goo blog サービス終了のお知らせ 

あとらんた滞在記

アトランタに期間限定でご遊学しにきている日々
世に星の数ほどある、単なる滞在記である

散髪

2009-02-20 10:41:45 | 日常生活

いい加減に髪が伸びすぎなので、切りに行ってきた。
学生会館にある美容院だ。
もともとファッションに無頓着なので、日本ですら髪を切る時には「いつもどおり」とか「とりあえず短く」というだけであとはお任せにしていた。
長く通っていると、なんとなく阿吽の呼吸で、どうにかなっていたのだ。
アメリカでも髪は伸びていくので、切りに行かないといけない。
アメリカで、英語で、知らない店で、阿吽の呼吸など成立するわけがない。
それでも、毎度注文するときはおでこのこのあたリまで切ってあとは合わせて、みたいな事を言っているのだが、結果としてはどうにかなっている。

今日の夕食はきんぴらごぼう。
ごぼうを皮をむき、適当な大きさに切って水にさらす。
ニンジンも一緒にさらしておく。
油をしいてごぼうとにんじんを炒める。
しんなりしてきたら、適度の大きさに切っておいた鶏肉も炒める。
肉に火が通ったら、大さじ1の酒、醤油、みりんを入れて炒める。
なかなか使い切らない豆板醤もちょっぴり入れてみる。
まあ許容範囲だろう。

バレンタインデー

2009-02-14 10:48:24 | 日常生活
バレンタインデーということで、このところテレビではそれに関した内容が多い。
The Officeもそうだったし、'70sshowもそうだった。
アクセサリーやプレゼントのCMもよく見た。
研究室の大学院生Aのところには、昼間にその彼女が来て、プレゼントを渡していった。
チョコレート詰め合わせだった。
でっかいハートマークのメッセージカードが添えられている。
おすそ分けしてもらいました。

自分のところには、なんにもありません。

これまでのところもスイートな思い出は、、

いろこい沙汰にはうといワタクシですが、こういう情景やムードにさらされると、gooブログにアクセスするたびに表示されている、ギネス公認のなんとかサイト(編集画面の左下にもリンクがある)に、ついつい入りたくなってしまう今日この頃。

上へ上へ

2009-02-11 14:12:43 | 日常生活
学科主催のセミナーが開催されている。
学科に関連する他の大学の先生の講演で、当然のように自前の研究室を運営している人が来る。
これこれこういうビッグプロジェクトに絡む仕事で、こういう雑誌に掲載した仕事で、どれだけ世に評価されていて、という話をされることが多い。
セミナーという場だけれども、その場に居合わせる他の著名な先生や何かの財布を握っているような人にも顔を売ることになる、というかむしろそういう場なのだろう。
つまり、試されていると。
だから、聴衆の学生や、自分と同じような立場、あるいは本籍もこちらに置いているが立場的には同じような人は、実は視野にも入っていない、のかもしれない。

一方で、生き残ることが大変だとは、すでに独り立ちしている先生の話にある。
すでに独り立ちして自前の研究室を運営している人でも、財布のひもを握る先達に泊まりがけでも運転資金を得るための秘策を習いに行く、そうです。
そうでもしないと、まずは顔を売ることもできないし、より評価の良い将来像が描け、その覚えめでたくなることもないという。

たとえるなら、森の中で植物が生き残るために、上へ上へ、少しでも日の光を得ようと背を伸ばし葉を広げている、ようなものなのか?
森には大きな枝ぶりの巨木が多く立ち並んでいる。
それでも毎年毎年木の上からは大量のタネが落ちてくる。
他の森からも大量にタネやら花粉やらが吹いてくる。
芽を出す場所取りが大変だ。
芽を出すのでもとんでもなく大変なのに、巨木の周りで生き残るのは、それなりに幹が太くなりつつあっても大変そう。
上へ上へ伸びると同時に、枝を広げていく。
さもないと、枯れてしまう。

そのはるか下にある朝顔の芽以下の場合、苦労は想像を絶する。
それでもうまくいけば、日本では朝顔くらいの細さで背丈のはずが、気がつけばサクラの大木になっているのだろう。
こういう植生に世界の多くの人が好き好んで芽を出そうとするのだから、この国の科学が落ちぶれることはないのだろう。

