本庄市倫理法人会 RINRIN

本庄市倫理法人会のおしらせ

まんぼう通信518

2009-09-28 12:53:51 | 直前会長からのお知らせ
先週は、大分から板橋孝司氏をお迎えし「人生すべて当たりくじ」というテーマで18社25名の参加者でした。今週は本庄市副会長根岸英人氏をお迎えしてのセミナーです、参加して「幸せのための○○ヶ条」を学びましょう。

<丸山敏雄伝シリーズ第一章>  質素な生活は視野を広げる

お金は大切だ。貧乏であるよりも豊かである方がよい。だがそれがすべてではない。
この身一つで、いまここにしか存在できないのが人間である。
すべてが借り物であることを自覚すれば、質素である方が良くなる。
「足るを知るものは富む」と老子は説いた。倹約よりも浪費を奨励するようになったのは、ニ十世紀に入ってからのことである。しかしそんな時代も終わりつつある。大量消費の国・アメリカでさえも、最近、質素と倹約を呼び掛けるようになった。日本も、古人をモデルとして、これからの生活を見直した方がよい。敏雄の生活は、実に質素であった。それは農家に育った、者として両親の感化を受けたこともあるだろう。派手や贅沢を好まなかった点においてはそうかもしれないが、お金を使うべき時は、惜しみなく使った。物も金も使い切ることが、それを生かす道だと考えていた。いかなる時もごく自然に、明朗に、物を生かし、質素な生活を楽しんでいた。「あいじん愛人かん寛こう宏 しゅく粛こ己しゅんげん峻厳」敏雄が好んでいた言葉である。他人にはゆるやかに、自己には厳しく、という意味になる。他人への贈り物は最上級の品物を選び、目上の人などに対しての手紙も、最上質の和紙や封筒を使っていた。考えの根本は、自分の所有物は何一つないという視点に立っていたことである。衣食だけでなく、毛髪一本にしても天の恵みを受け、父母の身体を通じて借りた「預かりもの」であり、自ら作り出したものではない、という考え方だった。

まんぼう通信517

2009-09-17 18:21:10 | 直前会長からのお知らせ
本日は、大分から加藤公利氏をお迎えし「貧乏神でも喜んで迎えよ」というテーマで22社33名の参加者でした。次週24日は、古河市より板橋氏をお迎えしてのセミナーです、参加して人生の当たりくじを引き込みましょう。

<丸山敏雄伝シリーズ第一章> 労働でなく喜働でなければならぬ

やればできる。難しく考えたり、怠け半分でやると出来ない。
出来るようになれば、面白くなる。研究のつもりでやれば、ますますよくなっていく。
もっと面白くなる。愉快にやって収入もふえていく。
日本の景気が低迷している。根が深く、改善しようもないように見える。誰もが苦しい。だが、なぜか経営状態がよく、成長を続ける会社もある。いったいどんな秘密があるのだろうか。それは皆が一所懸命働いているのである。とりわけトップが率先してよく働いている。よく働く人には、次々に仕事が与えられる。仕事は命をかけるもの。これだけは、誰にも負けないぞという覚悟がなければならない。お客様に喜んで頂く良い製品を作る為に、研究に研究を重ね、工夫に工夫を凝らし、全精力を傾けてやる。それだけの価値があるものである。ヒット商品や名品は、周囲が「気が違ったのではないか」と思うほどに、寝食を忘れて没頭した結果、生まれる。そこまで行けば、仕事が自分の「趣味」のようになってくる。仕事をしているのか、それを自分の楽しみにしているのか、その境がなくなる。問題に出会うたびに、猛然とファイトが湧く。課題が解決するより、課題があることのほうが嬉しい。働きそのものが楽しい。「働きは最上の喜び」であり、人は本当に働いたときが幸福なのである。さあ、今日も元気に働こう、チャンスだ、チャンスだ、チャンスだ!

