Roswellに行ってきました。
本屋でAtlanta Walkという本を買っていたのですが、その中に散歩コースがRoswellにあったからです。
この本にはアトランタ市内をはじめ、アトランタ近郊の散歩コースがあって、ジョージア工科大学キャンパスも、そういったコースとして案内されていました。
この本は主に、古い建物をめぐる構成になっているので、Techタワーなど確かに古い建物があるこのキャンパスも、よいコースなのでしょう。
Roswellは、アトランタの北の方にあって、日本で買っていたグレーターアトランタの地図からも北にはみ出ているところ。
観光地というよりも、アトランタのベッドタウンなのかもしれない。
知り合いでも実際に住んでいる人もいる。
さて、RoswellにはMARTAでNorth Springsまで行って、そこからバス85系統で20分くらい。
それにしても、North Springsの駅には、なんにも無いです。
バスもいきなりGA400に入ってしまうので、というより他にアクセスのしようが無いみたいです。

Atlanta St.とMarietta St.の交差点のあたりに、Roswellスクエアという緑地があり、バスをここで降ります。
右手にはビジターセンターがありますが、中に入っていないです。

Roswellスクエアには、噴水のようなものと、創設者の記念碑があるくらい。

スクエアから少しだけアトランタ方向に戻ると、Roswell Millという看板が見えたので、看板の矢印の方に向かいます。
すると、今は事務所か何かになっている建物が見えます。
裏に回ってみると、川があって、屋根付きの橋がかかっています。

ここはChattahoochee river National Recreation AreaのVickery Creek Unitの、Roswellダウンタウン側の入口となっているところです。
下に流れている川が、Vickey Creek。

この橋から上流側に少しいくと(両岸とも歩ける)、Roswell Mill関連施設であるダムの跡地が見えます。
公園内は川沿いというよりも、尾根のあたりを歩く感じ。
しばらく歩くと、OXBO Rd.に行ける橋があらわれ、またRoswellに戻れます。
Atlanta St.を北上すると、右手に市役所や図書館、美術館の集まった地域に来ます。
市役所の前には、ベトナム戦争関連のモニュメントがありました。

こうした施設の中に、Archibald Smith Plantationの建物があります。
母屋のほかに、井戸や、キッチンや、ちょっとした綿花畑、庭があります。
有料のツアーもあるようですが、営業時間ではありませんでした。

道はいつのかにかAlpharetta St.と名前を変えていますが、気にせず北上。
消防署のところでGreen St.にそれます。
この道沿いには、なんとなくおしゃれそうなティールームやヨガスタジオがあるようです。
Woodstock Rd.にあたると、わずかに西に向かい、Canton Rd.を今度は南下します。
この道沿いには古い民家が点在していて、特に興味深い建物には案内板がぶら下がっています。
写真は1830年建築のThe Fowler House。
他の建物も19世紀のものが多かったです。
これらは今は民家ではなくて、アートギャラリーやイベント会場になっているようです。

Canton Rd.沿いの家々は、どれも民家ではなくてギャラリーやアンティークショップになっているようですが、Roswellスクエアのあたりにはさらにレストランもありました。

このあたりにはさらに教会も多くありました。写真はRoswell Presbyterian Churchです。
こんな感じで歩くと、街を一周していました。
建物は遠巻きに眺めただけでしたから、ざっと2時間で歩いて回ってことになります。
それにしても、他には歩いている人をまったく見かけませんでした。