前回のモーニングセミナーは、埼玉県倫理法人会副幹事長の小池博氏。「企業に倫理を」と言うテーマでお話を頂きました。二十一社二十二名でした。
氏は、昭和三十八年二月十八日に深谷市で生まれる。現在四十九歳。一つ年下の妻、四人の子供（息子二人・娘二人）に恵まれました。三代目で農業資材を販売しています。昨年五月に、とんとん市場を開業しました。
平成元年に結婚。十六年間、祖母、両親、子供四人、妻の九人で暮らしていましたが、父と妻が合わず別住まいになりました。両親は近くに住み、母親は車椅子生活です。私は、いつも父親の顔色を見ていた生活をしていたのでした。
私は会社にとっては社長、家に帰れば夫を演じていなければなりません。家に帰ると妻の顔色を気にしている人になっていました。
こいけや十周年の時は、テープカットをして祝った。社員も喜んでいた。会社は明るく朗らかで明朗でなければならない。家に帰ると妻の顔を見て機嫌を窺い合わせる事が多く、そんな事よりも朗らかに明朗になると良い。家のゴミを捨てる事が、会社でも社員がゴミを捨てている事が窺える。
会社に苦難が起きる事は、後には良くなる前の苦難だと思いながら対応しています。平成二十二年八月二十五日に会長になれと言われ、九月に会長になりました。最近、歴代会長宅に訪問した際、見たくない顔が現れたと言われてしまう。会長就任の時に、責める責められるがあったのでした。
元に繋がる原理原則がある。倫理指導を鳥越先生にして頂いた時に、仏教三理そこに入る時に一礼していますか。やってもやってもうまくいかない時にいたすことがこないからである。人と人、人と物、元理元則。
父親と喧嘩する。社員にも父はあたる。十年前の一年間は、自分も体の調子が悪くて大変な時期があり、農家の人が倫理を教えてもらい入会しました。
父親の顔を見ると背ける。倫理の指導で父親に挨拶をする。良いところを見るようにした。私と父親は、トイレが詰まった状態と同じです。息子の力で詰まったのが良くなった。期の変わる時に、父親から社長を降りる。自分が変われば父親が変わる。良くやったと言われる事が、心の奥にあったと思う。
次回に続く