成長中の木々も、すでに高みで青々としている巨木も、もう土の中のタネのことなど眼中にない。
畏敬の念とともに、自分には別世界でますますどんどん遠く感じられる今日この頃。

技術工作

2009-02-09 08:13:05 | 勉強
今日は朝からよい天気。
20℃は越しているんじゃないの?
お出かけ日和の日曜日。
そんな日ですが、昼から研究室に赴いております。

昼から取り組んでいたのは、「旋盤」という工作機械での作業。
ものづくり日本にはなくてはならない、機械、そしてその運用技術。

残念なことに、自己流。
表面なんぞ、ぐっちゃぐちゃ。

その昔は、まさに職人さんがおられて、その方に頼んでおりました。
そうするとまさに「芸術品」が納期0日くらいでできてしまうのでした。
本来そうした技術を身につけるまではかなりの修行が必要。
観て盗んで少しでも身につければよかったのに、さぼってしまった。
今になって一人で作業すると、その難しさは並大抵ではありません。
後悔しています...

今のところ一番寒い日

2009-02-05 19:33:23 | 日常生活

アトランタはアメリカ国内では南部にあって、ホットランタというくらいだから、比較的寒くない地域ということだそうな。
しかし、寒気が入っていて、さらに風まで吹いてくると、相当寒くなる。
この日は、風まで入れた体感温度がシングルデジット、つまり華氏温度ひとケタ台、ということは-17℃にもなっております。
アメリカでも一応節分的な行事もあったようだし、昼間の時間が長くなり始めているのだけれども、まだまだ春には遠そうです。

そんなこの日のメニューは肉じゃが。
肉は鶏肉。
周囲のスープを入れ替えるとカレーにもなります。
醤油やらだしやらを入れるかカレーのルーを入れるかの違い(自分の場合)なんですが、こんなんでいいのですかね?

未知との遭遇

2009-01-28 23:47:35 | 日常生活
↑、いうほど大層な話ではないんだが。
研究グループでは毎週ミーティングをしております。
教授を含めて「朝食」なるものを当番制で持ち寄っております。
だいたいは、ベーグルですな。
あと、オレンジジュースなど。

せっかく異国人がいるのだから、かの地のものを紹介しようと、そういうものを持っていくわけです。
それでも、ちょっと日本風(あんこが入っているとか)の味付け程度にして、本質的にはおんなじようなものを持って行きました。
今日は、Publixで買ったのと、日本のお店で買った、5倍は高いもの持って行きました。
飲み物として、Publixオレンジジュースと、自家製麦茶を持って行きました。

Publix製品の圧勝でしたね。
「日本」のものにはほとんど手が出ない。
少し食べても、捨てちゃうの。
たぶんこうなるだろうと思ったから、本当はもっともっと日本っぽい物を持っていこうかとも思っていたけど、やめました。
前に海苔せんべいを食べさせた時も、海苔が「魚臭い!」っていうし。

Marietta

2009-01-26 03:35:15 | 日常生活
アトランタの北西にある、マリエッタ市に行ってみました。
Atlanta Walksという本に紹介されているコースのうち、市内中心部4マイル分を歩いてみたわけです。
常識的には車で行くのでしょうが、またバスで向かいます。
Art center駅からのCCT10系統で約45分、マリエッタバスセンターに到着。
失敗だったのは、市内とバスセンターが案外離れていたこと。
いつも持ち歩いている地図(RAND McNALLYのGreater Atlanta、東京駅にある三省堂で買った)でも、ぎりぎり端っこにバスセンターがあるだけで、本体部分は載っていない。
それで、あてもなく歩いて行ってみたのだが、30分くらいかかってしまった。
あやしいアジア人が歩いているというのは、実に不用心だった。


