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【運営実務者】第4回・実務訓練の必要性【会議室】

2008-02-13 00:52:56 | 運営実務者会議室
・運営実務者会議室(日本人に危機管理能力がないといわれる理由って?)

 まずご紹介したいサイトがございます。
北総Railclub夜話-01
http://www.ne.jp/asahi/hokuso2/hokuso2/html-yawa-01.html

こちらでは戦後間もない1948年に発生した近鉄花園ノーブレーキ事故について取り上げています。もう1つ、1972年の急行きたぐに北陸トンネル列車火災事故についても取り上げていますが、北陸TNの事故については本記事での関連性は低いと判断しますので今回は触れずにおきます。

wiki上での近鉄花園ノーブレーキ事故の概要はこちらにて。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BF%91%E9%89%84%E5%A5%88%E8%89%AF%E7%B7%9A%E5%88%97%E8%BB%8A%E6%9A%B4%E8%B5%B0%E8%BF%BD%E7%AA%81%E4%BA%8B%E6%95%85

 さて、さたんがここで注目したのは上記の北総夜話の筆者様の事故背景の考察部分です。確かに事故そのものは大惨事といわざるを得ません。が、ここで注目したのは北総夜話・筆者様の事故背景の考察部分です。

(北総夜話・筆者様の考察より引用)
●現代において仮に同じような事故が発生したら、たった5分の間に乗客や鉄道職員は同じような冷静な行動がとれるのだろうか?

 ひとつ思い当たることがある。1948年(昭和23年)といえば太平洋戦争が終わってまだ3年目、多くの人々がつい数年前までアメリカ軍のB29による空襲から命がけで逃げまわっていた時代である。おそらく人々は度重なる空襲とそれに備えた緊急避難訓練とによって、緊急事態に陥った時の身の処し方が知らず知らずのうちに身についていたのではなかろうか。時折、日本人は緊急時の対処に弱いなどという議論がなされるが、それは違う。日本人が、という民族特性の問題なのではなく、緊急事態対処いわゆるコンティンジェンシープランというのは普段からの訓練の問題だと思う。現代ではこういった訓練が決定的に欠如しているだけなのである。

(筆者様考察引用部分ここまで)

 当然、QMAの大会でこんな大惨事はおき得ません。しかしながら主催として安全に進行させるためには様々な状況を想定し、緊急時にも冷静に対処できるように準備を整えておく事は大事ではないでしょうか?だからこそ訓練や想定問答などが必要になってくるのではないでしょうか?と思う次第です。

 想定問答や訓練を重ねるだけでも主催としての経験値・技術は間違いなく向上するものと考えます。その結果、想定外のことを想定内の範囲に囲い込むために対応もすばやく、万一の事故発生時にも早急に回復手段をとることが出来るわけです。その結果、安全・安心感をアピールする事ができ、来場者の信頼を勝ち取る事につながると、私は考えます。

 QMA5の稼動が近づいていますので、実務訓練は少し先になりますが、折角ですので、次回以降は競技規定の組み方などの基礎部分に触れることにしましょう。

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5 コメント

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深夜にようこそ (おたクララ)
2008-02-13 07:56:40
いよいよ、はじまりましたね。

さて、ここで問題です。
Q:風俗営業法では、ゲームセンターの深夜営業は原則として禁じられているはずですが、実際には「クイズマジックアカデミー4」を深夜に稼働しているところが多数存在します。
http://www18.atwiki.jp/qma4wiki/
 これは違法行為……であるわけはなく、適法となるための条件があるのですが、それはいかなる条件なのか答えよ。

さたん様ならご存じかと思いますが……。
これをご覧の他のみなさまも、さあ、みんなで考えよう!(^^)
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風営法のワナ (なぎさたん@検測中)
2008-02-15 00:00:07
 そう24時間営業のところでQMAが設置できる理由…それは細かいところで言うとかなり大変なんですが、風営法適用対象外となる場合があるんですよね。

