマネギって入れたっけ・・・まあ、いいか」
 いい加減な母でゴメンね。
 息子も餃子を作ってくれました。
 たどたどしい手つきで「難しいな~」といいつつ、結構楽しそうでした。
 肝心のできはというと、まあまあでした。
 タマネギ思いっきりみじんにしたのでそんなに違和感なかったです。
 二人で30個完食。
 具がすこし余ったので、肉団子のスープにしました。
 パパは、結婚式で美味しいものを食べているでしょうが、こちらは熱々のオリジナル餃子をあてに「お茶け」で乾杯。
 たまには、こういう日もあっていい。
 次は、息子のアイデアで「UFO餃子」に挑戦です!

 
 

画像のアップロードに再挑戦!

2005年11月05日 | 日々雑感


 秋の日の夕暮れ。
 ちょっと黄昏れ目の青いお空に、あんまり美味しそうに柿がなっていたので写真に納めずにはいられませんでした。
 ブログ上はちっちゃいので、画像をクリックしてみてください。
 天高く馬肥ゆる秋。
 年がら年中肥えている私のお腹も、秋の気温の所為でしょうか?
 やはり入る。
 食欲中枢が麻痺してるんではと、本人が危ぶむほどに入ります。

 こんな時・・・あなたはどうしますか?
 べらぼうに美味しいと判っている料理を次々にこやかに出される。
 しかし、食べれば確実に3キロは太る!
 普通のお嬢様なら、ここは涙をのんで我慢でしょうが・・・私はそこで悪魔が囁くのです。
 「あした死んだら、これを食べなかったことを後悔するに違いない。」
 そう、私は意地汚い・・・女です。
 それも食い意地が人並み以上に・・・それを商売にすれば、うまくいけば、グルメだとかでもてはやされるでしょうがそこまで達観していない私は、ただの
 しかし、美味しい物は心の癒し、明日への活力と信じて食べるのです。

 松茸の美味しい季節を逃して(あああ~土瓶蒸し~)鍋の季節。

 しかし、鍋の季節は私にとって好機到来!(ふふふ)
 私は魚介・甲殻類が弱いので、鍋と言えば「湯豆腐!」
 ダイエットに持ってこいじゃん~
 そう喜ぶのですが、うちの男どもは肉が食いたいとのご要望・・・

 自分だけ「一人湯豆腐」しようかな~っと、日々考える今日この頃です。
 秋って、何でも美味しそうに見えますよね。
 (春先にも、木槿の花を見て和菓子食べたいといってたような・・・)

 

お花冥利?

2005年11月04日 | 日々雑感


 本日、お仕事場の片隅に咲いていた菊の花を先輩が花束にしてくれました。
 そして「本社の総務部へ持って行ってね」と頼まれたので、いそいそと徒歩5分程の受付窓口まで。
 受付にいてくださったお嬢さんにお渡ししたのです。すると、2~3分もしないうちに花瓶を持って、
「いただいたお花、此処に飾らせていただきますね
 花を生けた花瓶を両手に持って、にっこりと会釈された日にゃぁ~
 (うおおぉ、可愛い!)
 女性は、こうでなくてはいけない!
 自分よりも年下の若いお嬢さんに、女性の優れた資質を見せていただきました。
 お嬢さん、ありがとうございました。
 あなたのその微笑みとその心遣いに、きっとどれだけの人が救われてどれだけの男性が憧れるでしょう。
 ああ~、年を取ってはいてもこれくらいの美しい気遣いのできる女性(人)になりたいとつくづくため息をつく、がさつな私でした。
 今日の、とっても素敵だったこと・・・報告おわります。

     

チョコレート

2005年11月03日 | 日々雑感


 ハロウィンの時期も過ぎ、街はにわかにクリスマスへの模様替えを行っています。ハロウィンのジャック・ランタンの代わりにサンタクロースの絵やトナカイやツリーが顔を見せ始めました。
 あと二カ月で一年が終わるのかと思うと、早いと感じます。
 人間、年が行くほど一年は早いと言われますが、確かに、年が行くほど一年の時間の早さは驚くほどです。
 子供の頃は、もう少しゆっくりと自分の周りを見ていたような気がします。
 最近、便利な街暮らしがいいか、自然の中でクラスのがよろしいか?
 と、聞かれます。