中心にはスクエアっている、何やら公園があります。
ガイド本の写真は噴水からよどみなく水があふれていますが、来てみるとただの置物になっていました。
水不足だから?
Roswellもそうでしたが、マリエッタも町としては小ぢんまりとしている様子。
スクエアの東側がカブ郡の役所など公共施設の集合体ですが、ビルと言ったら見渡す限りこれくらい。
少し北の方に行けば、大きな病院もあるので、必ずしもビルがほかにないわけではない。

スクエア周辺には商店がありますが、どれも個人商店っといった感じ。
アンティークな感じの店でした。
あるいは、役所の近くだからか、弁護士事務所だの、銀行がありました。


スクエアの脇、線路沿いにビジターセンターがあります。
無料、トイレあり。
ここで案内の地図をもらいました。
あんまり市内で見るところはなさそう。
一応トロリーツアーもやっているみたい。

観光地っぽいのは、この風と共に去りぬ博物館、その隣の歴史博物館くらい。

マリエッタというのは、鉄道時代には駅があったようです。
スクエアのあるこの中心地も、もともとは駅前だったので栄えたのでしょう。
博物館やビジターセンターもその跡地利用といった感じ。
今は旅客列車が走ることは、少なくとも止まることはないのでしょうが、貨物列車なら案外頻繁に走っていました。

市内を歩いてみました。
スクエアのあたりから離れてしまえば、基本的には閑静な住宅地。
通りの両側に民家が、アメリカらしい間隔で並んでいます。
19世紀後半に建てられたという古い家屋を健在で、今も誰かが住んでいたりするようです。

こんなの

こういうのも。
昔の医院は今は銀行になっていました。

看板や案内本で立てられた時期を示されなければ、どれもこれも同じような感じの家屋。
どれが古いのか新しいのか、よく見ないとわからないです。
日本の家と違って、家のデザインとか、建築部材とかが時代を経ても変わらないってことなんでしょうかね。
それにしても、今日もまた、歩いて回る人を見かけなかったです。

キーウェスト旅行記2

2009-01-23 17:18:38 | 日常生活

日の出の後、朝食をとれる場所を探して歩き回る。
高校のあたりに行っても何も見つからず、そのままビーチに向かう。
ビーチにはまだ誰もいない。
重機で砂をならしている。
風はあるが波は静か。海は、それほど温かいわけでもない。
ビーチに沿った道路を歩いて行く。
ジョギングをしている人、犬の散歩をしている人を見る。
空港の前を通り、またホテルまで戻る。
結局朝食は取らないまま、ホテルをチェックアウトする。
ホテルの隣のビジターセンターで土産物、15.04ドル。

しばらく道沿いを歩いたのち、バスに乗って中心部へ。2ドル。

まずはモストサウスポイントへ。
海沿いの道路の脇に、記念碑があるだけ。
すでに行列ができている。記念撮影をする人たちだ。
列の後ろの人にカメラを渡して、写真を撮ってもらっている。

その後、ヘミングウェイの家に行く。12ドル。
2階建ての、プールのある家。

ヘミングウェイが使っていたというタイプライターが残っている。
家具や絵画も当時のものが残っていたり、ヘミングウェイの若いころの写真などが展示されている。
6本指の猫が多くいた。
ガイドツアーには日本語訳のチラシを見ながら参加した。
プールはキーウエスト初のもので、海軍が敷設した本土からの水道があるので、大きなプールでも大丈夫なようだ。

次いで、ハイウェイUS1の0マイルポスト。
ここも記念撮影のポイントだ。
ここから遠くカナダ国境まで道が続いている。

Duval通りの方が繁華街のようで、ブディックやらギャラリーやらバーが並ぶ。

リトルホワイトハウスを通り、マロニースクエア。
観光客が多くいる。
さらに歩いてみて、昼食をとる。35ドル。
シーフードを食べ、本場のキーラムパイを堪能。

その後、沈没船博物館、12ドル。
沈没船から引き揚げたという、金や銀製品、銀の延べ棒、コイン、食器が並べられている。
通りをゆっくり歩いて、バス停へ。
ここからバスに乗って、空港に向かう。2ドル。
ビーチはさすがに人が出ている。
海には入っていなさそうだが、日光浴をしていたり、マリンスポーツをしている。
空港の出発側も、また小さい。
カウンターと小さな土産物があるくらい。
出発ロビーも小さいので、出発前1時間でないとセキュリティにいけない。
出発ロビーのセキュリティの先にトイレがないくらい。
再びデルタの飛行機で、アトランタに戻る。