 
1:「射幸心をそそるおそれのある遊技に用いることができる」遊技設備(ピンボール機、一部のビデオゲーム機など)や、「賭博に用いられる可能性がある」遊技設備(メダルゲームやプライズマシン)を置かない場合
2:床面積に占める規制対象ゲームの投影面積を3倍した割合が5パーセント以下の場合
(上記wikiより抜粋)

 このようなところでは乗物遊具となるコックピット型のレーシングゲーム機やプリクラ機の設置比率が極端に高いはず。

 これが解答ではないですか。いかがでしょう?
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ご名答! (おたクララ)
2008-02-16 02:36:15
その通り!
Wikipediaの「ゲームセンター」にも、上記2つのパターンが載っていますね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC

<良くあるのは複合施設パターン>
ちなみに、QMA稼動店として良くありそうなのは、2の方、それも「複合施設の一つとしてゲームセンターを置くことで」条件をクリアするパターンですね。

たとえばボーリング場と一緒になっているところは、施設全体の床面積が大きいので、ゲームコーナーの面積が
>2:床面積に占める規制対象ゲームの投影面積を3倍した割合が5パーセント以下の場合
を満たしやすくなります。

関西方面では、たとえば関大前フタバボウルで、ゲームコーナーは朝5時まで営業。併設設備はボウリング情報の他に、ネットカフェ(マンガ喫茶)などがあります。
http://www.futababowl.jp/kandaimae/index.html

「風俗営業法 24時間営業 ゲームセンター」で検索すると、プロによる書き込みが見つかりますが、内容的にはだいたい同じです。
http://www.tamra-ar.com/blog/2007kume/2006/02/no017.html
(つづく)
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(つづく)エリアの一部閉鎖について (おたクララ)
2008-02-16 02:49:31
 余談になりますが、深夜営業店では午前0時(または午前1時)に一部エリアが閉鎖されることがよくあります。

 風営法上考えられるのは、まずメダルコーナーなど1に該当しそうな部分。これは面積に関係なく閉鎖する必要があるでしょう。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1211496172

 それ以外のゲームについても閉鎖エリアがあったりしますが、おそらく2の「投影面積を3倍した割合が5パーセント以下の場合」を満たすためでしょう。(稼動していないエリアは機械が設置されていてもカウントされないと思われます)

 例として、一応わたしのホームになっている「ジョイプラザあさひ」(最近いないことの方が多いですが(汗))。建物は3階建てですが、午前0時になると1Fは営業をやめます(入り口付近の「太鼓の達人」など一部の機械は稼動)。メダルコーナーは1Fにしかないので、まず1はクリア。
 3Fはカラオケなので、ゲームの規制とは直接関係ありません。(3F受付前にちょっとゲーム機が置かれていましたが←前に行ったときには)

 2Fは午前0時に奥のコーナーが閉鎖。残りの半分以上のコーナーは稼動が続くわけですが、パットゴルフやピッチングゲームなど規制に入らなそうなものが大きな面積をしめています。ゲーム機もゆったり設置されていて、テーブルが数ヵ所に設置。これは雰囲気作りもあるのでしょうが……。たぶん詰めて配置したら規定の割合を超えて、深夜営業ができなくなるんでしょうね。

P.S.
まあ、わたしも風営法については勉強中で、深夜営業の店にあちこち行った経験と照らし合わせて「なるほど、あれはこういうことだったのか」と思って書いているだけなので、もし間違っていたらさたん様でも通りすがりの方でも遠慮なくご指摘いただければ、と思います。
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補足 (おたクララ)
2008-02-16 03:03:30
>それ以外のゲームについても閉鎖エリアがあったりしますが、おそらく2の「投影面積を3倍した割合が5パーセント以下の場合」を満たすためでしょう。

 と書きましたが、面積計算上は足りていても、実務上メダルゲームのある一角をまとめて閉鎖する、というのはあることなのかも。

 まあ、自分はゲームセンターには客としてしか行ったことがないので、推測でしかないのですが……。

(そう言えば、ここを読んでいる可能性の高い人で、ゲーセンでバイトをしている人が<ボソっ>)
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