 難しい質問です。
 私は、少々不便な場所に住んでいたので、田舎暮らしも苦にはならないのでしが、街生まれの街育ちの方には環境が不便に変わるのでしんどいかもしれません。それでも、いいこともたくさんあるので、気の持ちようだとおもうのですが。
 あえて言うなら、私は田舎の方が好きです。
 多少不便でも、自分なりに工夫して行くことができるからです。しかし、最近はいろんな量販店が都会から地方に出店し、その影響か、よほど交通の便の亡いところ以外では、多分、田舎の暮らしも変わっていると思います。
 自分の実家に帰ると目につくのが、やはり流行を追う若者。
 それが、時間がずれてはやっている物に夢中になっているのを見ると、なんだか侘びしいです。でも、それは自分が街で暮らして物質文明の恩恵を享受しているからだとも思います。目新しい物、すごいと感じる刺激に若い方が目を向けるのは当たり前のこと。やはり、これから成長していく人達の刺激に対する許容度は非情に広いです。
 ところで、チョコレートの話。
 チョコレートは、世界各国いろんな物があって、その地方ならではのチョコというのがありますよね。
 私は、日本では市販のガーナチョコが一番好きです。
 外国の物では、猫の舌の形をしたチョコ(メーカー忘れました)が大好きです。
 ちょっと昔に、がんばって母と一緒に海外旅行をした時、ベルギーの田舎町でチョコレート屋さんに行きました。
 ベルギーチョコって美味しいよ・・・と教えてもらって、旅行で知り合った若い人達と一緒に行ったのです。お店の中は、いろんな形のチョコがあって、店の女主人がこれが美味しいと勧めてくれた貝の形のマーブルチョコをどっさり買っいました。
 みんなで、こんばんはチョコパーティーしよう!
 と、意気揚々。
 夕飯も終わり、お部屋に集まってチョコを食べた数人が、「グッツ」と詰まりました。
 そう・・・チョコはべらぼうに甘かったのです。
 甘いチョコの大好きな女友達も、「こ、これは・・・。」とうめくほど。
 外国のチョコ、侮り難し。
 チョコパーティーは、一変してカップヌードル&梅干しパーティーへと変わっていきました。
 最近は、いろんなチョコも増えて私のチョコ好きの友人は色々食べ歩いていますが、私は、相変わらずのガーナチョコ一辺倒。時折、リンゴ入りチョコも食べます。
 なんというか、チョコ一つとっても世界は広いと思いました。
 脈絡もないですが、つれづれ日記と言うことで・・・ご勘弁。


 

寒いから・・・霊?

2005年11月01日 | 日々雑感


 タイトルをごらんになって、「なんだこりゃ?」と思われた方は多いのではないでしょうか?
 私もそう思います。
 実は、本日夕刻にタイムリーにあった話なのですが・・・。
 honyaは、通勤にバスを使います。
 17時頃のバスでした。流石に、この時期夕方になるとちょっと肌寒いのですが。
 後ろに乗った女子学生が、あろうことか
 「いやだ・・・なんだか寒い・・・霊?」
 はっきり聞こえて・・・思わず「アホか」とつっこみかけました。
 「風邪気味かな~」なら可愛いと思えますが、「なんだか寒い・・・霊?」
 
「そりゃ、ないだろ姉ちゃん」と私がたまたま乗り合わせた霊ならつっこみます。
 いやぁ・・・呆気に取られてつっこむの忘れてついでにこの世の未練まできれいさっぱり忘れてしまって、成仏するかも・・・。 
 温度がはっきり変わるくらいな霊現象だったら、今頃バスの中はパニックじゃ!
 季節の変わり目までお前は「霊」のせいにするのか!
 それともなにか、「あたし・・・ちょっと霊感あるの~」ってなクチか?
 
 あああ・・・ごめんなさい。何に謝ってるのか判らないくらいに情けない一言を聞いてしまいました。
 そして、続きの言葉をきくでもなく「たかったれ、たかったれ!ホンマに霊がいっぱいおるなら思いっきり取り憑いたれ!」
 と思ったのですが、女学生はその後、体の不調を訴えることなく降りていきました。
 世の中にこんな浅薄な会話が成り立っているとは・・・なんだか間違っている。
 あの世の話は、季節の変わり目に影響する話だったのか・・・ああ・・・情けない。
 あんまり衝撃だったので、ブログに書いてしまいました。
 これを読まれた方、ごめんなさい。一人の胸にしまっておくには、ちっとばかり辛すぎたんです。どうか、このなんともいえない虚脱感を一緒に味わってください。
 ・・・合掌・・・