まんぼう通信516

2009-09-14 18:30:36 | 直前会長からのお知らせ
先週は、本庄市倫理法人会の方針説明会を行い14社24名の参加者でした。今週は、スパーバイザー加藤様の講和です、新年度を迎え、皆様の参加をお待ちしております。

<丸山敏雄伝シリーズ第一章 > 日記で自分を成長させる

日記は自らの記録である。反省ばかりではなく、よかったこと、褒められたことも記しておきたい。来し方を綴った自分史は、未来への指針になる。
丸山敏雄は、物事をやりとおすことの大切さを人に説いた。もちろん自らも実践した。専門である古代史はもとより、余技とした書道、短歌、謡曲、絵画など、いずれも始めた以上は終始一貫、徹底してやり続けた。日記も幼い頃から始め、人生を終えるその日まで続けたものの一つであった。
一定したことを一定の時にしっかりと行う。これは生活に節を入れる。緩んだ生活に締りをつけて、全生活を引き締める。活を入れる、生命を揺すぶり立てることになる、と敏雄は説いた。彼の生活そのものがまさにそうであった。日記をつけることは、生命のほとばしりであり、自らへの激励となった。憂鬱は失敗の元、明朗は成功の元である。欠点を出さないようにという「短所矯正主義」より、長所を朗らかにどんどん伸ばしてゆく「長所伸展主義」が人の器をより広げる。
書く事で、いよいよ自らの長所が鮮明になり自信が深まる。日記の大きな効用である、しかし、続けなくてはダメである。人生に活を入れ、美しい節目を作る
継続は力となる、皆様も始めてみましょう。

まんぼう通信515

2009-09-09 10:11:42 | 直前会長からのお知らせ
先週は、岡田愛子氏の「明朗愛和」と言うテーマで、MSセミナーを行い18社33名の参加者でした。今週は新年度を迎え倫理研究所・埼玉県倫理法人会・本庄市倫理法人会の方針説明を行います。
役員朝礼の仕方やモーニングセミナーの進行等変更がありますので多くの皆様に参加頂きご案内したいと思います。。

<丸山敏雄伝シリーズ第一章>「後始末」の習慣は世界を変える

終点は次の出発点である。後始末をしなければ、次の仕事が始められない。迷わず、今すぐにやる習慣をつけたい。
「立つ鳥跡を濁さず」と言われる。日本人の徳目として教えられてきた後始末に、敏雄は生涯を通して取り組んだ。一日の後始末、締めくくりとして、無くなる日の朝まで日記を書き続けた。後始末とは物事の終点であると同時に、出発点でもある。けじめをつけるために、速やかに行うのが望ましい。後始末を習慣化すると、様々な事が解ってくる。「小さい締めくくりを怠ると、大きな失敗につながる」ことにも気がつくようになる。最初は意識しなければ出来ないかもしれない。しかし「やろう」と決心して心がける。やり始めれば簡単である。公私を問わず、事の大小にかかわらず、身について行く事に気づくだろう。「事が終わった時、すぐやることです。それを逃すと、おっくうになり次第にやりにくくなります」
「この機を逃さず」という前向きな姿勢がどんどん小さな成功につながります。

まんぼう通信514

2009-09-01 11:08:11 | 直前会長からのお知らせ
先週は、齋藤隆己氏の「倫理経営のすすめ」と言うテーマで、MSセミナーを行い20社28名の参加者でした。今週は岡田愛子氏をお迎えしてのセミナーです。倫理の実践を通した明朗愛和のお話が聞けますので楽しみにご出席して下さい。朝は聞く勉強として最高です。

<丸山敏雄伝シリーズ第一章>  徹底的にみる
今までいた応接室にどんな絵がかかっていたか、言えるだろうか。自分の目はいったい何を見ていたのか。見方がまだ足りない。
丸山敏雄には二つの目があった。研ぎ澄まされた鋭い目、そして、目じり一杯にしわを寄せて微笑む目。物事の本質を見抜く眼力は、対象をじっと見ることから始まる。そのままに、感情をまじえず、あるがままに、謙虚に、平静に。これを正しくすることにより、次第に心の鏡が澄み、対象の感覚的観察を正しく、速やかに得て、対象の生命にふれる。とにかくよく見て、たびたび見ていると、はじめ変だったものが、次第に良くいなる。嫌だったものが好きになってくる。見るは知るの始まりである。知ることによって、敬が高まり、和が強まり、愛が深まる。
「目は見るもの」と敏雄は言う。ありのままに、まともに、そのままに見る。好き嫌いしたり、卑しく、ひがんだ見方は、相手を損ない、自分も損なう。目は飾りでも、ガラス玉でもない。人間として正しく見ること。それが大事である。