Honyaraka Room ~おもいもまたつれづれ~

お星様になったボタンインコ「ぴーすけ」と「ちーちゃん」そしてセキセイインコ「青すけ」へのお便りブログになりそうです。

大好きな本との再会

2009年01月19日 | 日々雑感


 本日は、一日いいお天気でした。

 しかし、honyaはダウンしておりました。
 体もしんどいのですが、心の方もしんどくって、お仕事に行こうとする意欲がわかず、体のしんどさ理由にとうとうお休みしてしまいました。
 原因は、はっきりしているのですがそれを解消するすべもなく、持久戦に持ち込むしかないのでなかなか・・・

 プッツンしてしまえば、早く解決するかもしれないですが周囲への影響を考えるとそれもできず、まあ、切れるのは私がお仕事場をやめるときだと思っていますが、立つ鳥跡を濁したくないという想いもあり、とにかく、私の堪忍袋が先か原因が去ることが先かと言う結構せめぎ合いなのですが、とりあえず、原因さえなんとかなれば(次が怖いが)、次の一手も打てると思うので、頑張ります。
(でも、ちょっと頑張れ無くって、今日はお休みしました・・・くくぅ)
 ところで、精神的に煮詰まっていたhonyaですが、こんな時に読む本の一つに
『雪の断章』(佐々木丸美氏著)があります。
 以前講談社文庫から本が出ていたのですが、創元推理文庫から本が出ており、持っている文庫本も古くなったので又買い直しました。
 そして、一行読んでは、ため息。
 主人公の少女 飛鳥が、頑張っているのを読み進めては自分の悩みもちっぽけに思えて、頑張ろうと思えます。
 この作品が不思議なのは、作中、殺人事件が起こるのですがそれが主体ではなく、主人公の飛鳥の成長が主になっている物語である事。確かに事件は起こっていて、それが彼女の生い立ちや周囲の人々といろいろ絡まるのですが、その事象を主人公の目と思考・想念を通して見ていくことができ、とてもよくできた作品で、私は何かにつけて読み返しています。
 今回、読み返す中今のご時世や人の思い、人間関係など自分が置かれている状況がいろいろ変化したためでしょうか、読み進める文章で心に響いてくる言葉が以前とはまた違うところで感銘を受けたり、気になったりするのです。
 自分にとっていい文章や作品というのは、折に触れ何度でも読み返したくなる作品であり、また、その時に不思議なくらい身近にそっと現れてくれる気がします。
 佐々木さんの作品と出会えたことが、私にとってはとても嬉しい出会いであり、たぶんこの作品は死ぬまで何度読み返すかわからないくらい読み返す作品になるんだろうと思います。

 落ち込み気分はなかなか晴れませんが、いつかはこの経験も笑って思い返せるように苦い思いも自分なりにちゃんと味わって”いい経験”にしたいと思います。
 なんて言っても、またグニグニしそうですが、あまり思い詰めないでやっていこうとおもいます・・・。
 久しぶりの更新がこれとは・・・ふにゃん・・・。



TVを見ていて・・・!

2009年01月08日 | 日々雑感


 今日も一日いいお天気で、洗濯物が乾いて嬉しいお日よりでした。
 
 タイトルですが、昨日、TVで「ベストハウス」(?)という番組を見ていてびっくりしました。
 冒険家の方の映像で、アラスカの海を小さな手漕ぎボートで渡っていた時の事でした。

 ボートの周囲には何も見えないのに、女の人が歌っているような声が聞こえて次の瞬間、ザトウクジラが海面に顔を出したのでした。

何頭ものザトウクジラが餌をとるのに餌を囲んでバブルで閉じ込めてから海中から一気に飲み込むシーンはTVの映像で見たことがあったのですが、まさか、ボートの横というか下というか、そんなところでそんなことが行われているとは・・・もうちょっとでその方のボートも危なかったというシーンでした。
 は~~、びっくりした。でも、無事でよかった・・・ほっつ。(無事だからこんな映像も残しておられるのですが・・・)

