フィリップアリーナで行われた、NHLアトランタスラッシャーズとフロリダパンサーズの試合を見に行きました。
ちなみに、スラッシャーとは辞書によると、脱穀機あるいはツグミモドキという鳥という意味だそうで、チームのマスコットが脱穀機ではあまりにもカッコ悪いので、この場合ツグミモドキということになるのでしょう。
アイスホッケーの試合を見るのは初めてで、ルールは勿論、何人で試合するのか、どのくらい時間がかかるのかも知りませんでした。
試合は午後5時からの開始でしたが、その30分くらい前には会場に着きました。
隣接するCNNセンターには小さなリンク(氷は無い)が設けられていて、子供たちがミニホッケーゲームをしていました。
あたりはスラッシャーズの青いユニホームを着た人が多く集まっていました。
会場の中心には当然氷があるので、ひんやりとしています。
ソフトドリンクよりもコーヒーが欲しくなりました。
32ドルのシートだったので、エスカレーターで登っていく上の層でした。
それでも選手の動きはよく見ることができました。

選手が入場するときには、派手にライトアップされ、天井からつるされているマスコットから炎が出ます。
一人ひとりがライトに照らされて出てきます。

各チームは6人で、うち1人はゴールキーパーです。
1ピリオド20分で、3ピリオドの試合です。
パスやドリブルをしながらパックを運んで行きます。
リンクはフェンスに囲まれているし、選手は急には止まれないので、選手同士や選手らが絡まりながらフェンスによく激突していました。
スティックを折ってしまう選手もいました。
選手自体の動きも、それ以上にパックの動きがものすごく早いです。
攻守が目まぐるしく入れ替わりますが、なかなかシュートにはなりません。
シュートもそう簡単には決まらないまま、時間が経過します。
選手の交代は自由に行われるようで、試合を中断させることなく、自在に入れ替わっていました。
ときにはキーパーすらベンチに引っ込めて、全員攻撃をすることもありました。
ただ、結果として無人になったゴールに、吸い込まれるようにパックが入って行って点が入ったこともありました。
また、なんらかのペナルティで選手が2分間退場させられて、5人対6人となるパワープレーという状態がたびたび起きていましたが、それでも点は入りません。

メジャーリーグも、NFLにもチアリーダーがいましたが、NHLアトランタスラッシャーズにもそれらしい格好をした人たちはいました。
何人かはチアリーダーっぽいことをしていましたが、どうやら主な仕事はリンク整備のようでした。

各ピリオドの間にはショーのようなこともしていました。
「将来のスター選手」ということで子供たちがミニゲームをしていました。

また、三輪車レースもしていました。
試合はおおよそ2時間30分かかって、スラッシャーズが5対3で勝利しました。