キーウェスト旅行記1

2009-01-23 15:02:35 | 日常生活
キーウエスト旅行1日目。

朝9時30分のDeltaの直行便にのるため、朝の7時30分には家を出る。
前日のうちにインターネットでチェックイン、ボーディングチケットを印刷してある。

軽く朝食を取ってから家を出る。
8時には空港に到着する。MARTA1.5ドル。

乗る飛行機はとても小さく、一度地上に降りてから歩いて搭乗する。70人乗りくらい。
出発までに時間がかかったが、飛行自体は何ら問題なく進んだ。
おおむね地上を飛んでいて、キーウエストまで10分くらいのところでようやく海が見える。


キーウエスト空港に到着したのは11時40分くらい。
キーウエスト空港もまた小さい空港だった。
歩いてターミナルに行くと、すぐに出口。
レンタカーのカウンターやトイレがあるくらいで、レストランも何もなかった。

11時50分のバスに乗るため焦っていたが、バス停もすぐに見つかり安心。
空港から少し歩くと、ビーチが見える。
青く、きれいな海。

バスは時間通りにやってきた。あまり乗客はいない。2ドル。
延々とバスに乗り続ける。市内の中心部を通る。
市内の道は細いので、のろのろ進んでいるが、時間通りだ。
Searsタウンというショッピングセンターには12時30分くらいに到着した。
店内のトイレを借り、12時54分のロウアーキーズシャトルを待つ。


バスの到着は大幅に遅れ、30分遅れで出発。3ドル。
買い物帰りの人もいるし、観光地図を持ったお客もいる。
バス自体は市バスと全く同じ。
バスはすぐにオーバーシーハイウェイを走る。
速度制限が時速90 kmくらいで、片側1車線のこともあるから、案外バスも早く進む。
途中から乗ってくる客もいるし、降りる客もいる。


島々を渡りながらバスは進む。実にきれいな海を見ながら進む。

13時30分、バスは7マイルブリッジを渡る。
海の中を渡っていくおよそ7マイルの橋。昔の鉄道橋が脇にみえ、人が歩いているが見える。
7マイルブリッジを渡り、マラソン島で最初のバス停で降りる。



キーウエストに戻る時に乗るバス停を確かめてから、7マイルブリッジに向かって歩いて行く。途中の水際に降りてみる。岩かと思ったら、確かにサンゴのようだ。
風が強く、冷たい。長袖が必要だ。ハイウェイの脇に駐車場があり、そこから歩道の方を歩いていける。
釣りをしている人もいる。


橋の上は風が強い。
海は青く、美しい。
橋は果てしなく続いているように見える。途中まで歩いて引き返す。
いろいろ記念撮影をした後、バス停に戻り、バスを待つ。

またもや30分遅れ、4時30分ごろバスに乗る。3ドル。今度は客が多い。
通勤にこのバスを使っているという女性と、バスを待つ間会話する。

バスをホテル前のバス停で降りる。

ホテルにはすぐチェックイン。ホテルのあるのは、オーバーシーハイウェイ沿いで、島に入ってすぐのあたり。
周りにホテルが多いが、ファーストフード店くらいでレストランは見かけない。
ホテルはホリデーインで、4階の部屋。
広くていいのだが、部屋が道沿いにあるので、うるさかった。
ホテルのロビーで翌日の飛行機のチェックインを済ましておく。


レストランを探して周囲を歩いて回るが、暗くなってしまう。
結局はホテルにあるレストランで食事をする。26ドル。
警報器の誤作動があり、レストラン自身もファミレスみたいなところで、残念。

ホテルで休んで終わり。

募金箱

2009-01-23 06:43:44 | 日常生活

パーキングメーターに見えますか?
でもこれは、最近ピーチツリー通りに設置されたホームレス支援募金ボックス。
機会があるごとに、ターナーフィールドで炊き出しをしていたり、ボランティアによる支援はよく行われているようです。