 よく、海のお話で『人魚の歌声』とかのお話を聞きますが、コレも一つの原因かななんて、想像しました。
 聞いていたら本当にソプラノの女の人が歌っている、そんな感じの声で、海の中で音を発しているのに海の上でも十分に遠くまで聞こえて、昔の船乗りさんたちが間違えても仕方がないと思いましたし、船も鯨も気がつかないでいて、鯨たちが一気に餌をとるために海面にあがったところに船が巻き込まれたら、とても危険な状態になるのはわかりました。
 鯨も海面にあがる前は気をつけてくれてるとは思いますが、出会い頭の事故は人間世界でもよくあることなので、そんなことが伝えられて、人魚や海の魔女の伝説になっているのかも・・・。
 なんて、想像を結びつけるにはぴったりの映像でした。

 自分を取り巻く自然の中には、体験できない未知のことがたくさんあるとはわかっていますが、TVを見ていてこんな不思議な光景を知ることができたとは、とても得した気分です。
 文明の利器のありがたさをかみしめたひとときでした。

 それにしても、機械仕掛けの乗り物のにはのらず、自分の足や馬など遙か昔の先人達が行った移動手段で世界を回ろうというこの計画を実行するこの男の方もすごかったです。

 冒険家の名は、 関 野 吉 晴 氏
 冒 険     人類の旅5万キロをたどる
 内 容
 南米大陸最南端パタゴニアを出発点として、アメリカ大陸を北上し、ベーリング海峡を横断し、ユーラシア大陸を横切り、人類誕生の地である東アフリカまで、5万キロ以上あるこの大遠征を逆ルートに、土地の先住民と接しながら、自らの脚力と腕力だけでたどる旅を続けている。1999年10月4日には、シベリアからモンゴルの首都ウランバートルに到達した。グレートジャーニーと称するこの壮大な冒険は、21世紀にかけて続行され、このあとヒマラヤを越えてインドを経由して西に進路をとり、アフリカへ渡ってゴールを目指す。

 今、ネットで調べましたらありました。
 本当に、すごいの一言しかありません。
 (ご家族はどれだけ心配だったか・・・。
 ヒトは、太古からこうやって自分たちの住んでいる世界を調べ、未知の世界へ挑んでいったのでしょう。
 せめて、自分の住むお山の辺りでも詳しくなりたいと思うhonyaでした。

       

七草粥を食べて・・・

2009年01月07日 | 日々雑感


 一月七日、松の内も今日で終わり、早朝に七草がゆを食べました。今回は、主人が先にフリーズドライの七草をお湯で戻し、おかゆを炊き始めてくれました。
 最近は、七草もフリーズドライとかおかゆセットとかがあって便利です。
 10年前くらいは、それでも生の七草セットがあって朝早く起きて炊いていたのですが、いやはや、便利になりました。

 本当に昔は、七草を採りに行くことから始めないといけないのに・・・なんともありがたいことだと思ったり。しかしながら、この正月の寒い時期に春の七草の「セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロ」が全部そろうのダロか?
 と、また、ふと考えたり。

    
 スズナ(蕪)・スズシロ(大根)は、たぶん、大丈夫・・・あるある。
 でも、芹・薺・御形・繁縷・仏の座は、すっごく探さないとないような気がする。honyaのお山は寒いので、日当たりのいい場所には繁縷とかはありそうな気がするが、芹と薺はわからない(ちゃんと生えてるのを見たことがないので)
 と、ありがたいフリーズドライを利用しつつ、またつらつらと考える。
 
 そういえば、祖母が、七草粥は『正月に贅沢したあと胃が疲れてるから食べるのだ』と教えてくれた。芹やスズナ・スズシロが入っているのでそれは納得。
 確かに、朝に食べると”ホッ”とします。おなかにもたれないというか、なんというか・・・梅粥よりもなんだか食べやすい。
 honyaの実家は、お粥と言えば茶粥が主流だったので(お祖母ちゃんの茶粥は本当に美味しかったのです)白いお粥は結婚して、こちらのお山にすんでから作るようになりました。小さいとき、風邪を引いてものが食べられなくても”白粥”は食べられず”茶粥”を食べていたhonyaです。
 七草粥は、大きくなってから食べるようになりました。
 昔は、小正月(15日)に小豆粥食べてたのは覚えてるんだけどにゃ・・・?
 いつから食べるようになったのかな?とか今は新暦だから旧暦で行くといつ頃食べてるのかな?
 などと、考えたり、若菜摘みとか薬狩りとかに行ったときに食べてたのかな?
 と、想像しては一口。

