本庄市倫理法人会 RINRIN

本庄市倫理法人会のおしらせ

まんぼう通信541

2010-03-29 10:01:45 | 直前会長からのお知らせ
先週は、本庄市美容組合・組合長 巴庸子氏を迎えモーニングセミナーを開催し24社32名の皆様に参加頂きました。氏は美容師としてヨーロッパへ美容技術の研修その後数々の美容業界着付けコンクール等に参加、素晴らしい賞を数多く獲得し、現在は全日本美容講師会最高師範・日本着付学術界名人になっています。日本の伝統文化着物を着せる側のレベルを上げ、多くの人に喜んで頂きたい、和の心を大切に是からも新しいものを取り入れて、家族仲良く美容業界を盛り上げて行きたいお話しを頂きました。

丸山敏雄を徹底分析・経営戦略コンサルタント・矢矧誠一郎

あなたの人生を測る物差しがある。その物差しで人生の幅と深さを計ってみよう。人生の幅は、肩書き、職業、役割で計るとわかりやすい。丸山敏雄という人は真に幅の広い人生を送った。教師、校長、書家、歌人、研究者、宗教家、思想家、哲学者、啓蒙家、倫理運動提唱実践者。約60年の生涯に十の役割を果たした偉人である。あなたは、一生涯でいくつの役割を果たせるだろうか。人生の深さを計るには、内面に深く分け入り「何の為に生きているか」をつかむとよい。我欲だけに走り、他人を傷つけたりすれば、その人の人生は浅い。丸山敏雄の内面は誠心誠意であり、求道であり、救世であった。心の中に、人を愛し、気遣い、尽くそうとする部分が大きければ大きいほど、深い人生と言える。敏雄の人生をたどると、自分を燃やしつくして万人の為に尽くそうという気持ちが年々高まっていったことがわかる。そして人生シンフォ二-は、大音響の高まりのなかで終わった。あなたの人生は今、どのくらい深くなっているか。世の中には、絶望、あきらめ、憎しみ、怨み、ひがみ、閉じこもり、我欲、悲しみ、寂しさ、不安、不満、不幸、不信が溢れている。しかし日本は多くの面で恵まれている。四季の美しさ、長寿、平和な日々、経済大国、物の豊かさ、昔の人から見れば「天国」である。いま日本人の私たちにとって一番大切なのは、「日本人の心」である。丸山敏雄は、日本人としての心構え、心の持ち方を一生を掛けて追い求め、実践した人である。その意味で私たちの心の手本になる。どうすれば、より多くを丸山敏雄から学ぶことが出来るだろうか。最後にあなたへのアドバイスを書こう。

4つのポイント
①丸山敏雄の言葉をかみしめる
②共感した言葉を熱心に実行する
③実行の回数を増やし程度を高める
④効果を確かめさらに進む。

まんぼう通信540

2010-03-23 17:28:44 | 直前会長からのお知らせ
先週は、本庄市相談役茂木正氏を迎えモーニングセミナーを開催し29社37名の皆様に参加頂きました。氏は先月ネパールに行き、本庄RCで学校を作る為に金子氏と現地を訪問しました。その途中ブータンという国に訪れ「世界で一番幸せな国」と言われているが、日本の方が物質的には、数段恵まれているにも拘らず、年間3万人からの人が自殺してしまう。そんな日本の国を憂い、「何の為に」人は生きるのか、倫理に入って人として、自分の考え、生き方、感性の磨き方、有り方、行動を変えた時、仕事も変わり数字も上がってきたお話しを頂きました。今週は巴事務長の奥様にお話しを頂きます、仕事に対しての取組み「美容師としての私」をお話し頂けます。楽しみにご参加ください。

<丸山敏雄伝シリーズ> 第一章    拝む形の大切さ

「礼儀正しい」よりも「無礼」な方が良いのか?「けじめがある」よりも「だらしない」方が良いのか?決してそんな事はない。「形」を尊重しなければ、獣と変わるところはない。
拝む事が出来るのは、人間だけである。崇高な形式を軽んじていいのか。
早朝弟子の一人が丸山敏雄に挨拶しようとした。敏雄は、「まず、神様にお参りしてから・・・」と言い、神棚に向かって礼拝した。その後改めて「おはよう」と挨拶した。人はなぜ、神仏を崇め尊ぶのか。目に見えない相手に頭を下げ、手を合わせる。考えてみれば奇妙な行為と言える。
しかし、現実には、初詣、七五三、お彼岸等々、科学万能の現代にも、神仏に向かい合う事は多い。意味あるものとして、私たちの生活の支えであるのも事実である。目に見えない聖なるものを見つめる習慣を身に付け、感じる力を養い、それに頭を垂れる謙虚さは、人が人となり、真に豊かな生活を送る上で、ぜひとも必要だ。その為には、まず生活の中に礼拝の場を設けると良い。
そして日々親しむことである。目に見えないものを敬するにはコツがある。それは、「見立てる」こと。そのものがそこにあるかの如く振舞うことである。「形式」は神仏敬信を高めるに繋がる。

まんぼう通信539

2010-03-16 15:17:56 | 直前会長からのお知らせ
先週は、とうふ工房わたなべ渡邉一美氏を迎えモーニングセミナーを開催し32社42名の皆様に参加頂きました。中国から仏教と共に、豆腐が伝わって、豆腐の原料の大豆、菜種油、ごま油等が日本で生産されなくなってきて自給率0.03%の現状と、とても興味あるお話しを頂きました。今週は本庄市倫理法人会相談役の茂木正氏にお話しを頂けます。氏は倫理以外の他団体でも、世界の恵まれない人達への支援を精力的に実践しています。世界をまたにかけ?飛び回ってお役にたっている素晴らしいいお話しが聴けます。

<丸山敏雄伝シリーズ> 第一章    断固たる決心が道を開く
世の中には自分はどうするのかを決めない人が多い。行く先を決めないで、汽車に乗り込む。
どこに着くのか、わからない人生なのに、そんな事をしている。大丈夫だろうか。
「決心」とは決める事である。何を決めるのか。意志である。普段から、決める習慣を持っていないと、人生の重要な決心も出来なくなる。決められない理由は、大きく分けて三つある。
1.自分の考えがはっきりしない(曖昧性)
2.したい事の間に矛盾がある(矛盾性)
3.見通しを決めにくい(不確定性)
小さな事に決意を発揮できなくて、大きな決心出来るものではない。言葉遣いにも細かく指導した。昭和二十六年の夏、ある会合で、弟子の矢頭俊一が発言をして「・・・と思います」と結んだ。敏雄はすかさず「『・・・であります』となぜ言わんのかね」とたしなめた。言い切る事が出来ない、つまり、何かしらの含みを持たせ、後に逃げ道を用意しておくような弱い気持ちを嫌った。敏雄は、曖昧な表現を嫌がった。「するか、しないか、ハッキリせよ」と常に決断の重要性を説いた。日頃の心の用い方によって、いざという時の「決心」が出来るかどうか、が決まる。