 何にせよ、昔からの習慣は、それなりの歴史と人の知恵があって行われているので、いろんな由来を知ってちゃんと子どもに伝えていけたらと思います。
 おせち料理の根菜の切り方も、義母に教えてもらったのですが、義母の母は、すべて「末広」に切っていたとの事。
 末広がりで縁起もいいし、味もよくしみて一石二鳥なのです。
 こんなところにも先人の知恵はちゃんとあって、「お家お家で、おせち料理一つにもやり方があるから、いろいろ勉強になるのよ」
 と穏やかに教えてくださる義母が、私はとても好きで一人の女性として、母として尊敬しています。(もちろん、自分の母も同じ)
 身近な先輩達が教えてくださる、日々の智恵をしっかり覚えていこうと、温かい七草粥をたべながら、ふと、思い浮かんでつらつらと考えたひとときでありました。

 

あっという間に、冬休み終わり

2009年01月06日 | 日々雑感


 新しい年が始まり、当然のごとく5日が過ぎてしまいました。
 主人は、明日から会社。子どももクラブ開始でいつもの生活が始まります。
 
 honyaの本音は「あと一週間休みがほしぃぃぃ~~~!」(切実)
 そのことを言うと、家族もウンウンとうなずいて同意してくれました。
 お正月は、楽しくていろんな事があってハッと我に返ると、お仕事始めが迫ってきて・・・ううう・・・切ない。
 でも、家族の中でhonyaの仕事始めは7日なのでみんなより一日遅いのです。
 「いいな~」とか言われつつも・・・でも、『主婦業には休みなかったよ』と心の中で密かに反駁。
 パパや子どもが、ゆっくりTVを見ていても洗濯したりお掃除したり、お料理したりそんでもってまた洗濯したりお掃除したり・・・日常はあんまり変わりません。
 それでも、お休みはなんだか嬉しい。
 そんでもって、お休みが終わるのがとっても・・・切ない。
 切ないながら、子どもはタイムリミットまでに冬の宿題を仕上げるのに必死になっています。(最初からエンジンかけてないからだよ)
 そんな子どもの様子を横目で見つつ、自分も冬休みにしようかと思っていたお仕事場のHPリニューアルの構想が全くできていないことに・・・お昼頃に気づいて、ちょっとへこみ気味。
 あと一日のお休みを満喫したいと思います。
 主人の母とこの正月言ってたことは、
「もう少したってJr達が好き勝手にお正月を過ごしてくれるのなら、いっそ旅行に出て温泉旅館なんぞで正月を迎えましょう!」
 二人でおせちを作りながら想像をたくましくしていたのですが、
「でもね~、お正月料金払うのなら家でおせちを食べてた方が安上がりかな~」
 レンコンとニンジンをむきながら我に返る主婦二人・・・。

 それでも、ほんのちょっと計画を前進することにしました。
 数年後の豪遊のため「お正月温泉貯金」なるものを家計をやりくりしてちょっとずつ貯めようということになりました。
 果たして、○年後の温泉豪遊計画は成就するのか?
 なんだか、ほんわか楽しいお正月のひとときでした。
 頑張るぞ~~~~っつ!

       

あけまして おめでとうございます

2009年01月03日 | 日々雑感


 あけましておめでとうございます。
 年末から寒くなってきたと思ったら、雪が降ってつもりました。
 
 「これで今年の冬も冬らしくなったワイ」
 などと、甘い考えをしていたら、とっても寒くなってきました。
 いやはや、人間は勝手なものです。

 今年も雪の舞い散るお正月を迎え、お互いの実家に挨拶に行き、
穏やかなお正月を迎えられたことを喜びました。
 新聞に、昨年の一文字は『変』とありましたが、今年の一文字は
これで行きたいと『輝』(かがやく)を掲げている商店街がありました。
 本当にそうですね。
 これからもいろんな事が起こってくるでしょうが、輝きに向かって前進できる年にしたいと、心から思いました。
 どうぞ、この一年が家族健康でがんばれますように。